ひとり山歩き77 : 袋田滝の見物を兼ねて生瀬富士に登ってきました。絶壁の上から見下ろす袋田滝は見ごたえがありましたが、凍結していないのが残念でした。
生瀬富士と袋田滝
2003年1月30日(木) 晴れ
1 行程
自宅(5:25) − 無料駐車場(7:30/7:40) − 登山口(7:45) − 生瀬富士(8:35/8:45) − 立神山(9:00/9:20) − かずま分岐(9:55) − 第二展望台(10:00/10:10) − 第三展望台(10:20/10:30) − 渡渉予定地点(10:40) − 対岸(月居山ハイキング道)(11:00) − 袋田滝壷(11:45/11:50) − 無料駐車場(12:10/12:20) − 自宅(14:55)
2 自宅 − 袋田
 先週、鶏足山で出会った夫婦から袋田滝が凍っていたとの情報を得たので、早速出かけることにした。滝の見物だけでは面白くないので、生瀬富士の岩稜から滝を見下ろすことを考えた。
 このところ寒波が襲来しているので、絶好のチャンスと、本日決行することにした。真岡・茂木・烏山・馬頭町経由で大子町を目指す。R461で馬頭町から大子町に近づくと、道路はかなり凍結していたが、早朝なので渋滞もなく袋田に着く。R461から旧道の細い道で袋田温泉に向かう。道路の右手に町営無料駐車場を発見して車を停める。
 傍にいた地元の人に生瀬富士登山口への道順を教わる。ついでに袋田滝は凍結しているか問うと、期待に反して全然凍っていないとの返事が戻ってきた。気温が下がっても雪や雨が降ると水量が増えて、滝は凍らないとのことであった。山に登る前に凍結した滝を見ようと早めに来たのに残念。昨年の1月25日に奥久慈男体山〜月居山の帰りに寄った時も凍っていなかった。完全凍結は滅多に見れないようだ!  
3 駐車場 − 生瀬富士駐車場から見る生瀬富士  踏跡は明瞭で歩きやすい!
 駐車場からは北に生瀬富士、南東に月居山が間近に迫って見える。今日の道筋を眺めて、駐車場の斜向かいの道を山に向かって歩き始める。すぐに民家に突き当たり、その左手が生瀬富士登山口になる。
 谷を右にしてその斜面にある道を登ってゆく。道は霜で真白だがまだ融けていないので歩き難いことはない。やがて谷から離れてジグザグに登りはじめる。登山口から約30分で尾根に取り付くと、勾配が急になり落ち葉で滑って登り難くなる。道標は何箇所にも設置されているし、一本道なので迷うことはない。登りが更に急になり、岩が多くなるとロープが張ってある。道が凍結しているので、このロープに大いに助けられる。
 尾根に取り付いて10分余りで袋田小学校裏登山口からの道を左に合わせる。右下の街並みを見ながら進むと、すぐに鎖が現われる。この岩場を登ると生瀬富士の山頂であった。山頂標識はなかったが、生瀬滝とか袋田方面といった道標がいくつか見られた。山頂から北東に狭い岩稜が数十メーター広がっている。北に八溝山その左奥に那須岳が展望できる。日光連山等の遠方は霞んでいて見えなかった。南にはこれから行く立神山が目前に迫っている。
4 生瀬富士 − 袋田滝  岩壁から恐る恐る見下ろす袋田滝は絶景 凍結していなかったのが残念!
 落ち葉の積もった道をロープを伝って急降下して、登り返すと立神山山頂に難なく着く。生瀬富士同様に山頂標識は見当たらなかったが、袋田滝、滝本といった道標がいくつか見られた。生瀬富士山頂からと同じような展望が得られる。北東に伸びた生瀬富士の岩稜が印象的であった。
 立神山からは南面が崖の尾根歩きとなる。袋田滝が展望できる場所(第一展望台)があるとのことで右手を注意しながら歩くも、見逃してしまったようである。その代わりに駐車場から袋田滝にかけて並ぶみやげ物屋が目に付いた。小さなピークを幾つも越しながら段々下ってゆく。右手は断崖なのだが、樹木が生えているので不安を感じずに歩ける。
 立神山から15分程下ったところに、テープとペンキ印を発見する。矢印の方向は右になっているが、真っ直ぐの道も明確に続いている。方向としては真っ直ぐの方向だが、先週の花香月山〜鶏足山を縦走した時にも同じ場面に遭遇し、方向を選んで真っ直ぐ進み失敗したので、今日は素直にペンキの矢印に従って右(南西)に折れた。すぐに進行方向は南東に戻り、矢印に従ったのが正解であった。今日のコースで間違いやすいところはここだけであった。左 : 滝上部(第二展望台から) 中 : 滝下部(第二展望台から) 右: 展望台のある絶壁(袋田自然研究路から)
 マーク地点から更に10分足らずで、かずま分岐に到着する。右は滝本、左はXXX(不鮮明)、真っ直ぐは生瀬滝の標識が設置されている。ここは躊躇せず生瀬滝を目指す。
 分岐から更に5分も尾根を下ると、右下に袋田滝が見える第二展望台にたどり着く。展望台(絶壁の上)から150m位下を流れる袋田滝の上段が見下ろせる。樹木に掴まって恐る恐る崖淵まで進み写真を撮る。更に10分も下ると、第三展望台に着く。ここにはTVカメラ(カバーが掛かっていた)が設置されている。その手摺に掴まって下を覗くと滝の上段が良く見える。少し移動すると下段が見える。しかし中段辺りは樹木が邪魔してほとんど見えなかった。水量も多く、勢いよく流れているのが一目瞭然。滝が凍結しないのが頷ける。
 下に一軒家が見えるとすぐに滝川の渡渉予定地点に着いた。水が少ないとここから対岸に渡れるのだが、今日は水量が多く渡るのが難しそう。水流から浮いた岩が凍結している可能性もあるので、危険を冒すことはやめて上流に渡渉地点を探すことにした。川の右岸を藪こぎしながら上流を目指す。すぐに板の架橋があったが、川の中に崩れ落ちていた。数百メーター上流の「こへくりはし」を渡って、例の一軒家を目指して川の左岸を戻る。
 ここから右(西)に進むと奥の滝(生瀬滝)に行くらしいが、そのまま真っ直ぐ(南)に月居山ハイキング道を登ることにした。15分程登るとコンクリート階段の袋田自然研究路に出会ったので、これを下ることにした。石階段は凍結していてとても危険なので、手摺に掴まりながら慎重に下る。右手を見上げると先刻の展望台のある絶壁がグット迫ってくる。事前にこの絶壁を見ていたら、展望台の先端から下を覗き込んだであろうか。今更ながら身震いする。
 生瀬滝の展望台口を過ぎると石段の雪も殆ど消えてきた。それとともに観光客がどんどん登ってくるのに出会う。途中で袋田滝の上段部が見えた。飛散した水が流れのないところで凍って白くなってはいるが滝は全然凍結していない。2年連続で空振り、残念でした。次の機会はいつ?滝壷に行ってみると、観光客で賑っていた。 

5 袋田 − 自宅
 駐車場から生瀬富士と月居山の写真を撮って帰路に着く。武生山に登ることもあるかもしれないと、帰りは水府村を通ることにした。水府・金砂郷・四方・御前山・・茂木・益子・真岡と案内標識を見ながら進む。そのため山道に入ったり、戻ったりで往路の95kmに比べ復路は115kmとかなりのロス。それでも自動車の中は温室のように暖かいので気持ちが良かった。寒い時は自動車の中にかぎる。
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