ひとり山歩き719 : 佐野梅林公園から諏訪岳に登り、山頂直下の屏風岩に立ち寄り、松風の道で唐沢山まで歩いてきました。公園の開花状況は紅梅は見ごろを過ぎましたが白梅は見頃でした。
佐野梅林公園から諏訪岳〜唐沢山
                                                                                                2019年3月9日(土) 晴れ
1 行程
@コースタイム : 自宅(6:00) = 佐野梅林公園(7:05/7:20) − 林道横断(7:40) − 松の道出合・高鳥屋山口(7:50) − 高鳥屋山(8:05/8:10) − 見晴休憩所(8:25) − 貝吹鳥屋(8:45/8:50) − 京路戸山(9:15/9:20) − 京路戸峠(9:35) − 諏訪岳(10:05/10:20) − 屏風岩(10:40/10:50) − 諏訪岳(11:20) − 京路戸峠(11:10) − 高鳥屋山口(12:25) − 唐沢山神社(12:50/13:05) − 露垂根神社分岐(13:15) − 佐野梅林公園(13:40/14:00) = 自宅(14:50)
Aルートマップ

2 自宅 − 佐野梅林公園
 本日は好天が予想されるので、雪山へ行きたかったが、まだ体力不足で我慢。近場で候補を絞り、佐野梅林公園でから諏訪岳に登り、その直下の屏風岩(18年4月10日ひとり山歩き692で知った)訪ねてみることにする。もし脚力に余裕があれば、佐野・栃木市堺尾根を歩いて、18年2月22日(ひとり山歩き688)で見逃してしまった三角点163.8の下方で御料局三角点を確認する。
 7時過ぎに佐野梅林公園駐車場に着いた時には先着車1台で既に出かけたようだ。車載温度計0度
3 梅林公園から諏訪岳(屏風岩含む)
 今日の第一目的は諏訪岳山腹の屏風岩を訪れることで、観梅を兼ねて最短コースで諏訪岳行くべく梅林公園北端から北北西へと谷筋を緩やかに登ってゆく林道(地形図実線)をたどり梅林の右手(東側)からの林道交点から破線道へと進み、松風の道(関東ふれあいの道)の高鳥屋山口直登することにする。
 梅林の中をたどって北端へと進むが、途中の梅花は山行後に楽しむことにする。

スタートします 駐車場(南端)から梅林を北上


観梅は山行を終えてからと、梅花を横目に梅林を進む


梅林の北端で林道を左へ (右手の林道経由よりも距離的に近いので)
 梅林北端から左手の林道へと進む。現在は廃林道のようで轍の跡は見えない。途中までは有害鳥獣捕獲区間で罠が仕掛けてあると思われるので、道筋を外さないように進む。道筋が荒れだすとすぐ先で、梅林右手からの現役の林道(名称不詳・・・唐沢山林道??)を横断する。

地形図では実線だが、今は廃道のようで車が走った形跡なし


梅林からここまでは有害鳥獣捕獲区間 (罠が仕掛けてあると思われるので、道を外さないこと)


道筋が荒れ始める(標高150あたり)


標高160で現役の林道に突き当たり、正面の破線道へ進む (梅林の北端から右へ出ればこの林道歩き、距離は長い)
 破線道は明瞭で特に障害物はない。比高で約70mを10分ほど登ると、松風の道出合・高鳥屋山口にたっした。

地形図の破線道・・・踏跡は明瞭、以前は登山コースだった?


破線道歩き10分ほどで「松風の道(関東ふれあいの道)」に出合う。左手の踏跡を進むと高鳥屋山へ
 明瞭な踏跡をたどって高鳥屋山(三角点290.4栃本)に登る。展望はあまりよくないが、西側が開けていて浅間山(浅間隠山かも)らしき山も見えた。

高鳥屋山への踏跡(手入れはされている)


高鳥屋山(290.4)山頂(栃本三角点峰)


西側が開けていて 浅間山(浅間隠山かも)と思しき山(中央やや右奥)がみえた
 高鳥屋山から下って、ほんのわずか松風の道を進むと見晴休憩所口に達する。往路はピークはすべて寄ってみることにする。休憩所直下には丸太階段も設置してあり、よく整備されている。見晴休憩所は名称に反して見晴なし。アンテナ塔あり。
 見晴休憩所から下ると林道を横断して山道へと進む。貝吹鳥屋(292)へも寄ってみる。山頂は樹林の中で展望はよくない。山頂には石祠があったことを後刻で思い出したが、今回は確認できなかった。

見晴休憩所直下


見晴のない見晴休憩所 アンテナ塔あり


見晴休憩所から下ると林道横断 中央の山道へ進む (標高260)


貝吹鳥屋(292)の山頂 (石祠を確認するのを忘れてしまった)
 貝吹鳥屋から下って松風の道を進む。道標「京路戸峠0.3km」を見て、左手の尾根筋をたどり京路戸山(標高240級)へ登る。山頂には登拝方法を記した小看板が設置してあり、その上部の樹間にロープが張ってある。儀式のときに何かをかけるものか。ロープ越しに白根山〜男体山が展望。看板によると大日如来、豊受大神と猿田彦大神にたいして懺悔する場所???
 京路戸山から下るとすぐに京路戸峠に到着。ベンチ更新中との標示あり、現存のベンチとテーブルで何か不都合あるの?

道標「京路戸峠0.3km」で左手の踏跡へ(標高220)


京路戸山 看板には参拝方法記載の小看板 大日如来、豊受大神と猿田彦大神に懺悔??


山頂からは白根山と男体山が見える・・・雪山へ行きたいなア・・・懺悔でなく願望してみた?


京路戸峠(標高200)
 京路戸峠からも松風の道が続く。時々左手に田沼市街地や白根山や男体山がうかがえる。標高230で村檜神社分岐で松風の道とはお別れ。標高260で左手((西側)開けて好展望となる。白根山〜男体山〜女峰山のほかに浅間山(浅間隠山かも)、赤城山も姿を見せてくれた。何度も訪れている諏訪岳山頂に達して、エネルギーを補給していると北稜から単独行行者、続いて京路戸峠方面からも単独校行者。

諏訪岳への道も歩きやすい(標高210付近の様子9


標高270で西側が開けて好展望 白根山〜男体山〜女峰山 (浅間山(浅間隠山かも)と赤城山も見えた)


諏訪岳山頂


田沼市街地と中央奥に浅間山(浅間隠山かも)(諏訪岳山頂から)
 エネルギーを補給したので、今日のお目当ての屏風岩に向かう。村檜神社方面へ1分ほど進むと「藤坂RG」の標識を見る。ここを通るたびに気になっていた。落ち葉が堆積した尾根筋をスリップに注意しながら下ってゆく。落ち葉が堆積し踏跡はあるような無いような。途中で藤坂RGの小標識を見る。標識は折り畳んであり、左手は田沼○○とあるも読み取れず。18年4月10日(ひとり山歩き692)で佐野市中運動公園から諏訪岳に登った時にその北稜で見かけた標識地点につながるものと推測。落ち葉のなくなった尾根筋をさらに下ってゆくと行き止まり。ここが屏風岩の上と思われる。

諏訪岳山頂から村檜神社方面へ1分ほど進むと、藤坂RG分岐


落ち葉が堆積して滑りやすい尾根筋を急下降(踏跡はあるような無いような)


途中で小標識 ここは直進 左は諏訪岳北稜で見かけた藤坂RG標識へつながっていると思われる


屏風岩の岩頭(標高250) (屏風岩 20mH 25mW)
 屏風岩岩頭からは谷向こうにRG(ロックガーデン)の一部と思われる岩場を目にする。写真にすると枝が邪魔して遠近感がでない。岩頭からは白根山〜男体山あたりがうかがえる。
岩頭には小さな案内板があり、左手は岩コース、右手は無名コース(一般コース?)で岩頭直下には固定ロープが張ってある。今日はここを下るつもりはなく、他日を期しよう。

奥の岩がRGの一部と思われる(谷向こう) 手前の岩は屏風岩の一部  枝が邪魔して遠近感なし


RGの一部(中央の岩) 左の岩は屏風岩の一部


左手を下ると岩コース 右手の無名コース(一般コース)には固定ロープあり いつの日にか下ってみたい 白根山〜男体山あたりも展望
4 諏訪岳 − 唐沢山 − 梅林公園
 屏風岩から諏訪岳に戻り、復路では佐野・栃木市堺尾根を下る予定であったが、屏風岩への滑りやすい急斜面下りで、足腰に負担がかかり腰に張り(軽い痛み)があるので、これをあきらめて松風の道で唐沢山神社まで戻った。  

復路は松風の道で一気に琴平山神社まで


南城跡 空模様によってはスカイツリーも見えるらしい
 唐沢山から梅林に下り、ザックを車におろしてしばし観梅。紅梅は盛りを過ぎて白梅はちょうど見頃。白梅は写真で見るとパットしない。白と黒を写真撮影するのは素人も玄人にも難しいようだ。

梅林公園に戻る 観梅の車がドンドンやってくる












全体としては紅梅は見頃が過ぎて、白梅はちょうど見頃 
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