ひとり山歩き75: 最近の山行は6時間前後でしかも頻度が少なく、脚力の衰えが明白。6時間以上の歩きに耐えられるかチェックのために菅沼から白根山を目指した。余裕があれば前白根山で終期のコマクサ観賞も考えたのだが、気力体力とも許してくれなかった。
菅沼から白根山
2020年8月7日((金) くもり
1 行程
@コースタイム : 自宅(0:25) = 菅沼登山口(2:45/3:05) ー 弥陀ヶ池(5:45/5:55) ー 白根山(7:40/8:05) ー 避難小屋(9:40) ー 五色沼(9:50/10:00) ー 弥陀ヶ池(10:50/11:00) 菅沼登山口(13:10/13:20) = 自宅(15:50)
Aルートマップ

2 自宅 ー 菅沼登山口
 コロナ騒動と梅雨で山行頻度が減り、しかも歩く時間は6時間程度で気力体力とも衰えが大きい。8月1日に例年に比べ11日遅れで梅雨が明けた。既契約のプロバイダーが回線業務を中止することになり、NTT東日本のフレッツ光に変更となった(プロバイダー業務は従来どおり)。工事後のパソコン等の調整がやっと終了したので、以前から計画していた白根山に行くことにした。
 第一目標は菅沼登山口から弥陀ヶ池〜白根山〜五色沼〜弥陀ヶ池の周回だが、途中で退却をしないこと。もしも余裕があれば前白根山で終期のコマクサ観賞もと欲は深い。何度も登った山への登りは先が読めてしまい、途中断念することが多いので、暗いうちにできるだけ高度を稼いでおくことにする。菅沼登山口に到着は2時45分で、先着車なし。(車載温度計14度)
3 菅沼 ー 弥陀ヶ池 ー 白根山
 積雪期を含めて白根山には30回ほど登っている。最も多いのは菅沼登山口からで、現在の脚力を知るには絶好のルート。本日のコース取りなら、無雪機で7・8時間、積雪期でも10時間程度。果たしてどのくらい要するか? お楽しみとなるか、それともがっくりか。
 暗いうちにスタートする場合の唯一最大の注意点は、標高1780付近で冬コースに引き込まれないこと。油断していて引き込まれたことある。標高1800付で近登山道の右側に岩と支え棒が確認できれば、以降は迷う箇所なし。

行ってまいります


これを見れば正規ルート間違いなし(標高1800) 
 暗いうちに登ると、手前で冬コース(標高1780)へ入ってしまう事があるので


標高2020付近で樹間に朝焼け(温泉ケ岳方面、日の出直前の4時31分)


道標「弥陀ヶ池0.9km 登山口2.0km」 (標高2160 本日のコース最西端)


弥陀ヶ池が近づくと、カニコウモリが群生


弥陀ヶ池北端(標高2240)から白根山 
ここまでに2時間40分:遅い!! 積雪期でも2時間半程度なのに
 今日は霞んでいて遠望がきかない。このコースで燧ケ岳が拝めないのは残念。途中で三人組に追い越された。登山を始めた頃は、「お先に失礼」だったが、今では「お先にどうぞ」の連発。山頂にたどり着いたら後続者が次々に現れる。
 霞んでいて遠望がきかず残念。過去30回ほどの登頂で遠望がきかなかったのは3・4回だけ・・・相性がいい山なのだが、天に見放されたか?

今日は霞んでいて遠望きかず(標高2410から、通常なら標高2300をすぎると燧ケ岳が見えるのだが)

 

白根山山頂からも遠望きかず 錫ケ岳がせいぜい
後続者次々に現れる すでに途中で追い越された三人組はいなかった


男体山と中禅寺湖もこの程度
白根山には積雪期を含めて30回ほど登っているが、遠望がきかなかったのは3,4回だけ
相性はいいんだが、今日は到達できただけで良しとしよう
4 白根山 ー 五色沼 ー 弥陀ヶ池
 下山途中でも追い越されの連続。膝のバネが弱まったせいで、段差を片足で踏ん張れずストックの助けを借りる。登りよりも下りのほうが苦痛(復路で疲労が蓄積していることを差し引いても) 奥平平の窪地と前白根山のコマクサを見ようなんて余裕はなし。
 本日のトータル所要時間は10時間。積雪期でも約10時間、無雪機期で7・8時間なのに、これで長時間歩きから引退か、照ノ富士のように鍛え直して挽回をはかるか悩むところ。

避難小屋への下山途中の標高2480付近から
五色沼を見下ろす、後方に五色山と前白根山
山腹にはマルバタゲブキが目立つ


もうすぐ森林限界(標高2360) 


五色沼南端 (水場分岐) (標高2180)


弥陀ヶ池に戻ってきた

往路で正規ルートをたどっていることを確認した岩と支え棒


ここが冬コース分岐(標高1780)
 暗いと左へ引き込まれるので要注意箇所 正規ルートに入れば以後は迷うところない



登山口駐車場に戻る( 17台駐まっていた)  
所要時間10時間・・・残雪期でも10時間程度、無雪期で7・8時間・・・もう玄界灘!
げんかいだなの声聞いて脚がよろよろ右左♪♪♪
HOME
inserted by FC2 system