ひとり山歩き691 : 中尾根から古賀志山に登り、カタクリとアカヤシオを堪能してきました。併せて赤川ダム周辺の桜も楽しめました。
中尾根から古賀志山(582)
2018年4月3日(火) 曇り
1 行程
@コースタイム : 自宅(4:00) = 赤川ダム駐車場(5:05/5:20) − 中尾根北口(5:55) − 中尾根出合(6:25) − 標高点496(7:05) − 中尾根から巻き道へ(7:45) − 登山道出合(8:05) − 中尾根分岐(8:10) − 富士見峠(8:40) − 古賀志山(9:00/9:15) − 東峰(9:20/9:35) − 岩下道分岐(9:40) − 古賀志線三叉路(10:10) − 赤川ダム駐車場(11:05/11:20) = 自宅(12:25)
Aルートマップ

2 自宅 − 赤川ダム 
 ヤマレコ情報によると古賀志山のカタクリとアカヤシオが見ごろらしい。花より団子ならぬ、花より残雪で毎年のことながらアカヤシオ最盛期を逸してしまうことが多い。那須岳の残雪歩きを考えていたが、古賀志山に変更することにした。中尾根の北斜面にとりつくとカタクリの群生地があるとのことで、群生地を経由して中尾根から古賀志山の間でアカヤシオを楽しむことにする。
 中尾根〜古賀志山の周回に便利な赤川ダム駐車場を起点にする。本日は曇天で気温が高くなりそうなので、カタクリ観賞には適さないが、早朝にスタートすることにして家を出る。自宅から約30kmで赤川ダム駐車場の到着。先着車1台、すぐ後にもう1台が到着。 車載温度計12度
3 赤川ダム − 中尾根 カタクリとアカヤシオを楽しむ  踏跡が多いの要注意
 赤川ダム周辺の桜は満開のようで、下山後には楽しめそう。森林公園線を進むと、左下に古賀志山2.3kmの標識が見えたので、川筋に下りる。付近は北コース入口らしいが崩落の修復工事中。薄い踏跡をたどって細野ダムの右岸へ進むと、すぐに林道となる。右手に橋(当初計画では森林公園線を進み、ここを渡る)を見て、左手に明瞭な踏跡が確認できた。ここを中尾根北口とする。通常、中尾根へは北コース入口付近から取り付くようだ。

スタート前に古賀志山を拝んで


森林公園線沿いの桜


森林公園線から標識が見えたので下りみる


細野ダムの右岸の踏跡を進む


森林公園線をすすんだ場合は、東屋の手前の橋を渡った正面が中尾根北口 (写真では手前側)
 踏跡は中尾根の北山腹を巻いて登ってゆく。標高340くらいになるとカタクリが目に入りだした。カタクリ群落は中尾根出合(標高440)まで続くが、早朝なので未だ頭を垂れていてあまり目立たない。カタクリを楽しみたい人は太陽が上がってから、自分はこれで満足。

踏跡は明瞭


標高340位から中尾根出合(標高440)まではカタクリの群落


太陽が出ないと起きないの? 俺なんか太陽の出る前に起きてるぜ!?


議員さんの選挙運動みたい!? 


花が上向きにならないと目立たない・・・楽しみたい人はお日様が出てからごゆるりと


中尾根分岐(反対側=左手にも踏跡あり・・・古賀志山は踏跡が多いので要注意)
 中尾根を進むとすぐ先が460級ピークで、進行方向とは別に薄い踏跡があったので辿ってみると古賀志山と赤川ダムが展望できた。もとの進路に戻るとアカヤシオがポツポツ目に突き出す。踏跡は細く薄い場所もあるが、見失うようなことはない。岩場もあるが特に危険な個所はない。496ピークへの登りになるとに二ケ所の岩場が現れ、これを乗り越すと標高点496だが展望はなし。

アカヤシオが姿を見せ始める(460級ピーク)


460級ピークでルートから少しそれると古賀志山が見えた


同じく赤川ダムも  手前左が天狗鳥屋 奥左が雲雀鳥屋 右奥が多気山


460ピークを過ぎるとアカヤシオが増える


岩場もあり(496ピーク手前)


標高点496ピーク 展望なし
 496ピークを過ぎるとアカヤシオが増えたようだ。踏跡はピーク手前よりも安定して歩きやすい。植林を通過した次の490級ピークは右(北側)を巻いて通過、その次の490級ピークを下った鞍部から左(南側)に下る踏跡が確認できた。古賀志山系は低山ということもあって踏跡が多いので注意が必要。鞍部から登ってゆくと標高500付近で岩場に達した。黄色の→が直進を促しているが、岩の手前から右下に踏跡が続く。中尾根直登の岩場を避けて巻き道に進むことにした。

目の保養になるネ


今年のアカヤシオ観賞はこれで十分


時には植林を通過


標高点496以降は優しい踏跡が続く


この程度の岩なら恐れないんだが


いいね(どこかのご婦人もいいねしてくれるかな?・・・こんなの興味ないか)


巻き道分岐 縦走路の中尾根分岐に直登するには、なんだか怪しい岩場が待っていそう
 巻き道は中尾根分岐から559ピークへの稜線の右(東)を進む。気が付くと踏跡はだんだん稜線から離れて北東へ進んでいる。このまま進むと559ピークの東側にたどり着きそう。今日履いてきた靴は布製で足に合わず左足の親指付け根付近に靴擦れができつつあり、少しでも距離を短くするために、いま辿ってきた踏跡を戻る(履きなれた皮靴はソール張替え中)稜線への薄い踏跡をたどると、中尾根分岐と559ピークをつなぐ縦走登山道出合。ここから古賀志山方向の南にわずか進むと中尾根分岐で、先刻の岩場から通じる明瞭な踏跡が認められた。

巻き道へ逃げましょう


巻き道を進むと559ピークに進みそうで、軌道修正して559ピークと中尾根分岐中間の縦走登山道出合


中尾根分岐・・・巻き道を通らず直登するとここへ
4 中尾根分岐 − 古賀志山 − 岩下道
 ここは何度か通っているので省略。02年12月20(ひとり山歩き72) 11年12月12日(ひとり山歩き460) 16年2月22日(ひとり山歩き623)
富士見峠 なんで富士見?

富士見峠からの登り お助け鎖とロープ
 

古賀志山山頂

東峰展望台 単独行者と話しに夢中になり写真撮り忘れ  曇っていて遠望は利かなかったけど

岩下道(林道古賀志線)分岐(左下へ下る)



分岐直下 この先が急傾斜でお助けロープあり


カタクリが少し 曇りだと開かないの?


古賀志線三叉路


宇都宮市サイクリングターミナル(手前)とダム管理センター


古賀志山〜 中尾根 天狗鳥屋(手前右)   遅い!今頃になって晴れるとは
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