ひとり山歩き714 : 腰痛回復の二回目のリハビリ登山を赤川ダム〜古賀志山〜手岡峠〜細野林道を歩いてきました。腰痛はほぼ完治ですが、鎖付きの岩場や踏み抜きを伴う雪山歩きは、もう少しさきのばししたほうがよさそうです。
赤川ダムから古賀志山〜手岡峠〜細野林道
2019年1月14日 晴れ
1 行程
@コースタイム : 自宅(5:50) = 赤川ダム駐車場(6:50/7:00) − 三叉路(7:40) − 東稜見晴(8:45/8:50) − 古賀志山(9:00/9:05) − 富士見峠(9:15) − 標高点559ピーク(10:00/10:05) − 手岡峠(11:35) − 細野林道終点(11:45) − 赤川ダム駐車場(12:40/12:50) = 自宅(13:55)
Aルートマップ
2 自宅 − 赤川ダム駐車場
 1月4日に赤川ダムから鞍掛山〜猪倉峠〜長倉山を歩いても、腰の痛みはほとんどなく、その後の日常生活でもなんらの支障を起こしていない。第二回目のリハビリ登山として、前回よりもシビアなコースとして赤川ダムから鎖場経由で東稜見晴に登り、古賀志山から鞍掛山方面へ手岡峠まで歩き、細野林道経由で下山することにした。
 本日のコースは短いので、7時ころスタートできるよう見計らって家を出る。赤川ダム駐車場(道路際)に到着時にはすでに7台が先着していた。車載温度計マイナス3度
3 赤川ダム − 古賀志山  鎖付きの岩場も問題なく登れた・・・腰痛はほぼ完治(でも油断は禁物)
 駐車場から赤川ダム、管理棟を経由して古賀志山南登山道へと進む。よく整備された道でとても歩きやすい。駐車場からゆっくり歩いて40分ほどで舗装林道古賀志線と柴山線(?)の三叉路に達する。

早朝の古賀志山


管理センター前を通って


南コース登山口


よく整備された道(標高280付近)


こんな道筋が続く(標高320付近)


三叉路(標高333)  南コース(林道を右へ)から東南稜に乗り換え
 南コースは三叉路を西(写真の右手)へ進むのだが、林道をほんの僅か西へ進み東南稜へ取り付く。踏跡は途端に狭まるが明瞭、途中で多少は露岩も現れるが特に問題となるような場所はない。
 標高460で巻き道の岩下道を左に分ける。岩場が嫌いで、通常は岩下道へ進むのだが、今日は腰痛の回復状態を調べるためにあえて岩場目指して尾根筋をたどる
。標高490くらいになると行く手に大岩が現れ始める。ここで逡巡していると、二人組に追い越され、意を決して後を追うことにした。続いて鎖付きの大岩が現れる。腰痛の左腰をかばうために常に右脚で身体を引き上げるよう足場を選んで登ってゆく。途中で下る単独行者3名とすれ違う。短く話したり、大岩の手前で振り返っては写真を撮ったりしながらのスローペース。岩場嫌いでも腰痛の心配がなければそれほど難しくはなさそう。30分ほどかけて岩場を乗り越して東稜見にたどり着き、ヤレヤレという感じ。まだ左脚で身体を引き上げるのはやめておいたほうが無難な感じ。

東南稜に入ると道筋は狭まる(標高340付近)


岩っぽくなってきた(標高440)


いつもは左の岩下道へ行くのだが、今日は鎖場を登れるか試してみる (標高460 緊急連絡番号26)


すぐに岩場が現れる 逡巡している間に二人組に追い越される(標高480付近)


鎖場(標高490〜540にかけて四・五箇所) 腰痛が再発しないよう慎重に足場を確保しながら登る


途中で振り返ると雲雀鳥屋と多気山(標高500付近)


最後の鎖場(標高540) どうにか登れたが、腰に負担かけた影響が現れねばよいが
  東稜見晴から筑波山、高原山、日光連山等が展望できるが、日光連山は樹木の枝に邪魔されて写真写りが悪い。初めて登った2002年ころはもっとよく見えたような記憶があるのだが。

東稜見晴(標高570)


東稜見晴から 鞍掛山(中央) 手前は中尾根


アップで枝越しに男体山と大真名子山(初めて登った2002年ころは枝に邪魔されずに見えた記憶があるのだが


高原


筑波山
古賀志山はカットしようかと思ったが、時間も労力も大したことはないので、寄ってみた。展望は南側が開けているだけ。

古賀志山山頂


山頂からの展望は南側だけ
4 古賀志山 − 手岡峠 − 細野林道  疲労がたまると足場の悪い下りでは腰に張りを感じる
 古賀志山からもと来た道を戻って富士見峠へと向かう(この分岐の反対側・南東方面)が岩下道で、いつもこちら側から登ってくる)。分岐から約60メートルを10分ほど下ると富士見峠に達した。途中で何名かのハイカーとすれ違う(古賀志山へは北コースをたどる人が圧倒的な感じ。 

富士見峠/岩下道分岐 


富士見峠への下り


富士見峠(標高500) 北コースは右手から 今日は直進して鞍掛山方面へ
 富士見峠から次の540級ピークへの登りになると展望が広がり、日光連山や皇海山あたりも見えるようになる。東稜見晴では男体山の山頂部も見えたのだが、雲隠れ。540級ピークから下って登り返すと中尾根分岐。標高点559ピークは目前。
 中尾根分岐から15分足らずで標高点559ピークに達する。北側が開けていて日光連山や高原山が展望できる。

日光の山々(富士見峠の次の540級ピークへの登りから)


540級ピークから振り返ると中岩(546)と赤岩山


中尾根分岐(歩きながらとっているのでピンボケ)(標高570)


中尾根分岐から559ピーク


559ピーク


日光連山の山頂部は雲の中(559から)


高原山
 559ピークから西に下ってゆくと鎖付きの大岩に突き当たる。鞍掛山方面へは、大岩手前に右へ下る踏跡へ進む(2016年2月22日には小さな標識があったのだが、見当たらなかった)。ここで鞍掛山方面から来た単独行者と情報交換。巻き道から尾根筋に復帰すると、右下へと鎖付きの巻き道(2年前は鎖でなくロープだった)が現れる。巻き道を通らずに直進すると岩場を鎖で下るのだが、鎖は途中までしかないので、巻き道を通ったほうが無難。ここでも単独行者とすれ違う。

559から北西に下るとこの大岩に突き当たる


鞍掛山方面へは大岩(鎖付き)を登らずに右の巻き道へ(以前は小さな標識あったのだが)


鎖付きの巻き道(標高530、直進すると岩場を鎖で下らねばならない)
 鎖付きの巻き道の次の小ピーク(490級)を越して、登りにかかると夫婦とすれ違う。鞍掛山方面からのハイカーとのすれ違いは全部で4名。思っていたよりは多い感じ。次の540級ピークからは皇海山〜日光連山あたりが展望できる。このピークから東に薄い踏跡がついているようだった(追跡せず、細野林道方面へ下れるのかも?)。
 このピークから北に下った標高510付近の左手に「腰掛岩・444P→」の手書き表示が目についた。さらに足場があまりよくない下りが続き、前回同様に腰に張りを感じるようになった。手岡に下った時には腰の張りはあったが、林道で休むべく右手(南東)への踏跡を下ることにした。反対側にも薄い踏跡があるようなないような感じ。

好展望の540級ピーク


今日は男体山の山頂部はご機嫌斜め中央の白は白根山


手岡峠(標高460)
 手岡峠から踏跡を5分ほど下ると砂防ダムがあり、そこから二三分下ると細野林道終点に出合う。以降は駐車場まで舗装林道歩き。前回同様に凹凸のない道を歩いているうちに腰の張りは消えてしまった。途中で地形図に載っている林道を合わせながら下る、。途中に「二枚岩〜中尾根」への道標も見かけた。
 駐車場に到着時には途中で腰に張りを感じたのがうそのように快調。帰宅後も問題なしだが、岩場や踏み抜きのある雪山はもう少し自重しておいたほうが無難だろう。

峠から東南東へ踏跡を下る


峠から5分ほど下ると砂防ダム(標高430、振り返って撮影)


砂防ダムから二三分下ると細野林道終点(標高420) 以降は駐車場まで舗装同歩き


赤川ダム駐車場 古賀志山は人気の山なんだなア!
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