ひとり山歩き788 : 峠の茶屋から峰の茶屋〜姥ヶ平〜牛が歩いた道を周回してきました。強風のために当初計画の隠居倉、三斗小屋方面には行けませんでした。姥ヶ平の紅葉は見頃をむかえていました。
姥ヶ平〜牛が歩いた道
2021年10月5日(火) 晴れ
1 行程
@コースタイム : 自宅(2:00) = 峠の茶屋駐車場(4:20/4:35) ー 峰の茶屋(5:30/5:40) ー 恵比寿大黒(強風で退却)(5:55) ー 峰の茶屋(6:10/6:15) ー 牛ケ首(6:50) ー 姥ヶ平(7:25) ー ひょうたん池往復(7:35/8:05) ー 姥ヶ平下(8:20) ー 三斗小屋分岐(9:15/9:20) ー 峰の茶屋(10:55/11:05) ー 峠の茶屋(12:05/12:15) = 自宅(14:40)
Aルートマップ


2 自宅 ー 峠の茶屋
 那須岳の紅葉が見頃をむかえているようだ。姥ヶ平の紅葉も良いが、隠居倉付近の紅葉も素晴らしい。混雑を避けて朝日岳〜隠居倉〜三斗小屋温泉〜峰の茶屋を周回することにする。問題は朝方は風が強く登山向きでないと「てんきとくらす」が予報していることである。こと那須岳に関してはこれがよく当たるので、迷ったが出かけることにした。遅く登山開始すればよいのだが、早くゆかねば峠の茶屋駐車場は満杯になるし、登山者も多くなる。
 
峰の茶屋で日の出を迎えられるよう見計らって家をを出た。山麓駅をすぎると道路脇の枝がかなり揺れているのがわかる。峠の茶屋駐車場に到着すると9割方埋まっている。コロナ関連の緊急事態宣言が解除されたのと、紅葉見頃が重なったからかも。(車載温度計13度)
 

3 姥ヶ平
 峰の茶屋が近づくにつれて風が強まるも歩くに支障なし。この時間帯になると登る人は多い。峰の茶屋には日の出直前に到着。雲が多少あったほうが写真写りはよい。
 隠居倉〜三斗小屋と三斗小屋・峰の茶屋分岐〜峰の茶屋(牛が歩いた道と仮称)の未踏区間をつなげることが本日の目的のひと風が心配だが朝日岳方面に向かうと剣ヶ峰トラバース開始直前で風が一層強まる。トラバースに入るとほぼ無風状態でヤレヤレ。ところが、トラバースが終わり恵比寿大に至るとトラバース入口付近よりも風は強く吹き飛ばされそうになる。危険を感じて即退却。
 仕方無しに峰の茶屋に戻り、姥ヶ平に向かうことにした。姥ケ坂付近から姥ヶ平を俯瞰すると、まだ陽当りがなく紅葉も冴えないので、まずは日の出平方面に足をのばすことにした。牛ヶに達するとまたまた強今日は読みが浅かった、こんなときは無理は禁物と姥ヶ平へくだった。

 


登山口(標高1490) 日の出までに1時間 峰の茶屋でご来光には急がねば


中の茶屋付近で振り返ると


日の出直前(5時30分) どうにか峰の茶屋に到着(標高1720)
途中で追い越された人達を含めて先着者数名


日の出(5時33分)


5時36分


風は強いが朝日岳へ向かいましょう


恵比寿大黒で強風で飛ばされそうになり、危険と判断し退却 (標高1740)
避難小屋付近よりも剣ヶ峰トラバース入口のほうが風は強かったが
トラバースに入り風は遮られて安心していたのだがトラバース入口よりも強烈な風


恵比寿大黒から隠居倉 この一枚を撮るのがやっと


ショボショボと峰の茶屋に戻る




計画を変更して牛ヶ首方面へ向かう 硫黄鉱山跡から振り返って、避難小屋と剣ヶ峰


工事中 硫黄鉱山跡から南へ約150m


無限地獄手前100mから姥ヶ平を俯瞰 


同上からズームして 陽が当たるともっと見栄えが良くなる?


無限地獄


姥ケ坂 前方は牛ヶ首


姥ケ坂から俯瞰
陽が当たらないうちは姥ヶ平の紅葉も冴えないと判断し、ここはスルーして日の出平方面へ進むことにした


牛ヶ首(標高1730)から茶臼岳 


牛ヶ首から日の出平
風が強く日の出平へ向かう気をなくす




姥ケ平らに下ることにした (姥ケ坂直下で


標高1680付近で


姥ヶ平(標高1590)


姥ヶ平から振り返って茶臼岳


逆光で冴えないので場所少し変えて


ひょうたん池入口(標高1590) 正面に姥の石像


姥の石像
WEBによると「奪衣婆(だつえば)」というらしい(三途川で亡者の衣服を剥ぎ取る老婆9
姥ヶ平の由来らしいが、なぜここに設置??


ひょうたん池へは木道歩き


ひょうたん池


ひょうたん池から隠居倉
4 牛が歩いた道
 姥ヶ原から登り返して茶臼岳に登って帰るか、それとも今日の目的のひとつである未踏区間である三斗小屋・峰の茶屋分岐〜峰の茶屋(この区間を途中の説明板に倣って「牛が歩いた道」と仮称)を歩くかまよったが、後者にすることにした。
 
姥ヶ平下から三斗小屋方面に下り始めると、多数(単独行者は少ない)のハイカーとすれ違う。三斗小屋出発か峰の茶屋から「牛が歩いた道」を下ってきたのかは不明。三斗小屋/峰の茶屋分岐までは道筋は明瞭で特に危険箇所はない。
 三斗小屋(サンドコヤ分岐から峰の茶屋への道筋は良好で途中に「牛が歩いた道」の説明板が設置してあった。延命水や那須岳避難小屋を経由して峰の茶屋にもどった。
 峠の茶屋への登山道は登る人下る人で賑わう。中の茶屋付近からの朝日岳と鬼面山の紅葉は楽しめた。


姥ヶ平下 (標高1520)  
三斗小屋方面からのグループとすれ違い


道筋は明瞭


木橋を渡る  所々に緊急時の連絡場所標識あり


三斗小屋分岐(サントコヤと思っていたがサンドコヤが正しい) 
右の峰の茶屋方面へ (標高1500)




分岐先の道筋


この道筋は「牛が歩いた道」
戦前に三斗小屋周辺から木材を牛の背に載せて茶臼岳登山口の精錬所(現硫黄鉱山跡?)まで運んだ


延命水 (標高1530)


那須岳避難小屋 (標高1650)


石階段状の登山道(標高1640付近)


落石注意地帯 (標高1690)


峰の茶屋はもう少し


峰の茶屋直下から振り返る 写真中央部に先刻の避難小屋
隠居倉と左奥に大倉尾根


峰の茶屋に戻る


峰の茶屋に登る人下る人多い(11時5分)




中の茶屋から朝日岳


同じく鬼面山


同じく剣ヶ峰と恵比寿大黒


駐車場から朝日岳
トイレ工事中(登山口への石階段はこの裏側)  
駐車場は満杯で通路(二車線幅の片側にも)駐車


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