ひとり山歩き718 : 紅梅は満開、白梅は三分咲きの梅林から筑波山に登り、白雲橋コ−スを周回してきました。梅林コ−スの踏跡は比較的明瞭ですが、急斜度で展望は皆無です。白雲橋コ−スでは数々の奇岩を楽しめました。
梅林コ−スから筑波山周回
2019年2月26日(火) 曇り
1 行程
@コ−スタイム : 自宅(6:10) = 筑波山市営第一駐車場(7:10/7:20) − 梅林公園(7:25/7:45) − 梅林コ−ス取付き(7:50) − 分岐(8:25) − 猿田彦神社(8:45) − 富士見岩・自然研究路出合(9:55) − 男体山(10:10/10:15) − 御幸ケ原(10:30/10:50) − 女体山(11:10/11:20) − 弁慶茶屋跡(12:10) − 酒迎場分岐(13:05) ー 筑波山神社(13:20/13:25)  − 梅林公園(13:45/13:55) − 駐車場(14:05/14:35) = 自宅(15:30)
Aルートマップ

2 自宅 − 筑波山梅林
 筑波山梅林公園で観梅を楽しみ、合わせて脚力回復の一環として急斜度の梅林コースで筑波山に登り、白雲橋コースで奇岩を楽しみながら周回することにした。筑波山までは自宅から40km弱、約一時間の道のり。山登り前に観梅を楽しむために、筑波山市営第一駐車場に車を駐める。お決まりの一番乗り。車載温度計9度
3 梅林コースで筑波山へ  梅林は見頃 梅林コースは踏跡明瞭なれども斜度大
 梅林公園の紅梅と白梅の割合は2対8で、紅梅は満開で白梅は三分咲き。どうしても紅梅が目についてしまう。これからは白が勝ってくるのだろう。公園最上部の四阿で梅林を俯瞰して、標示に従い破線道を筑波山神社方面に向かう。

市営第一駐車場から男体山


梅林公園から男体山と女体山(右奥)


紅梅は満開 白梅は三分咲き


紅梅は目立つネ  (紅梅と白梅の割合は2対8)


梅林公園最上部の四阿から


梅林公園最上部の四阿・・・梅林を俯瞰できる

 四阿から100メートルほどで、「市営第3駐車場→」の看板が梅林コース取付きで左手の踏跡へ進む。踏跡は明瞭で、杉植林の中を緩やかに登ってゆく。取付きから50メートルほど登ると直角に曲がる。これを直進するとV字谷コースというらしい。踏跡はずっと明瞭で特に障害物はないが勾配はきつくなってくる。標高490で突然分岐が現れる。直進は緩やかで誘惑に駆られたが、より踏まれている右手の急斜度の踏跡へと進む。 

四阿から東(筑波山神社方面)へ向かうと十字路、梅林コース取付きは手前へ 


取付き付近の踏跡


明瞭な踏跡が続く(標高420付近の様子)


標高490で分岐 右の急登へ (まっすぐ進むとどこへ行くのかナ?)  標示はなし
 分岐から先は踏跡は明瞭だが、斜度はますます険しくなり、おまけに岩も多くなる。テープ類は見かけなかったが、標高490で岩に消えかかった矢印をみかけた(矢印は全部で二箇所)。すぐ先の岩の基部に小さな木祠が祀ってあった。これを猿田彦神社というらしい。神社が祀ってあるからには梅林コースは古くからの通り道だったのだろか。
 踏跡には大きな岩を巻いたり、割って登ったりするがロストする心配はない。標高710で南西尾根に上り詰める。右手へも明瞭な踏跡が続いている。尾根筋のトラバースと思い、疲れた足腰を休めるためにこれを選んだが、進行方向が異なるので元の地点まで戻る(このまま進むとV字谷コースにつながるのかも?)。北西尾根に戻ると傾斜は緩み楽になる。尾根の下生えは低い笹だが、踏跡は明瞭。
 標高810で自然研究路出合、直ぐそばの富士見岩にあがるも曇天で遠望は全く利かない。カシミール3Dによると富士山が見えるようだ。


岩っぽい踏跡(標高480付近の様子)


こんな古い標示を見る(もう一箇所でも)


猿田彦神社(標高500)


踏跡は明瞭だが、岩が多い(標高650付近の様子)


標高710で尾根形現れる(右手へ踏跡あるがどこへ行くのやら、方向違いでここへ戻った)


笹っぽくなるも踏跡は明瞭(標高740付近)


自然研究路出合の富士見岩(標高810)・・・今日は展望は諦めヨ


曇天で遠望利かず(前日の予報では晴れだったんだが) カシミール3Dによると富士山が見えるようだ
 自然研究路出合で説明板を見ていると、薬王院方面から単独行者が通り過ぎる。その直後に梅林コースを登って来たと思われる若者が追い越してゆく。その後、男体山から下山してくる単独行者とすれ違う。男体山山頂に到着すると夫婦が御幸ケ原から登ってきたのと同着。展望が利かずで長居は無用、御幸ケ原に下ってゆくとザックを担ぐ人、あるいは運動靴の観光客が多くなる。

自然研究路出合からは登山道となる


男体山直下


男体山御本殿


御幸ケ原 前方は女体山
 御幸ケ原に下ってエネルギー補給を兼ねて小休止。男体山方面よりも女体山へ向かう人のほうが多いようだ。重い腰を上げて女体山に向かうと身軽の観光客にドンドン追い越される。と途中にカタクリの里あるも、見頃は3月下旬〜4月上旬で、立入禁止。さらにガマ石をカメラに収めたりしながらノンビリ(本当は足が進まない)旅。女体山御本殿の先が女体山山頂で、男体山とは異なり賑わっている。今日は展望は諦め。

ガマ石(標高840)


女体山御本殿(右奥が山頂)


女体山山頂 


曇天で遠望利かず 中央に見えるはつつじケ丘


女体山から見る男体山
4 白雲橋コースで下山   奇岩のオンパレード 
 女体山直下は岩がゴツゴツしていて滑りやすい。本日は凍結なしで助かった。標高820で大仏岩をすぎると岩が少なくなりホットする。以降は名前のついた奇岩のオンパレー(説明は省略)。登ってくる人は多い。中には軽装で運動靴の人も。登山者の多い山は登山道が荒れているので好きでない。梅林コースには岩も多いが踏跡が荒れていないので歩きやすかった(踏跡程度の方が楽な場合も多い)。以下説明省略。

女体山からの下りは岩道(本日は凍結なしで滑ることはなかった)


大仏岩(標高820)をすぎると岩が少なくなる


北斗岩(標高760) 大仏岩から下には奇岩が連続


入船出船(標高760)


母の胎内めぐり(標高740)


もっとも有名な弁慶七戻り(標高720)


弁慶茶屋跡(標高710) 正面の看板のところが分岐(つつじケ丘は左 筑波神社は右へ)
 弁慶茶屋跡からつつじケ丘へ下る準備もしてきたが、疲労と相まって計画通り白雲橋コースを下ることにした(なんで白雲橋コースというのかな?途中に白雲橋なんていう場所は出てこないのに)。弁慶茶屋から鳥居までの道筋も荒れているので、好きか嫌いか聞かれたら・・・大大嫌い。
 筑波山神社から梅林公園まで近道はないか、探ったが見当たらず。オーソドックスに舗装道を歩く。少しばかり寄り道をして梅林公園を通過して駐車場に戻る。出掛けは自分の車だけだったが、広い駐車場は6・7割かた埋まっていた。


白蛇弁天(標高390)


標高340の酒迎場分岐(左の白雲橋コースで下ってきた、右はつつじケ丘からの迎場コース)


鳥居をくぐると山道は終了(標高270)


筑波山神社


市営第一駐車場に戻る(出発時は自分の車だけだった)
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