ひとり山歩き750 : 清水寺から桜峠〜獨鈷水御堂〜広戸山〜晃石山北西尾根を周回してきました。ヤブはなく薄い踏跡が断続し、のんびりと歩くことができました。
清水寺〜桜峠〜広戸山〜晃石山北西尾根周回
2020年5月22日(金) 曇り
1 行程
@コースタイム : 自宅(7:25) = 清水寺駐車場(8:20/8:30) ー 桜峠口(8:35/8:45) ー 桜峠(9:10/9:25) ー 広戸集落・関東ふれあいの道分かれ(9:45) ー 獨鈷水御堂(9:55/10:05) ー 広戸山取付き(10:10) ー 広戸山(三角点292.6)(10:40) ー 下山(11:30) ー 晃石山北西尾根取付き(11:55/12:05) ー 標高点271(13:20) ー 登山道出合(14:05) ー 晃石神社(14:10/14:15) ー 清水寺駐車場(14:55/15:05) = 自宅(15:50)
Aルートマップ

2 自宅 ー 清水寺
 この二三年で太平山〜晃石山〜馬不入山稜線の北側の枝尾根歩きをしていろ。その一環として広戸山(三角点292.6)の北北西尾根と晃石山北西尾根を歩くことにしていたが、コロナウィルス禍で沙汰止みとなっていた。今週は天候不順で山行は諦めていたが、朝6時頃になると晴れ間がみえ,天気予報でも降雨はないとのことで、急遽出かけることにした。
 途中のコンビニで食料を調達して清水寺駐車場に到達した時点で先着車は1台だけ。(車載温度計17度・・・今日は汗をかなりかきそう)
3 清水寺 ー 広戸山北北西尾根
 駐車場でGPSにスウィッチを入れて出発。桜峠口でWP作成でGPSを見ると「測位中お待ち下さい」状態で衛星を捉えられない。設定をいじるも解決せず。とりあえず桜峠へ行ってみると、相変わらず作動せず。先着者に挨拶して、この先どうするか考える。軌跡が取れなければ面白くない。山では使ったことがないが、スマホを取り出してジェオグラフィカを作動させ、GPSの設定をいじっているうちに作動し始めた。トレラン者が晃石山方面に向かうのを見送って、桜峠から関東ふれあいの道を下る。

清水寺駐車場  先着車1台・・・少ない!!


桜峠口(標高120) GPSが衛星を捉えられない、調整するもだめ

 
桜峠(標高280) GPS相変わらず作動せず、スマホを作動させてからGPSいじってたら急に作動
15分の間に先着者出発し、トレラン1名通貨


桜峠から諏訪岳 
 清水寺〜桜峠〜広戸集落の間は、'17年3月17日(ひとり山歩き658に歩いているが、そのころよりも草が道筋にはみ出している感じ(通る人が少ないのだろう)。林道出合に林業関係者のものと思われる車が4・5台駐車していた。鯉放養池群を左手に見ながら下ってゆくと、広戸集落・関東ふれあいの道と分かれ反対方向の獨鈷水御堂方面へ進む。50mほど進むと分岐で右のダート道に進む。ここから500mほどの間に慈覚大師円仁の腰掛石を見ると左手に太陽光発電施設が獨鈷水御堂手前まで続く。獨鈷水御堂は道路から50mほど北に進む。なぜここの獨鈷水が慈覚大師円仁と関係あるのかは知らないが、村檜神社の隣に位置する大慈寺に行ったことのある方は慈覚大師円仁像があるのはご存知と思う。
大師に関して知りたい方は「大慈寺HP( http://www.cc9.ne.jp/~daijiji/~daijiji.ennin.html )」参照願う。 


関東ふれあいの道も通行する人少なそう 草がはみ出し加減


林道出合のすぐ先(標高210)  出合にはトラック等4・5台駐車 林業関係者か)


鯉放養池群 水なし含めて6つ


広戸集落(標高120) 関東ふれあいの道は左へ 今日は右の獨鈷水御堂へ


獨鈷水御堂分岐は500m先 


獨鈷水御堂に行く途中から獨鈷水御堂まで太陽光発電施設


慈覚大師獨鈷水御堂 (標高170)
手前は井戸、水は溜まっているがごみが浮いている


慈覚大師円仁の獨鈷乃霊水
慈覚円仁・・・平安初期の天台宗の僧(最澄の弟子で第三代天台座主 下野壬生出身)、天台宗の教義を大成させた・・・webより
 広戸山(三角点292.6峰)取付きは獨鈷水御堂敷地前の作業道を100mほど進んだ地点とする。登り始めるとすぐに竹林(標高190〜220)となり、竹林を越すと藪なし斜面登りとなる。標高230あたりからは薄い踏跡が現れ、急登をこなすと前回たどった(’20年3月6日ひとり山歩き745)ルートと合流し角点292.6峰に達した。前回h気付かなかったが、立木に広戸山の山名板を見る。

獨鈷水敷地からこの作業道を100mほど進んで 広戸山(三角点292.6峰)に取り付く 


尾根に取り付くとすぐに竹林となる(標高190〜220)


標高230で方向を北から北東に変えると踏跡が現れる


三角点292.6峰


前回は気付かなかったが、三角点峰に広戸山の山名板
 広戸山からは前回歩いた明瞭な踏跡をたどり、標高240で尾根が分岐し、今回は踏跡の薄い北尾根に進んだ。藪はあいかわらずなしく、東北道の車の通行音を聞きながら、前回よりも250mほど東側に下山した。

明瞭な踏跡が続く(標高270付近の様子)


前回は左の踏跡の濃い方へ進んだ (標高240)


今回は踏跡の薄い右手に進んだ  藪はない


下山地点 前回よりも250mほど東側 (標高100) 左手は東北自動車道
4 晃石山北西尾根 ー 清水寺
 東北道沿いに約200m、県道75号(佐野栃木線)を約150m進むとエヴァンタイユGC入口で、GC道路に沿って作業道(地形図記載あり)に進む。猪侵入防止柵が設置してあり、柵の扉を2回開いて通過すると行き止まりで、脚立で柵をのりこすと、すぐ先で林道に出合い、これを70mほど進むと、山側に猪侵入防止柵が設置してある。ちょうど通りかかった地元の人に聞くと、これ以上進むと柵が邪魔して山に取り付けないとのこと。その地点がちょうど柵の切れ目で晃石山北西尾根取付きとした。

エヴァンタイユGC入口(標高120)


エヴァンタイユGC道路に沿って作業道(地形図記載)を進む


猪侵入防止柵を脚立で乗り越える


晃石山北西尾根取付き(柵の手前から、標高130) ここより先は林道沿いの山側に猪侵入防止柵続く
今回進んだ作業道よりもよりも150mほど廻峠方面に進んだ林道の続き・・・この林道を進むべきだった
 取付き直後はやや藪っぽいが全然問題なし。標高180で晃石山北西尾根に乗ると藪は皆無となるも、踏跡はあるようなないような感じ。標高点271を越したあたりから進行方向の右下にゴルフ場を感じる様になる。標高点を越した浅い鞍部にOBボールが2個落ちていた。

取付き直後は、藪っぽいが問題なし


北西尾根に乗ると、薄い踏跡が断続 藪なし


標高点271付近


標高点271を越すと進行の右下にゴルフ場が枝越しに伺えた
尾根上にOBボールが2個


枝越しにゴルフ場のグリーンをとらえる
 OBボールがあった浅い鞍部から少し登り返した標高280〜290は伐採地で、ゴルフ場のコースの一部とカート道を見下ろす。その先には先刻通過した広戸山がくっきり、諏訪岳も展望できた。
 樹林に入ると笹道で踏跡はあるようなないような感じ、前回の北尾根と合流すると、すぐに石山〜桜峠登山道出合、直進すると晃石山だが登っても遠望は利きそうもないので晃石神社に直行。ベンチで数人グループが食事中。3密の密接は守る気はないのかな?コロナよりも密接しtの談笑のほうが楽しいか。

標高280〜290は伐採地


ゴルフ場のカート道 右手のバンカーは14番ホール? カート道の先にわずかに姿を現すは15番ホール?
左手前の峰は広戸山 右奥に諏訪岳 
 

踏跡があるようなないような尾根筋を進む (前回の北尾根合流地点付近、標高380)


晃石山〜桜峠の登山道出合(標高400) ここから東へ進むと晃石山だが、遠望は利きそうもないので、晃石神社へ直行


晃石神社(標高390)
神社から清水寺までは何度か下ったことがるので省略。駐車場に戻ると自車を含めて4台・・通常に比べたら少ない。


神社直下に子宝杉


清水寺の観音堂(十一面千手観音菩薩像)


十三仏


駐車場着 自車を含めて4台少ない!!
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