ひとり山歩き648 : 奥白根山に行くつもりで家を出ましたが、戦場ヶ原より先は雪が舞い白根山方面は全く見えないために、代わりに社山に登ってきました。積雪はないが強い風と霜解けに悩まされまれるも晴天のもと展望を楽しむことができました。
師走の社山(1826)
2016年12月8日(木) 晴れ
1 行程
@コースタイム : 自宅(4:05) = 三本松(6:10/6:25) − スカイラインゲート前駐車場(6:45/7:05) − 阿世潟(7:55/8:00) − 阿世潟峠(8:25/8:30) − 社山雨量観測所(9:00/9:05) − 社山山頂(10:20/10:50) − 社山雨量観測所(11:45) − 阿世潟峠(12:10) − 阿世潟(12:35) − スカイラインゲート前駐車場(13:40/13:50) = 自宅(15:50)
Aルートマップ

2 自宅 − 奥日光
 冬装備のチェックということで、昨年の12月7日(ひとり山歩き615)に途中退却となった太郎山を考えた。ヤマレコの12月3日の記録によると、積雪は昨年よりかなり少なそう。リベンジのチャンスとばかり、昨年の使用した地形図のコピーを探した見つからなかった。新規に地形図のコピー(1.5倍に拡大し、適当な間隔で等高線に数値を記入しておく・・・老眼が進み現場で地形図から標高を読み取るのが難しく、高度計を見ただけで大体の位置を知ることができる)を作り直すのが面倒で、奥白根山に振り替えることにした。天気予報によると、未明に積雪があるのが少し心配。夜が明けると晴天になるとのことで、実行することにした。
 12月3日〜4日のヤマレコ記録では菅沼登山口駐車場の積雪は問題ないことを把握するも、08年12月16日(ひとり山歩き341)に菅沼登山口駐車場でスタック(通りがかりのSUV車に牽引してもらい窮地を脱出)したことがあるので、スコップを積んで家を出る。いろは坂には雪の痕跡もなく星空が見えてルンルン気分で車を走らせる。龍頭の滝を過ぎると道路は白く(ミリ単位の雪)なり、赤沼茶屋を過ぎると小雪が舞い始めた。白根山方面は雲の中でまったく見えない。他方太郎山や男体山上空は青空。三本松の駐車場で、短時間の様子見。まだ、しばらくは回復はないと思い残念ながら、予備として準備してきた社山に登ることにした。太郎山にすればよかった、と思っても後の祭り。地形図なしに登る勇気というか無謀さは持ち合わせない。歌ケ浜で赤やけの男体山の写真を撮った際も、白根山方面は雲の中。先着車なしのスカイラインゲート前駐車場に到着。車載温度計零度
 ピッケルとアイゼンは車に残し、雪山の服装で出発(積雪があると足元に気を取られ重さをあまり感じなかったが、積雪がないと服の重さを感じる) 手袋はインナー二枚重ね(最大の失敗、風が強く指先が痛かった)
3 社山(往路) 雪は皆無 風強し 白根山は姿を現さなかった
 今回は紀行文は省略  参考記録 09年12月8日(ひとり山歩き383) 10年12月6日(ひとり山歩き423) 11年12月21日(ひとり山歩き461)


左: 赤く染まる男体山(歌ケ浜から) 右: ひっそりとしたイタリア大使館別荘記念公園


左: 白根山は雪雲の中(砥沢から) 右: 社山はご機嫌(狸窪から)


左: 風がなければ逆さ男体山が見えるのだが(阿世潟の手前から) 右: 阿世潟 (ここまで凍結なしで歩き易かったが、吹き付ける風は冷たかった)

阿世潟峠への登山道


阿世潟峠

左: 足尾方面(中央に備前楯山) (標高1450から) 右: 富士山がよく見えるのに・・・白根山は?


左: 社山雨量観測所 右: やはり白根山は雪雲の中・・・無理して行かなくてよかった!

標高点1567ピークから 左: 男体山と中禅寺湖 右: 半月山


左: 雨量観測所から先は霜が目に付く (雪は皆無) 右: 太郎山へ行けばよかったのに・・・今さら言ってもだけど 男体山の薙ぎの白さが薄いようだ


左: 標高1720で足尾側が開ける 右: くどいが白根山はまだご機嫌ななめ(9:59時点)


左: この霜が曲者(下山時には融けて、スリップで悩まされる) 右: 山頂も間近

左: 社山山頂 右: 山頂から男体山


山頂から 左: 足尾方面 手前は社山南尾根 右: 足尾の山々 (中央が中倉山)


左: 山頂西側の展望地 右: 白根山へ行っていたら、途中退却だったろうね (10:30)


展望地から 左: 大好きな浮き筑波 右: 足尾の山々(袈裟丸山 鋸山 皇海山も見えている)
4 復路 強いヘッドウィンドで大日尾根は断念 下山は霜が融けてスリップし歩き辛かった 
 

標高1750から(11:01) やっと白根山方面が見えだした (右はアップで)


左: 狸窪でやっと白根山が見えた(13:3) 右: 社山と大日尾根(向かい風が強いのであきらめた)


左: 砥沢まで戻るとくっきりと白根山が見えた(13:24) 右: 帰路で歌ケ浜から男体山
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