ひとり山歩き767: 佐野梅林公公園から唐沢山〜佐野・栃木市境尾根を周回してきました。梅は咲きはじめたばかりで開花は1割程度。唐沢山神社を初めて詳細に見物後に市境尾根を2年2ケ月ぶりで歩いてきました。
唐沢山〜佐野・栃木市境尾根周回
2021年2月5日(金) 晴れ
1 行程
@コースタイム : 自宅(5:50) = 佐野梅林公園(6:55/7:05) ー 唐沢山(神社)(7:35/8:30) ー 佐野・栃木市境尾根取付き(9:15/9:20) ー 標高点227ピーク(10:15) ー 唐沢山城跡トンネル上(11:10) ー 下山開始(11:35) ー 下山(12:05) ー 佐野梅林公園(12:25/12:50) = 自宅(13:50)
Aルートマップ
2 自宅 ー 佐野梅林公園
5年ぶりに雲竜瀑見物に行こうと調べてみると、平日でもかなりの人出のようであり混雑場所は断念。ぼちぼち梅が咲き始めたとの情報が入ってくる。時期的にはまだ早すぎるが佐野梅林公園から唐沢山(唐沢山神社)に登り、佐野・栃木市境尾根を周回することを思い立った。
市境尾根は過去三回歩いているが、今回は下山開始地点を前三回と違うルートをたどるのが目的のひとつ。もう一つの目的は唐沢山神社をじっくり見物することである。
佐野梅林公園に到着時には他に車なし。梅は公園の入り口に近い部分だけ紅梅と白梅が申し訳程度に開花。奥の方は下山後に見物の予定。(車載温度計2度)
3 唐沢山神社
ルート案内に先立って唐沢山神社の見物ルート及び写真を掲載。
唐沢山神社見物ルート
@天狗岩
「好眺望の岩山で広範囲を見張る役割をしていた」
A唐沢山荘
B大井
「大炊の井とも言う 築城以来水が枯れたことがない 深さ9m 直径8m」
C避来矢山霊廟
「唐沢山神社の創建以来、功績のあった方々をお祀りする 藤原秀郷公の避来矢の鎧の銘に由来している」
D神橋
「かつては曳橋でいざというときには橋を引き払い通行を遮断
大正15年に皇太子殿下(昭和天皇)のご成婚記念として地元の高齢者から寄与された」
E和合稲荷神社
「穀物・食物の神様」
F二の丸跡に建つ神楽殿
G本丸跡に建つ神社本殿
H南城跡
「本丸の南方向にあるから南城と呼ばれる 南北18m 東西36m 周囲は石垣をめぐらし東側に堀が設けてある」
4 唐沢山 ー 佐野・栃木市境尾根取付き
唐沢山〜佐野・栃木市境県境尾根取付きまでは何度も歩いているので、今回は省エネで途中のピークには寄らずもっぱら林道歩き。
佐野梅林公園 (標高80)
唐沢山登山口 (標高70)
すぐに舗装が切れて樹林へ (標高80)
山道となる (標高100)
唐沢神社境内へ (標高220)
天狗岩へ (標高200)
天狗岩から富士山(肉眼ではよくみえたのだが)
日光連山
浅間山ま肉眼ではくっきりだが
南城跡から やはり富士山は写っていない
社務所横から京路戸峠方面へ (標高240)
松風の道(右手)は避けて林道歩き (標高200)
高鳥屋山も避けて林道歩きに徹する (標高240)
展望のない休憩所も避けて林道歩き (標高260)
ここは山道へゆかざるを得ない (標高250)
佐野・栃木市境尾根取付き (標高270)
5 佐野・栃木市境尾根
市境尾根取付きからは17年4月14日(ひとり山歩き662)と19年12月5日(ひとり山歩き736)に南下している。前者は唐沢山城跡トンネル上から佐野側に下り、後者は三角点峰163を経由して栃木側の謡坂に下った。それとは別に18年2月22日(ひとり山歩き688)に謡坂から三角点峰163経由でその北西の170級ピークから北西に下っているので参照願う。
市境尾根は踏跡は通っているが落葉が堆積しているので、下りでスリップしやすいので注意が必要、特に標高点227ピークからの下り。もう一つの注意点はトンネル上に近づくと倒木に悩まされる。
今回の下山に選んだ170級ピークからの南東尾根は高木も障害物もない明瞭な道筋で快適に下ることができた。ひとり山歩き688で北西に下ったときは藪に悩まされた。
落葉の堆積した踏跡をたどる (市境尾根取付き直下)
展望のよい210級ピーク
手前鞍部の奥に日光連山 右は諏訪岳 (210級ピークから)
日光連山をアップで
次の210級ピークに地籍図根三角点
同ピークから東北道
標高点227ピーク 展望なし 宮界標あり
227ピークからの下りは落葉で滑りやすい
160級ピーク付近からは倒木が多くなる
唐沢山城跡トンネル上 (標高130)
170級ピークから南西に明瞭な道筋あり
高木少なく障害物なしで歩きやすい (標高60付近の様子)
下山地点 右手に民家あり (標高60)
開花している紅梅(開花割合1・2割程度)
白梅はポツポツ
HOME
.