ひとり山歩き786 : 諏訪岳北面の尾根筋を歩いてみたら、二本の尾根筋はかなりの部分が削られてソーラー発電設備に転化しつつある。
諏訪岳北側
2021年9月16日(木) 曇り
1 行程
@コースタイム : 自宅(5:00) = 佐野市中運動公園(5:55/6:05) ー 尾根取り付き(6:20) ー 諏訪岳北尾根出合(7:25) ー 藤坂峠(8:50) ー 中運動公園(9:15/9:40) = 自宅(10:30)
Aルートマップ


2 自宅 ー 中運動公園
 今年の5月1日(ひとり山歩き776)に京路戸公園から標高点189尾根を歩いた際、諏訪岳西側と189尾根の北側にソーラー発電施設が設置されつつあった。今回は更に北側がどうなっているか調べてみる。
 
中運動公園に近い曹洞宗萬福寺付近から諏訪岳北尾根に向かう尾根を歩いて見ることにする。8年4月10日(ひとり山歩き692)に今回の尾根の東側尾根を歩いたときにはソーラー発電設備設置の様子は伺えなかった。もし計画の尾根筋が工事中なら立ち入りできないので、工事開始前に計画の尾根を通過するよう家を出て中運動公園にはほぼ計画通りに到着(車載温度計21度)
3 諏訪岳北側尾根歩き
 今回歩いた尾根筋の東側は削り取られてソーラー発電設備が建設中であることが確認できた。5月1日に歩いた189尾根(ひとり山歩き776)から類推して今回の尾根の西側もソーラー発電設備設置は間違いない。
 ソーラー発電は炭酸ガス減少に寄与大だが、このように山を削り取ってしまうのは環境破壊を伴うので将来禍根を残さねばよいのだが。
 葛生(佐野市)/岩舟(栃木市)境界尾根から県道282中
岩舟線に降りるのは、標高190付近から北へ下ることを明記すべし。尾根筋を市堺より南側に下ってしまうと、フェンスから脱出に往生しまっせ(大木こだま)。

中運動公園 (標高80)


中運動公園前に、中公民館と小藤神社


曹洞宗萬福寺(地形図の卍 標高80)


工事現場につき通行止め


工事道路を進むと、通行止めの土嚢(標高80) 写真の上方へ進む


上の写真の右手は工事現場


工事道路を進むと石積み ここから尾根に取り付く (標高100)
石積みの先に道路は伸びて工事している気配あり

篠竹藪をかき分けて登ってゆく


50メートルほど登ると、薄い踏跡現れる(標高150)


踏跡出現のすぐ先で東側が開けてソーラー発電工事現場
尾根筋の西側は樹木でわからないが、5月1日(ひとり山歩き776)では工事中


尾根の左端(東端)に踏跡続く (標高160付近の様子)


尾根が切断されて工事現場(標高160)


工事現場から切断尾根に取り付く


尾根を少し登ると、工事現場と化す


ソーラーパネル沿いに削られた尾根筋を登ってゆく


ソーラー発電の最高部から見下ろす(標高200)


ソーラー発電最高部から、尾根筋を40メートルほど登ると諏訪岳北尾根出合 (標高240)
途中で、前回通った踏跡を確認できた

諏訪岳北尾根出合からは藤坂峠方面(東)へ薄い踏跡を進む (標高210付近の様子)


写真ではわからないが、この尾根の左下(北側)も工事中


標高230付近っで屏風岩展望
今日の計画では、藤坂峠〜屏風岩〜諏訪岳


屏風岩をアップで
(標高240でも屏風岩展望できた)


標高190からは直進すると、フェンスがあるので、北へ下るべきことは重々承知していたが、
赤頭の杭に導かれて南東へ下ってしまった ブロック型(?)擁壁を滑落しないように下る羽目に


擁壁を下るとフェンスが待ち受けていた
フェンスはとてもじゃないが、乗り越す事はできない
仕方なしに溝の中を進もうとするが、狭い上に細木が食み出していて通り抜けるのに悪戦苦闘
わずか50メートルほど進むのに30分!! (必死で写真撮る余裕なかった)
溝の中にはドリンク空缶と空瓶多数・・・自動車からポイ捨て??


フェンスの切れ目からやっと脱出すると藤坂峠だった (標高160)


細溝からの脱出にくたびれて、屏風岩経由の諏訪岳は諦めて中運動公園に戻る途中
前回歩いた尾根筋は削り取られているのが確認できた
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