ひとり山歩き76 : 古賀志山西登山口から鳥屋山〜赤面山〜牧場山を歩いてきました。一部で藪こぎを強いられましたが、稜線上では踏跡をたどることができました。
鳥屋山〜赤面山〜牧場山
2021年2月17日(水) 晴れ
1 行程
@コースタイム : 自宅(6:20) = 内倉林道駐車地(7:35/7:45) ー 西登山口(7:50) ー 鳥屋山(444ピーク)(8:50/8:55) ー 赤面山(▲408.9ピーク)(9:15/9:20) ー 林道出合(9:50/10:05) ー 林道離れ(10:20) ー 牧場山稜線到達(10:40) ー 牧場山(10:50/10:55) ー 馬蹄形コース出合(11:15) ー 鳥屋山(11:55) ー 腰掛岩(12:05) ー 西登山口(12:45) ー 駐車地(12:50/13:05) = 自宅(14:10)
Aルートマップ


 自宅 ー 古賀志山西登山口
 月21日(ひとり山歩き766)に古賀志山西登山口から馬蹄形の南側半分を歩くつもりだったが、体調不十分で赤岩磐山で断念した。今回は西登山口から馬蹄形の北側半分を歩くことで準備を整えた。出発前に天気予報を調べると午後からは風が強まることが判明した。みー猫さんが2月5日に鳥屋山(444ピーク)から牧場山(392ピーク)あたりを歩かれたことを思い出し。急遽、ネットで調べたら鳥屋山の北に赤面山(三角点408.9ピーク)があることが判明した。馬蹄形の北半分の代わりに鳥屋山〜赤面山〜牧場山を歩くことにした。
 駐車地は1月21日と同じく古賀志山西登山口付近の
内倉林道広場に駐めることにした。車載温度計0度
3 西登山口 ー 鳥屋山
 古賀志山馬蹄形は南登山口から反時計周りで2016年2月22日(ひとり山歩き623)に歩いているが、その時の記憶はあまりないが腰掛岩からの下りが急勾配だったのは記憶している。その時は腰掛岩を知らなかったので目印として写真に写しただけで、腰掛には程遠い写真だった。今回はぜひとも写真に収めたい。
 
西登山口から登って行き標高370あたりからは岩っぽくなり、そこから10メートルほど登った地点で獣道に引き込まれてしまった。戻るのも癪で急斜面を直登続けて馬蹄形ルートに復したときには、すでに遅しで腰掛岩をカットしてしまった。復路で腰掛岩を通るか、他のルートで下山するかは牧場山へ行ってから決めることにして馬蹄形ルートを進むと444ピークの鳥屋山に到着。山名板と石祠あり。

古賀志山西登山口 今回は左の作業道に入る (標高230)
内倉林道の先には530級ピーク〜559ピーク〜古賀志山稜線


西登山口から作業道を50メートルほど進むと分岐 
右手数メートル先の標識「腰脚岩P444」を見て山道へ (標高230)

 
緩やかに登ってゆく(標高300付近の様子)


標高370あたりからは岩っぽくなり勾配が増してくる
ここから10メートルほど登った地点でボンヤリ歩きで獣道へ突入(標高390
GPSでチェックすると目指す腰掛岩(標高400)から東にそれ
ているのが判明したが、
戻るのも癪で急斜面を約20分悪戦苦闘すると馬蹄形ルートに出合う(標高430)


腰掛岩は諦めて馬蹄形ルートをたどると鳥屋山(444ピーク)に到着 山名板とその下に石祠
4 赤面山
 鳥屋山から赤面山へは踏跡が明瞭、途中の送電線鉄塔付近は篠竹が繁茂しているが踏跡へのはみ出しはない。赤面山には三角点408.9と石祠あり。山頂部は樹林に囲まれて展望はない。


馬蹄形は諦めて赤面山(▲408.9ピーク)へ向かう 明瞭な踏跡が続く (鳥屋山直下の様子)


赤面山途中の送電線鉄塔 


赤面山の石祠


赤面山山頂 三角点408.9 樹林に囲まれ展望なし 山名板見当たらず
山名は古賀志山を守ろう会の古賀志山周辺地図による


 赤面山から物見山(392ピーク)目指して東北東に尾根を下ってゆく。尾根上には踏跡が通っているが、尾根幅が広まると藪こぎ(下りだからそれほど苦にならない)。しばし藪を漕ぐと舗装林道に出合う。


次の牧場山目指して尾根筋を東北東に緩やかに下ってゆく(標高390付近の様子)


更に下ってゆくと藪っぽくなる (標高330付近の様子)


藪地帯を突破すると舗装林道に出合う(標高290)

5 牧場山
 林道出合から小沢を渡って急斜面に取り付くも足元が柔らかく掴むものも少ないので悪戦苦闘。腰痛の再発を恐れて直登を諦める。林道を登っていき牧場山稜線鞍部に乗り上げようと方針転換。舗装はすぐに切れて草付きの林道を登ってゆく。途中で左手に稜線が見えたので林道から離れて尾根に取り付き。しばしの奮闘で牧場山稜線に到達した尾根上には明瞭な踏跡が続き、大した苦労もなく標高点392の牧場山に到着。山頂部は樹林の中で展望はない。


舗装林道の対面から牧場山(392ピーク)に直登を試みる
急斜面で足元がゆるく登りづらい 直登は断念


林道を登って適当な場所から牧場山稜線に取り付くべく約100m進むと舗装は切れて二股となり左手へ進む


二股からは草付きとなる(地形図実線) (標高360付近の様子)


標高370付近で左上に稜線が見えたので、林道を離れて尾根に取り付く


牧場山稜線の西側に作業道があり
作業道を進まずに尾根に取り付く(標高350)


尾根上には踏跡が続く(標高350付近の様子)


牧場山山頂(392ピーク) カワスミ山名板と他に一枚 樹林に囲まれ展望なし
山名は古賀志山を守ろう会の古賀志山周辺地図による
牧場山からは踏跡を追って一旦下り登り返すと、380級ピークに到達。ここが馬蹄形ルート出合となる

牧場山直下で東側に山並み(どこかな?)



踏跡は続く


馬蹄形ルートの380級ピーク出合


6 馬蹄形コースで下山
 下山は馬蹄形コースをたどり鳥屋山そして腰掛岩から急下降する。腰掛岩の手前で高原山と日光連山を展望。念願の腰掛はズバリ腰掛そのものだ。今回はうまく写真が撮れた。
 腰掛岩からの下りは足場が悪いので注意が必要。以前下ったときの記憶よりもかなり厳しい・・・加齢で脚腰が弱まったせいか。勾配が緩んでも落葉で滑る心配があるので注意しながら無事西登山口に戻る。今日は風がつようしか駐車地には自分の車だけ。


鳥屋山に向かう途中の400級小ピークから南東へ下る踏跡あり(みー猫さんが2月5日に下った)
ここから下山も考えたが、往路で腰掛岩を見逃したので馬蹄形ルートをたどることにした


標高410で鎖場


鳥屋山(444ピークを通過


鳥屋山から赤岩山方面


腰掛岩へ下る途中で高原山 (標高420付近から)


日光連山はうっすらと


まさしく腰掛岩だ (標高400)


往路では通らなかった鎖場(標高390)


標高360くらいになると勾配は緩む


西登山口へ戻る 内倉林道歩きはいつの日にか


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