ひとり山歩き765 : 遅まきの初詣でを兼ねて琴平神社(琴平山)〜長坂山〜高富士山を周回してきました。ルートミスでゴルフ場へ下山してしまい、駐車地に戻るのに市街地で悪戦苦闘でした。
琴平山 〜 長坂山 〜 高富士山
2021年1月7日(水) 晴れ
1 行程
@コースタイム : 自宅(6:25) = 琴平神社表参道口(7:10/7:20) ー 琴平神社(琴平山)(7:55/8:00) ー 琴平神社裏参道口(8:20) ー 長坂山(8:55/9:00) ー 384ピーク(10:05/10:30) ー 319ピーク(11:25) ー 高富士山(13:10/13:40) ー ゴールド栃木プレジデントゴルフ場出合(14:30) ー ゴルフ場入口(15:20) ー 車に便乗(17:15) ー 琴平神社表参道口(17:30/17:40) =自宅(18:30)
Aルートマップ

2 自宅 ー 琴平神社表参道口
 今年の正月は結婚した年を除いて50数年ぶりに夫婦だけで静かに過ごした。のんびり過ごせるはずなのだが、気になって仕方ないことがあった。運転免許証の更新が迫っていることである。高齢者講習は優秀な成績ですませているのだが、視力が最近急に衰えていて、眼科で視力検査すると運転免許更新条件の0.7以上が怪しくなってしまった。昨年末にメガネ店を訪れたがメガネでの視力矯正はできなかった。。
 
半分あきらめの気持ちで6日に運転免許センターへ行ったところ運よくか普段の行いがよい(??)からかめでたく合格。これで少なくとも3年間は山へ行けるぞ! 免許更新して家に帰ってきたら急に山にいきたくなった。遅まきの初詣でを兼ねて近場の琴平神社(琴平山)へ行くことにした。二三年前に誰だったかが琴平山〜長坂山〜高富士山を周回していたのを思い出した。急いで検索すると「中年の山歩き」の野球親爺さんの記録が見つかったのでこのレポートを参考に急いで計画を作成。
 スタートは野球親爺さんと同じく琴平神社表参道口からとする。琴平神社表口は一度訪ねたことがあり、表参道口100メートル手前の路肩に駐車スペースを利用。家からは22kmでカーナビ任せで途中の道筋など気にせずに
駐車地到着。(車載温度計1度)

3 琴平神社 ー 長坂山 ー 384ピーク
 表参道は落ち葉で滑りやすい。神社直下の石階段は通行止めで巻き道を歩く。琴平神社はいつものようにひっそりしていて正月の感じなし。

琴平神社表参道口 (標高140)  舗装道は県道126号栃木田沼線


石階段から始まる


落ち葉の堆積した登山道 (標高190付近の様子)


最初の石階段 (標高210)


巻き道を登って石階段を見下ろす(通行止め)


琴平神社境内 (標高340)


正月の気配なし(しめ縄の紙垂は新しいようだが)
 裏参道は神社からアンテナ塔まで寄進の樹木多数あり。サザンカがちらほら咲いていた。アンテナ塔から裏参道口までは立派な道筋(アンテナ塔設置で敷設した? 旧裏参道らしき踏跡が西側にあり)。
 裏参道口から送電線鉄塔の352ピークまでは東電巡視路、352ピークをすぎると篠竹道が断続、篠竹濃淡有るも長坂までは特に問題ない。

神社の裏手には山茶花がポツポツ


アンテナ塔(標高350)


琴平神社裏参道(左手を下ってきた 右手の階段は旧参道と推測 (標高310)
舗装道は県道126号 右すぐ先が佐野市田沼との境界)


裏参道口の対面に進む(下都賀線10号巡視路入口)


東電巡視路の階段


352ピークの送電線鉄塔


352ピークをすぎると篠竹の道(断続、濃淡あり)


長坂山(三角点3898.2) NHKとエフエム栃木のアンテナ塔あり
 長坂山の北側で日光連山を展望、踏跡は続くが長坂山の北約300メートル先は篠竹で踏跡が隠れている。アンテナ塔のある390ピークから多少の展望あり。84ピーまでは踏跡を追える。384ピークから北方面に明瞭な踏跡ある。 

長坂山の北側から日光連山


踏跡は笹の下に(長坂山の北約300メートル先)


標高点390ピークのアンテナ塔


390ピークをすぎると右手にモノラック(アンテナ塔の補修用?)


384ピーク 北方面へ明瞭な踏跡 ここから東南東へ向きを変える
4 384ピーク ー 高富士山
 384ピークからは踏跡はあるようなないような感じだが、藪はないので歩きやすい。319ピー枯れ枝が散らばっているだけ。標高320付近を北東に歩いていると右手(北側)の樹木の隙間からゴルフ場が見えてボンヤリ歩いていたら北東に進み過ぎてあわてて戻り方向修正。東へと急下降し約300メートル進んで今度は南そして南東へと下ってゆく。ここをすぎると高富士まで問題なし。山頂には平成2年5月改築の高富士浅間神社が祀られている東側にはゴールド栃木プレジデントCCが俯瞰できる。

384ピークからは東南東へ進む 踏跡は有るようなないような(藪はないので歩きやすい)


319ピーク


北へ進んでしまい気づいて引き返して東へ下る (標高300付近の様子)


左前方にゴルフj場を見下ろす(標高250付近 高富士山は近い)


高富士山 正面は高富士浅間神社(H2年5月に改築)


高富士山から東下にゴールド栃木プレジデントCC
5 下山(高富士山 ー ゴルフ場 ー 市街地経由・・・計画外)
 下山するには来た道を少し戻って南尾根に取り付くのだが、今日は正月ボケで下りすぎて山頂まで戻ってやり直し。GPSで確認しながら南へ下ってゆくのだが様子がおかしい。ところどころで見かけたマーキングが見当たらない。尾根筋がいつになっても現れず急斜面下りが続く。谷間に降り着いて小沢流れていた。左手(西側)にゴルフ場の気配があったので、少しばかり進むとゴルフ場の最高部に到達。
 高富士山からはどうしたわけかGPSが誤作動してしまったようだ。仕方無しにゴルフ場のカート道を下ってゆけばゴルフ場の管理棟に立ち寄ってタクシーを呼ぶことにした。カート道をドンドン下ってゆくと、コース整備者に出逢い道を尋ねるとゴルフ場入まで軽トラで送っていただく。帰宅後GPSで確認すると、ゴルフ場からは軌跡は正常になっていた。ゴルフ場内距離約4km(うち車便乗1.8km)。 

怪しいと思いながらもGPSに従ってほぼ計画通り南尾根を下ってきたつもりだったが、谷間に下ってしまった
左手にゴルフ場が透けて見えたので、ゴルフ場経由で下山することにした
帰宅後地形図にGPS軌跡を落とすとルートマップの青線のごとくとんでもない動きをしていた


ゴルフ場のカート道を下ってゆく
ゴルフ場に入るとGPSは正常に復帰・・・ゴルフ場内約4km、内1.8kmは作業車に乗せてもらう


ゴールド栃木プレジデントCC入口(標高90)
以降の市街地歩きは山で迷ったよりも苦労
市街地の地図は持っていなかったので、途中で出逢った人に道を問うも要領を得ず
 ゴルフ場入口から駐車地まで戻るのが大苦戦。こんなことになるとは思いもしなかったので市街地の地図は持参せず道筋がわからない。途中で出逢った人に問い合わせるもチンプンカンプン。方向だけを合わせて適当に進むと道間違いで何度も方向転換。とうとう暗くなりヘッデン歩き。後方から来た車を止めて道筋を尋ねると地元の若い人で駐車地までで送ってくださった。約6kmで歩いたらすんなりいっても1時間半は要しただろう。
 今年最初の山行はさんざんだった。よく反省して今後に生かさねば。 
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