ひとり山歩き748 : 峠の茶屋から南月山を往復してきました。2周間前に比べて残雪は少なく、気温低下でよくクラストしていて歩きやすかったです。天候に恵まれ遠方の山々を楽しむことができました。
南月山スノーハイク
2020年4月3日(金) 晴れ
1 行程
@コースタイム : 自宅(2:45) = 峠の茶屋駐車場(5:05/5:45) − 中の茶屋跡(6:10) − 峰の茶屋避難小屋(6:45/7:15) − 牛ケ首(8:05) − 日の出平(10:25) − 南月山(9:25/9:45) ー 日の出平(10;25) − 牛ケ首(10:55) − 峰の茶屋避難小屋(11:40) − 中の茶屋跡((12:15) − 峠の茶屋駐車場(12:35/12:50) = 自宅(15:05)
Aルートマップ

2 自宅 − 那須
 3月19日の茶臼岳(ひとり山歩き746)に引き続いて那須岳の南月山へスノーハイクすることにした。今回は峠の茶屋駐車場まで車で行けるので時間短縮が可能。例によって日の出時刻を調べると5時25分ごろと判明。今回は日の出に余裕も持って間に合うように家を出た。
 峠の茶屋駐車場までは、今回も路面に残雪は皆無で、日の出までに20分の余裕 到着直後に後続車が1台。(車載温度計3度)
 日の出撮影に良い場所を探そうと、カメラとコンパスを鷲掴みにして車外へ出る際、カメラを地面に落としてしまった。試し撮りしてみると撮影可で一安心。日の出写真を撮って車に戻り登山準備、後続者はすでに出発していた。

到着直後の峠の茶屋駐車場


日の出 (5時18分)
3 峠の茶屋駐車場 − 南月山   残雪部はよく締まってあるきやすかった  春霞もなく遠望がよくきいたが、カメラの故障が残念
 普段使用している(ミラーレス一眼)カメラが日の出撮影後にレンズを認識しなくなってしまった。レンズの脱着を繰り返すも撮影不可。仕方なしにザックに忍ばせておいた予備のコンデジを取り出す。こんなことは予想していなかったので、しばらく充電していないので心配。
 3月19日の茶臼岳に比べて全体に残雪が少ないが,気温低下でよく締まっていて歩きやすかった。往路は登山口から牛ケ首までチェーンスパイク使用。牛ケ首〜南月山〜峰の茶屋までアイゼン使用。往路は残雪がよく締まっていたのでチェーンスパイクのほうが良かったかも。復路は気温上昇で雪面が緩み日の出平の下りではアイゼンでも上滑りがあった。
 コンデジのバッテリーが心配で撮影はできるだけ少なくした。復路でも撮影したかったが、途中でバッテリー切れ。 

登山口 (標高1500)


2週間前は階段は雪の下だった


中の茶屋跡(標高1610)から剣ヶ峰 トラバースが明瞭になった


中の茶屋跡から標高1710までは夏道 (前回は1640まで)

峰の茶屋避難小屋(標高1710) 残雪はごくわずかになった


剣ヶ峰と朝日岳


剣ヶ峰のトラバース 積雪期にはトラバース通ったことないので後学のために偵察行
 峰の茶屋避難小屋から牛ケ首までは、残雪ごくわずかだが、無間地獄手前に残雪あり数メートルの急斜面下り、直下降でなく斜め下りで対応。復路ではアイゼンを履いていたので問題なし。

硫黄鉱山跡(残雪なし)から西側の景色 中央奥に会駒 


同所から大倉山尾根


同じく剣ヶ峰と朝日岳


避難小屋から牛ケ首までは残雪はごくわずか


無間地獄手前には残雪、数メートルの急斜面を下る 


同じ場所から南月山と日の出平


無間地獄と牛ケ首の中間から 姥ケ平を見下ろす 
左手に男鹿岳、その右肩に小さく燧ケ岳 会駒 


牛ヶ首(標高1740)から日の出平


同じく南月山
牛ケ首から日の出平までは残雪連続。よく締まっていたのでチェーンスパイクでも良かった。踏み抜きの跡がないので、復路で気温上昇しても踏み抜きの心配はなさそう(実際になかった)。

日の出平への登りで雪庇(標高1720)
残雪はよく締まっているので安心 復路では気温上昇で踏み抜きは皆無だが上滑りあり



同じ場所から大倉山尾根


標高1730から日の出平
牛ケ首から日の出平までは残雪連続


標高1780の茶臼岳監視カメラ


日の出平(標高1786)から茶臼岳 
 日の出平からの下りは、灌木の間にトレースが連続しルートキーピングは容易だった。2011年2月20日(ひとり山歩き431)ではトレースがなくルートがわからず灌木の中をワカンで踏み抜きながら歩いたことに比べれば快適快適。
 日の出平を下った鞍部からは樹木がないので残雪はなく、ザレ道歩き。アイゼンを履いたまま歩き続けたが、チェーンスパイクだったら・・・後の祭り。南月山が近づくに連れて展望がよくなる。春霞もなく遠望もよくきいたので、カメラの故障が残念。

日の出平からは灌木の中に通り道


日の出平の下り(標高1750)


標高1740で夏道となる(南月山まで残雪ごくわずか) 脱ぐのが面倒でアイゼンは履いたまま
往路はチェーンスパイクのほうが良かった 


道筋にこの程度の残雪(長くは続かない)


男鹿山塊 下に沼ツ原調整池 (標高1750から)


南月山(標高1775.7)から茶臼岳


南月山神社


山頂から最奥に高原山と女峰山 白根山も確認できる?  
中央に鴫内山〜大佐飛山 手前は白笹山


最奥に女峰山、太郎山、白根山(白笹山最高部の少し右手最奥にごくわずかだが) 大佐飛山〜(燧ケ岳)〜男鹿岳〜(会駒)
4 復路  登山者の数は通常に比べて少ないようだ 気温上昇で日の出平からの下りは上滑りに注意
 南月山からの復路で予備のコンデジはバッテリー切れで復路の写真はなし。
 日の出平からの下りで二人の単独行者とすれ違い。気温上昇で雪面が緩みアイゼンでも若干上滑りあり、チェーンスパイクだったら苦労したかも。
 牛ケ首から峰の茶屋避難小屋の間で、数人とすれ違い。軽装につき牛ケ首までか。無間地獄の先の残雪部はアイゼンで楽々通過。
 避難小屋でチェーンスパイクに履き替えていると茶臼岳方面から3人ほどが下ってゆく。登りは若いカップルだけ・・・通常なら大勢とすれ違うのだが、新型コロナウィルスのせいかナ。
 中の茶屋跡からの残雪歩きは下るにつれて雪が緩み上滑りの連続。峠の茶屋駐車場の車は少なく1割に満たない。
HOME
inserted by FC2 system