ひとり山歩き753 : 明智平から茶の木平そして狸山を周回してきました。今の季節は花もなく緑の樹林の中を静かに歩くのみでした。
明智平〜茶の木平〜狸山周回
2020年7月13日(月) 曇り
1 行程
@コースタイム : 自宅(2:15) = 明智平駐車場(4:15/4:50) − 明智平展望台(5:05/5:10) − 茶の木平・細尾峠分岐(6:35) − 茶の木平(6:55/7:05) − スカイライン上展望台(7:55/8:10) − スカイライン出合(茶の木平遊歩道入口BS)(8:15) − 中禅寺湖展望台(8:35/8:50) − 狸山(9:05/9:10) − スカイライン出合(9:50) − 歌ヶ浜駐車場(10:20) − 明智平駐車場(11:25/11:30) = 自宅(13:30)
Aルートマップ

2 自宅 − 明智平
 COVID-19の移動自粛解除されるも、あいにく梅雨の晴れ間どころか雨天続きでなかなか山に行けない。これ以上ブランクが続くとますます体力が劣化してしまう。それに伴い気力まで萎えてしまう。天気予報では本日は晴天は期待できないが、雨はなそうということで思い切って出かけることにした。男体山のコウシンソウの時期は過ぎてしまい、白根山のコマクサの時期を迎えている。白根山を考えたが、最近は6時間前後の山行しかやっていないので自信がない。
 暑い時期なので低山歩きは嫌で、奥日光方面で考えた結果、時期外れ(花も紅葉もなく、ましてや雪もない)ではあるが、明智平〜茶の木平〜半月山を歩くことにした。現在の脚力では9時間以上要するのは間違いなく、途中からのエスケープも考えておく。スタート地点は明智平駐車場から明智平第二トンネルの西出口経由で明智平展望台を目指すことにする(ルート的には017年2月22日のひとり山歩き655参照)。明るくなったら歩きだすよう家をでた、明智平駐車場(車載温度計14度)に到着すると北東の空が朝焼けで染まっていた。これなら少し待てば日の出が拝めるかもしれない。カメラを持って、ロープウェイ駅舎の右手で待てどもなかなか日の出とならず、風による寒さしのぎに歩きまわる。4時37分に、北東の丹勢山右奥の日光外山あたりに日の出を迎える。残念ながら雲が多く太陽を明瞭にとえられなかった。車に戻って急いで登山支度。
 

駐車場(標高1280)に着いたら予期しなかった朝焼け(4時15分)


日の出を待つ間に明智平ロープウェイ山頂駅を(4時23分)


男体山の薙がよく分かる


待った甲斐があり丹勢山右奥の日光外山の上に日の出(4時37分、雲が多いので太陽がはっきりしない)
3 明智平 ー 茶の木平  今の時期は緑の樹木だけ 明瞭なささみ地が続く
 予定外の日の出撮影で、30分も浪費してしまった。時間挽回のために禁じ手で明智平展望台に登る。30分ロスしたが約一時間は短縮。本来は2019年2月22日のひとり山歩き655に倣って明智第二トンネル西出口経由だったのだが。

明智平展望台から男体山   (標高1360)


展望台から 華厳滝 中禅寺湖  奥に錫ケ岳〜白根山


比較として2017年2月22日の写真  次は秋の紅葉時期にトライしてみたい


中禅寺湖とは反対側(東)に鳴虫山〜三ノ宿山 


山頂駅から明智平を見下ろす 中央奥の街並みは清滝あたり
 展望台から茶の木平に向かう。登山道入口にクサリが張ってあるが、通行禁止の文字はない。低い笹の中に道筋は明瞭で特に危険箇所はなく無論藪もない。標高点1395を越して登りにかかると中禅寺線6号鉄塔に達する。ここからの展望は良好。そこから70メートルほど進むと、明智第二トンネル西出口方面への道を分ける。

茶の木平へ向けて出発


標高点1395ピーク付近で樹間に華厳滝


茶の木平までこのような笹道が続く (標高1390付近の様子)


中禅寺線6号鉄塔 前方は茶の木平   (標高1360)


中禅寺湖と奥に錫ケ岳〜白根山


鉄塔から 男体山 大真名子山 帝釈山〜女峰山
 分岐を左手の茶の木平方面に進むと相変わらずの笹道が続く。展望は皆無で静かな樹林の中を黙々と歩む。標高1580あtリで突然登山道の右手に展望台が現れる。華厳滝の観瀑台として設置したのだろうが、樹木が育ち滝の気配も感じれれない。かろうじて男体山、大真名子山、帝釈山あたりが垣間見えるだけ。将来どうなるかまで考えずに作られた展望台は無数にある(少しオーバーだが)、こんな例は展望台ばかりでなく、いろいろな施設が日本全国にゴロゴロしている。作ってしまえば俺の仕事はおしまい・・・これが日本の税金無駄使いの根源、国家の借金が減らないどろか増えるのも道理。
 展望台から数分で茶の木平・細尾峠分岐(標高1610)この先はほぼ平坦な笹道、途中で半月峠分岐を見送り、小沢を渡ると茶の木平に到着。錫ケ岳〜白根山 男体山〜大真名子山〜女峰山の展望を楽しむ。女峰山〜赤薙山はガスが湧き上がっている。

分岐(鉄塔の70m先) 左:茶の木平 右:明智平第二トンネル西出口方面 


ずっとこんな笹道が続く (標高点1453付近の様子)


展望台(多分華厳滝観瀑のために作ったのだろうが、樹木が育ったせいで滝の気配も感じず 標高1580)
将来どうなるか考えないで作る展望台は世の中には五万(?)とある 恵那山の展望台が代表例(2011年当時、現在はどうなったかな


悪口ばっかりでは申し訳ない 樹間に男体山・大真名子山・帝釈山が見えることを書き添えておく


茶の木平・細尾峠分岐 (標高1610)


相変わらずの道筋

茶の木平(標高1600) 前方に男体山


女峰山〜赤薙山はガスが湧いている


錫ケ岳〜白根山〜前白根山
4 茶の木平 − 狸山 − 下山
 2019年5月24日(ひとり山歩き727に茶の木平から半月峠まで歩いているので参照願う。その時は終盤のアカヤシオを楽しめたが、もう少し時期を遅らせればシロヤシオを楽しめるだろう。無論今回は緑の樹林歩きを楽しむだけ。

登山道(茶の木平半月峠線歩道というらしい)は相変わらずの笹道


言うまでもなく(標高1540付近)


標高1530あたりで巻道を通らずに稜線上を歩くと開けて中禅寺湖と錫ケ岳〜白根山〜温泉ケ岳


展望台(スカイライン上展望台と仮称) (標高1500)


展望台からお馴染みの風景


男体山も


展望台から下るとスカイライン出合(茶の木平遊歩道入口BS、標高点1495付近) 対面は狸山登り口
計画では狸山経由で半月峠だが、天候も脚腰もすぐれずで狸山から北尾根を下ることにして、
スカイラインを歩いて先に中禅寺湖展望台に行くことにした  予想通り6時間前後が限界のようだ
体力麺よりもメンタル面の問題・・・過去に通ったことがると、もういいだろうになってしまう


中禅寺湖展望台(標高1580)


同じような風景写真ばかりで申し訳なし 


男体山はますますガスが
 体力不足よりメンタル面のスタミナ不足で、半月峠を諦めて狸山から北尾根を下ることにした。ルート的には2016年4月12日(ひとり山歩き627)で北尾根を登っているので参照願う。
北尾根は藪も危険箇所もないが、落ち葉が堆積してフワフワしてぃて急傾斜部では滑りやすいので多少の注意が必要。スカイライン出合(標高1370)からは明智平まで舗装道歩き。


狸山登り口


狸山山頂(標高点1622)


山頂の電波塔


狸山の北尾根は落ち葉堆積しフワフワ 藪はなく踏跡あるようなないような感じ 勾配のきついところは足元が滑りやすい


スカイラン出合(標高1370) この先はスカイラインを下る


歌ヶ浜駐車場から男体山 遊覧船格好いいね  一回は乗ってみたいね


駐車場の東側に立木観音


中禅寺湖はすっかりガスの中


明智第二トンネル出口(2019.10.1から一方通行となっている) 明智平展望台へは左手奥から行くはずだったのだが


明智平駐車場に戻る 霧のせいか閑散としている (中禅寺個方面へ行く車は多いが)
HOM
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