ひとり山歩き757 : みずがき山自然公園からカンマンボロン経由(パノラマルート)で瑞牆山に登り、富士見平ルートで周回してきました。パノラマルートは現在は廃道となっていますが、ごく一部に不明瞭箇所あるも現役ルートの感じでした。
カンマンボロン経由で瑞牆山
2020年9月29日(火) 曇り
1 行程
@コースタイム : 自宅(1:25) = みずがき山自然公園(5:35/5:50) ー パノラマルート登山口(6:00) ー カンマンボロン(7:15/7:35) ー 富士見平ルート出合(10:30) ー 黒森ルート分岐11:05) ー 瑞牆山(11:15/11:50) ー 黒森ルート分岐(12:00) ー 桃太郎岩・天鳥川(13:40/13:45)ー 富士見平小屋(14:25/14:35) ー 瑞牆山公園分岐・林道出合(14:45) ー 林道別れ・尾根取付き(14:55) ー みずがき林道出合・富士見平小屋口(15:55) ー みずがき山自然公園(16:05/16:15) = 自宅(20:35)
Aルートマップ

2 自宅 ー みずがき山自然公園
 瑞牆山には過去三度登っているが、カンマンボロンを含む廃道のパノラマルートを歩いてみたいと思っていた。最近頓に脚力が衰えているので、今チャレンジせねば計画倒れになってしまう。今月の17日(ひとり山歩き756に模擬ルートとして新薙ルートで太郎山そしてハガタテ薙左岸尾根を周回した。これでカンマンボロン経由の瑞牆山もなんとかなりそうな感触を得た。高齢者の運転免許更新に伴う認知機能検査と高齢者運転講習が終了して今がチャンスと実行することにした。
 天気予報では曇りということで絶好とは言えないが、日にちを選び過ぎると紅葉シーズン突入で行きそびれてしまう。瑞牆山付近の日の出は5時40分ころ、日の出とともにスタートを見計らって家を出た。中部横断自動車道が佐久南ICから八千穂高原ICまで延伸されてりので、初めて利用できると楽しみにしていたが、栃木ICから高速道に入ると、工事で佐久ICから小諸ICの間は昨日から本日6時まで工事で通行止め。中部横断高速道は10月1日まで休止。事前に調べなかったのが悪かった。高速道に乗ってしまったので今更やめるわけにもゆかず実行することにした。佐久ICから一般道を約60km走行、で計画に対し30分程度の遅れで
みずがき山自然公園に到着、すでに10台くらいが駐車していた。(車載温度計6度)


2001年全国植樹祭記念碑から瑞牆山方面(瑞牆山は中央部最奥にガスで隠れている?)
3 パノラマルート(カンマンボロン経由)
 
ごく一部を除いて踏跡は明瞭、ただし薄い踏跡が多い。マーキングは多いが、肝心のカンマンボロンへの取付部には標示ないので掲載写真の立に気づくかどうかが勝負。後半はかなりの急登の連続で展望はなく面白さに欠ける。
 GPS軌跡はカンマンボロン付近からは岩部が多くなり、古いGPS(ガーミン60CSx,十数年使用)は岩部では電波が反射して精度が落ちるのでルートマップは参考程度・・・掲載写真のマーキンフを丹念に追えばカンマンボロン成功間違いなし・・・立木を見逃すな!!

パノラマルート登山口


登山口からすぐに現れる三叉路は右へ


十字路は中央へ(二箇所あり)
以降は踏跡は一部を除いて明瞭、テープや赤ぺ(立木に
のマーキング多数あり


標高1700あたりでこのマーキングが現れるとマーキング連続する


一分後にこのマーキング


更に一分後にこの金属標識


更に三分後にマーキング
(経過時間は目安で人に
よる・・・核心部が近づいていることを認識)



重要!! この立木がカンマンボロンへの取付き(写真前方からやってきて、写真右へ)
ここを写真手前方向に通過してしまうとカンマンボロンは見逃す


前記の立木から左へ薄い踏跡を登ってゆく (標高1720あたり)



カンマンボロンは落ちてきそうな岩の下


左手にこの隙間を見たら、ザックをデッポして、通り抜ける
狭く手が
かりが少ないので、通過に苦労する 戻りは手前入口が滑って更に困難


隙間を通り抜けるとカンマンボロン
弘法大師が梵字で不動明王と彫ったとか弘法大師伝説(大師が何十人といなければそんなことできない

人が彫ったものか、風雨の侵食によ
るものか梵字が読めないので判明せず(個人的には自然侵食と推測)


場所が狭くカンマンボロン全体を一枚に収められないので分割掲載


西側(だった?)が開けている

カンマンボロン付近には岩沿いに踏跡があるも無視して、立木まで戻る


シャクナゲ地帯(標高1800あたり)
踏跡はごく一部を除いて明瞭


標高1870あたりでロープが出現 かなりの急登が続く(高度感はなし)


ロープが終了すると、金属板標識(グリーンロッヂ黒森← →みずがき山) (標高1950


高2000で南側(だった?)がごく一部開ける
瑞牆山山頂までに、遠望できるのは、こことカンマンボロンだけ

ガレ場を登っている途中(標高2000あたり)


大ヤスリ岩の基部通過(標高2110)


大ヤスリ岩基部から数分で、富士見平ルート出合(標高2110)

山頂直下の黒森ルート分岐までガレ場登り(標高2130付近の様子)


黒森ルート分岐(標高2200) 


山頂直下の岩場
岩が滑って苦戦中、左手から迂回したほうが楽


この梯子を登れば山頂はすぐ先

スグ崎
瑞牆山山頂に到達


大ヤスリ岩


富士見平ルートからの登山者続々現れる
残念ながらガスが湧いて展望は諦め、金峰山がかすかに認識できる程度
4 瑞牆山 ー 富士見平小屋 ー みずがき山自然公園
 
黒森ルートは富士見平ルートのように岩ごつがないので、黒森ルート(一度登っている)と考えたが、確実にみずがき山自然公園まで戻れる富士見平小屋を経由することにした。このルートは2018年5月12日(ひとり山歩き698)で下っているので参照願う。 
 前半の富士見平小屋までは岩ごつ道だが、後半の尾根歩きは踏跡明瞭で障害物皆無の登り返しなく楽な歩きができる。
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