ひとり山歩き672 : 一ヶ月振りの山行に菅沼から白根山を選んだが、途中で降雨が激しくなり標高2000付近で撤退した。下山後に雨が止んだので、竜頭滝上から高山をピストンした。
降雨のため白根山を途中撤退して日光高山(1667)
2017年8月23日(水) 曇り
1 行程
@コースタイム : 自宅(1:15) = 菅沼白根山登山口(3:40/3:50) − 降雨で撤退(標高2000)(5:10) − 菅沼登山口(6時ころ) − 竜頭滝上駐車場(6:50/6:55) − 高山登山口(7:00) − 稜線出合(1506西鞍部)(7:30) − 標高点1565(道標 高山0.9km)(8:00) − 二股分岐(8:15) − 高山(8:40/8:50) − 二股分岐(9:00) − 標高点1506(9:15) − 稜線別れ(1506西鞍部)(9:35) − 高山登山口(10:05) − 竜頭滝上駐車場(10:10/10:15) = 自宅(12:20)
Aルートマップ

2 自宅 − 奥日光
 8月上旬に北アの針の木岳に行くつもりで、準備は整えていたが、降雨続きや盆休みに孫たちが来るとかでうまくタイミングが取れなかった。針の木雪渓も融解してしまい雪渓を歩く区間が短くなってしまった。雪渓歩きが楽しめないのでは行く価値は半減、来年回しにすることにした。
 7月21日以降、山行がなく一ヶ月のブランクが生じてしまった。これ以上ブランクが長くなると、次回の山行がつらくなるので菅沼から白根山に登ることにした。ネット等で天気を調べると白根山は微妙。でも本日を逃すと次回の山行は何時になるか分からないので決行することにした。菅沼登山口についた時には霧雨模様。先着車3台 (車載温度計15度)
3 白根山(降雨のため途中退却)
 霧雨だが天気は回復すると読んで雨具を着けずにスタート。雨足が徐々に強まり着衣がかなり濡れてきたので、雨具を着用した。雨足は弱まる気配がなく、意欲をなくし標高2000で撤退することにした。
 登山口近くまで下ってくると、東京からの単独行者とすれ違う。状況を説明して分かれる。駐車場に戻ったら、スタート時に自分の車を除いて3台あった車が1台となっていた。諦めて帰ってしまったようだ。受付の担当者に事情を話し、駐車料金は免除となる。
 三本松の駐車場に戻って、これからどうするか空模様を見ながら考えることにした。雨は止み、空はかなり明るくなったが、近隣の山々の山頂部はガスがかかっている。このまま帰宅は嫌なので、社山、高山それとも日光まで下って久しぶりの鳴虫山と考える。近場の高山なら、雨が降っても問題なしと決めて、竜頭滝上駐車場に行く。さすがにこの時間帯では滝見物の車はない。白根山で濡れた雨具を袋に納めてザックにねじ込んで出発。(車載温度計16度) 
4 高山
 登山道は明瞭で、特に危険個所はない。この時期は樹木が茂り展望もなく面白みという面では物足りなさを感じる。
 要注意事項としては標高1480で二股分岐が現れる。地形図を持参していなかったので、どちらに進むべきか判断に迷った。道筋の太さは大差なく、すぐ先で合流するだろうと安易に右手の北西方面に進んだ。道筋は徐々に薄くなり、100メートルほど進んだ地点で消えてしまった。ここで戻ればどうということはなかったが、登山道歩きに倦んでいたのでそのまま進むことにした。獣道(時には明瞭な踏跡になる)を追って高山山頂の北面を巻くように進み、最後に南へ直登すると正規の登山道に出合い、すぐ先で高山山頂に達した。
 高山の北東にも古い道筋があったよな感じがした。二股分岐までには侵入禁止場所にはロープや杭が設置してあったのに、この二股分岐の北西方面にロープも杭も設置していないのは何故??

竜頭滝上駐車場 到着時には雨は止んでいた


竜頭橋からの様子


竜頭橋から高山登山口の入口(右前方) 後方のピークは1506


高山登山口(舗装道路と別れ)

登山口のすぐ先に鹿侵入防止フェンス(フェンス内から撮影)


最初は平坦な笹道を進む


やがて登りになる(道筋はよく整備されている)


稜線出合(1506西鞍部)

稜線上の道筋はよく整備されている


標高点1565の道標


1565のすぐ先に案内板あり


樹木の切れ目(標高1580の二股分岐手前)から中禅寺湖(手前のピークは三角点1420.1 奥の岬は松ケ崎?)

要注意の分岐(復路で撮影) 右手から登ってきて手前に進むべきを左手に進んでしまった
地形図を持参していないので、すぐに合流と安易に考えたのが間違い



道筋は100メートルほど進むと消えてしまった


道筋消失地点から振り返って進んできた道筋

道消失地点からは踏跡や獣道をたどって高山の北面を登る(登山道歩きより楽しかった)


高山山頂
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