ひとり山歩き703 : 丸沼高原スキー場から白根山に登り、五色沼、・弥陀ケ池経由で菅沼まで周回してきました。予想以上に気温低下があり、山頂直下では霜柱が立つほどで、快適な歩きができました。
丸沼高原スキー場〜白根山(2578)〜菅沼
2018年8月18日(土) 晴れ
1 行程
@コースタイム : 自宅(0:15) = 菅沼登山口駐車場(2:30/2:45) − 丸沼高原スキー場口(3:20/3:25) − ロープウェイ山頂駅(4:55/5:00) − 七色平分岐(5:45) − 地獄ナギ(6:05) − 森林限界(7:25) − 白根山(8:20/8:55) − 五色避難小屋(10:00/10:05) − 五色沼(10:20) − 弥陀ケ池(11:10/11:15) − 道標「弥陀0.9/菅沼2.0」(11:55) − 道標「弥陀1.9/菅沼1.0」(12:45) − 菅沼登山口(13:20/13:25) = 自宅(16:40)
Aルートマップ
2 自宅 − 菅沼 − 丸沼高原スキー場
今夏の猛暑に体力・気力とも負けてしまい、山に行く気になれなかった。ここ二三日は多少は涼しくなったので、先月の針ノ木雪渓以来一ヶ月ぶりで出かける気になった。標高が高いほど涼しかろうと、白根山に登ることにした。久しく丸沼高原側から白根山に登っていないので、丸沼高原スキー場から白根山、五色沼、弥陀ケ池、菅沼を周回することにした。
日の出(5時)までに丸沼高原ロープウェイ山頂駅まで登るつもりで、真夜中に家を出る。菅沼登山口から丸沼高原スキー場までは歩くと1時間以上要するので、自転車移動することにした。菅沼登山口(車載温度計3度)に到着時はすでに三台駐まっていて、自転車を組み立てている間にもう一台到着。20インチ組立自転車でヘッデンを照明にして菅沼登山口を出発すると、すぐに緩やかな登りとなる。久しぶりの自転車利用で、ギア変速がうまくゆかず押し歩きする。下り坂になるとブレーキの連続、下り勾配がきつくなると、ブレーキは悲鳴を上げる始末。さらに悪いのはヘッデンでは遠方の見通しが利かず右カーブではガードレイルに接触しそうになり危険を感じて、ついには押し歩き。距離5kmのうち半分近くは押し歩きで、思ったほど時間短縮にならず骨折り損だった! おまけに寒かった。丸沼高原スキー場口に自転車をデポしてスキー場内へ。
3 丸沼高原スキー場 − 白根山 涼しかった! 清澄度高く遠望を楽しむ 山頂は大混雑
スキー場の管理道路を忠実に進んで行く。この道は何度もヘッデン歩きをしているので全然問題なし。ロープウェイ山頂駅直下は管理道路は遠回りするので、直登しフェンスの扉を開いて山頂駅広場に入る。日の出の5時に間に合ったが、白根山が邪魔して日の出を見るのは無理。前日に日の出時刻をチェックしたが、立地までは調べなかった・・・計画不足
スキー場管理道路の大広河原分岐付近から 白根山
同じく 四郎岳〜燕巣山
ロープウェイ山頂駅と白根山
山頂駅広場から 白根山
場所を変えて
錫ケ岳
以降の登山道はよく整備され特別な危険個所もなく、迷うような所もないので、道筋案内は省略して、風景写真を中心とする。
二荒山神社の鳥居
二荒山神社
登山道へ
自然散策コース分岐
不動岩
血ノ池地獄分岐
大日如来像
日本人は箱物がお好き・・・09年7月16日〜10年5月9日の間に箱設置 六地蔵は箱入りだったに、小屋まで設置している
何のため箱や小屋が必要? 風化防止なら他所の野ざらし石像はどうなるの?
七色平分岐
七色平分岐(標高2120)からは傾斜がきつくなる。標高2400の森林限界までは樹林内歩きで、地獄ナギ(標高2150)付近で武尊山と至仏山が展望できるのと標高2340付近で枝越しに燧ケ岳が見えるだけ。
地獄ナギ
地獄ナギから 武尊山
地獄ナギ付近から 至仏山
樹間に燧ケ岳 (標高2340付近)
武尊山〜至仏山 (森林限界2400から)
森林限界(標高2400)からは、ガレ地で後方に展望が広がる。標高2410付近で土の部分に霜柱を見た。汗をかかないどころか、手袋しているにもかかわら指先に弱い痛みを感じたのもうなずける。今日は多少は雲があるも清澄度が高く富士山を始め遠方の山々が見えて、振り返っては写真撮影(久しぶりのスタミナ不足を補うため)。奥白根神社に到達時には山頂に二人の先客あり。8時に白根山山頂着なら一番槍と急ぐはきばかりで足がともわなかった。
森林限界からはガレ道 山頂が見えているが未だ遠い
霜柱 (標高2410付近)
標高2410からの錫ケ岳
標高2430から 谷川岳〜至仏山
皇海山の右奥に富士山 (標高2430から
ロープウェイ山頂駅(中央に) (標高2510)
窪地 (ロープウェイ方面口から)
奥白根神社
山頂に先客あり、一番槍を逃した 写真撮影でゆっくりしすぎたか(実は足が進むなかったのです)
山頂に着いた時には、すでに4・5人到着していて、菅沼方面からドンドン到着。平日なら自由に写真を撮れるのだが、混雑していて人物を入れずに写真を撮るのが難しい。山頂の東側の小ピークに移動してエネルギー補給。
正面に錫ケ岳 その左奥に赤城山 右最奥は八ヶ岳か
北西方面 武尊山〜至仏山〜燧ケ岳 燧ケ岳の左奥に平ケ岳、越後駒ケ岳
女峰山〜大真名子山〜男体山 中禅寺湖
富士山も
北北東に 男鹿山塊 那須岳 高原山 太郎山〜女峰山〜大真名子山 五色山〜前白根山 五色沼
4 白根山 − 五色沼 − 弥陀ケ池 − 菅沼 白根山の南東斜面は日差しが強かったが発汗なし こちら側から登る人も多かった
山頂南側の窪地から山頂を見上げると鈴なりの登山者。いつものように不動明王像に挨拶して南東斜面を下り始める。こちら側から登る人(大部分は金精峠方面からだろう)とひっきりなしにすれ違う。南東斜面には樹木がないから日差しはきつい、でも発汗はなし。
山頂には鈴なりの登山者 (窪地から)
標高2500の県境から 白根隠山〜白檜岳
標高2430付近から 五色沼と五色山〜前白根山
五色避難小屋
五色避難小屋〜弥陀ケ池の間は逆向きだが、先月の11日に歩いたばかり。途中で何人にも追い越されながら、どうにか弥陀ケ池に到着。エネルギーを補給して菅沼へと下る。や山歩きを始めたころは1時間15分程度で下れたが、今では2時間を切るか切らずの勝負。山に行く元気があるのをもってよしとしよう。菅沼登山口駐車場は国道120号からの分岐まで路面駐車。
今日は涼しかった!顔の汗をぬぐうことは一度もなかった。帰路の車内で1リットルの水分補給し、帰宅後体重を量ったら、起床時と同じだった。
五色沼
五色沼から 白根山
弥陀ケ池から 白根山
菅沼登山口駐車場 国道120号からの入口まで車が並んでいた
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