ひとり山歩き784 : 峠の茶屋から茶臼岳〜朝日岳をピストンしてきました。好天に恵まれ茶臼岳直下で日の出を迎えるとともに展望をたのしんできました。
峠の茶屋から茶臼岳〜朝日岳
2021年8月20日(金) 晴れ
1 行程
@コースタイム : 自宅(0:10) = 峠の茶屋(2:25/2:35) ー 峰の茶屋(3:45/3:50) ー 茶臼岳直下で日の出待ち(4:45/5:00) ー 茶臼岳(5:00/5:10) ー 峰の茶屋(6:00/6:10) ー 朝日の肩(7:10/7:20) ー 朝日岳(7:35/7:50) ー 朝日の肩(8:00/8:10) ー 峰の茶屋(9:10/9:30) ー 峠の茶屋(10:20/10:30) = 自宅12:45)
Aルートマップ

2 自宅 ー峠の茶屋
 8月11日に那須岳で早朝ハイクを楽しむべくでかけたが、強風のために峠の茶屋で諦めて高原山・鶏頂山へ登った。本日は好天が予想されるのでそのリベンジとして茶臼岳〜朝日岳を歩くことにした。晴れだが、気温は高くなりそうなので、少しでも気温の低い早朝ハイクで、茶臼岳で日の出を迎えるべく計画した。
 
峠の茶屋駐車場に到着時にすでに十数台が到着していた。(車載温度計17度)
3 茶臼岳
 16年8月6日(ひとり山歩き638に茶臼岳で日の出を楽しんだので、今回は朝日岳でと考えたが、日の出(4時45分頃)に山頂に達していないと、地形上日の出は見ることができない。茶臼岳への登りは東側を時計回りに登っていくのでかなりの場所でご来光を拝める。安全サイドで茶臼岳に先に登ることにした。 
 駐車場から石階段を登って登山口へと思ったが、なんやら工事中で石階段がわからず、駐車場の南西部から登り始める。道筋は明瞭でヘッデン頼りで問題
なし。途中で4・5人の若者グループと単独行者二名(朝日岳方面へ進んだらしい)に追い越される。
 時々、振り返ったり横目で朝焼けを楽しみながら登る。お釜口付近でヘッデンを収納し、三角点を撮影して、先へ進む。このまま山頂に登ってしまうとご来光は拝めないので山頂の鳥居手前(山頂まで2分位の位置)で日の出を待つことにした。先刻の若者グループも山頂から下ってきて日の出待ちとなった。4時56分に東方80度位の雲海の上にめでたく日の出を迎えることができた。
 今年二回目の茶臼岳山頂から展望を楽しむ。よく晴れていて遠望もかなりきいたが、遠くの山々を楽しむには雪景色のほうが遥かによい。4月6日(ひとり山歩き773を参照願う山頂は今回が13回目(内積雪期8回
 山頂からの下りはお釜口を時計回りに下る。途中で単独行者とすれ違う。お釜口から峰の茶屋まで登りで見えなかった景色を楽しむ。避難小屋まで下って、この先を考える。目的の一つであるご来光を拝めたのと、気温が高く無風状態で思ったよりも疲労が激しく、このまま下山しようか・・・でも、脚力回復の点からは、もっと歩かねば、と迷ったが朝日岳へ進むことにした。

登山口の鳥居 (標高1470)


峰の茶屋から (標高1720)


日の出40分前(茶臼岳への登り、標高1820)


日の出15分前 (三角点1897.5付近から)


南月山と白笹山(後方に高原山) (日の出10分前、山頂直下の1910)


日の出1分前 (山頂直下、1910)


日の出(4時56分)


茶臼岳山頂の那須岳神社 (日の出撮影場所から2分)


山頂(標高1915)から南月山と白笹山 最後方に高原山と日光連山


前に白笹山 中は男鹿山塊 後に高原山〜日光連山


大倉尾根


中央に隠居倉 右端に三本槍岳 最後方は飯豊山か


硫黄鉱山跡(標高1740)に戻って 後方は大倉尾根 右端は隠居倉 


剣ヶ峰と朝日岳(硫黄鉱山跡から)


峰の茶屋に戻る  
日の出を楽しんだし、暑さに参った 下山しようかな、それとも朝日岳まで行こうかな?
4 朝日岳
 意を決して朝日岳へ向かう。剣ヶ峰トラバース、そして手摺り状鎖場を三箇所登ってゆく。最初の鎖場で単独行者とすれ違う。三番目の手摺り状鎖場を越すと、岩壁に沿ってトラバースとなる。壁に鎖が張ってあるので安心。恵比寿大黒から朝日の肩までは岩場だらけで危険そうに見えるが、慎重に歩けば特別危険というほどではない。積雪期となると岩壁のトラバースは斜面化し、鎖も埋まっていることがあるので注意が必要。
 朝日の肩に先着者1名、ザックをおろしてエネルギーを補給していると仙台からの単独行者が先行する。先刻の単独行者に続いて日岳山頂に到着、追うように別の単独行者が登ってきた。19年6月14日(ひとり山歩き729)以来で今回が10回目(内積雪期に5回)


朝日岳まではと剣ヶ峰トラバースへ


恵比寿大黒を見ながらトラバース終了 (標高1740から)


最初の手摺り状鎖場 (標高1770)


二番目の手摺り状鎖場 (標高1790)


三番目の手摺り状鎖場 (標高1810)


岩壁のトラバース開始 (標高1810)

トラバースの鎖 (標高1810)


トラバースの鎖場終了 (標高1810)


朝日の肩(標高1840)から熊見曽根



峰の茶屋から歩いてきた稜線 (朝日岳への登りから)


朝日岳山頂(標高1896)


中央に隠居倉と熊見曽根 中央後方に大倉尾根


茶臼岳と剣ヶ峰 後方に男鹿山塊 最後方に高原山と日光連山


5 下山
 朝日岳から下山を始めると、登山者多数とすれ違う夏休み最後ということか小学低学年の児童連れも結構多い。下るにつれて数はドンドン増してゆく。剣ヶ峰トラバースあたりまで下ってきたが、暑さで汗びっしょり。100円温度計を見ると28度、なんか脱水症状になりそう、峰の茶屋の日陰ベンチで水分をとりながら20分ほど休憩。爽やかな風が吹いていて、疲労も回復したので下山にかかる。、
 峰の茶屋から中の茶屋までは爽やかな風があり、元気が回復。登山者が多い
のにびっくりこの頃になると下山者も結構多い幼稚園年長組と思われる団体ともすれ違う。峠の茶屋駐車場はほぼ満車(朝日岳山頂から見下ろしたときには半分程度だったが、約2時間半前)往路とは異なり石階段を降りると面前はトイレ新設工事中、回り込むと既設トイレの横から駐車場に飛び出す。これでは早朝出発時に迷うはずだ。


剣ヶ峰トラバースから峰の茶屋


峰の茶屋から剣ヶ峰と朝日岳
暑くて汗だらだらで脱水症状になりそう 峰の茶屋で20分休憩


中の茶屋まで下って 朝日岳 (標高1560)


同じく 剣ヶ峰


登山口の鳥居 暑かった4!!


峠の茶屋駐車場はほぼ満車 
朝日岳からの下りでは登山者多く 小学校低学年の児童も多かった


既設トイレの右手にトイレ新設工事中
登山口への石階段はこの後ろ  早朝の出発時には石階段が見えず、遠回りした


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