ひとり山歩き656 : 前回の太平山北東部の尾根歩きに引き続き、太平山〜晃石山北面の尾根を歩いてきました。特に危険個所はなく、歩いた尾根の大部分に踏跡がついていました。
太平山(341)〜晃石山(419)北面の尾根歩き
2017年2月27日(月) 晴れ
1 行程
@コースタイム : 自宅(4:35) = 大中寺駐車場(5:15/5:30) − 太平山神社(6:00/6:30) − 太平山(6:50) − 太平山北北西尾根(6:50/7:25) − 栃木CC南端(7:25) − 電波塔北北東尾根(7:35/8:10) − 電波塔(8:10/8:15) − 電波塔北西尾根(8:15/8:50) − 太平台CC南端(8:50) − 消防救急無線アンテナ塔北尾根(9:15/10:10) − 消防救急無線アンテナ塔(10:10) − 晃石山(10:25) − 晃石神社(10:30/10:40) − 清水寺(11:10/11:15) − 大中寺駐車場(11:45/12:00) = 自宅(13:10)
Aルートマップ
2 自宅 − 大中寺
 1月26日の太平山北東部の踏跡追跡(ひとり山歩き653)に引き続き太平山〜晃石山北面の尾根を歩き、踏跡の状態を調べることにした。スタート地点は何時ものごとく大中寺駐車場とする。太平山神社経由で太平山は何度も歩いているので、今回は太平山神社で日の出を迎えることにした。前夜就寝前の天気予報では朝方は曇りで決行するか微妙。何時ものごとく2時に起床して、天気をチェックすると曇天である。これでは太平山神社で日の出は見られないとウォーキングに出かけた。ウォーキングの途中で雲が切れだし、星も見えるようになった。これなら日の出を見れるかもしれないと急いで家に戻り、朝食を摂って出発した。自宅から40分で大中寺駐車場に到着。車載温度計3度
3 大中寺 − 太平山神社 − 太平山  きれいな朝焼けだった
 ヘッデンを点し、いつもと異なり大中寺本堂下を右に進み、ミスルート。気付いて方向修正するとすぐに登山道に出合う。太平山神社到着は6時丁度。日の出は13分後だが、東の空には雲があるので遅れるのは必至。ひと汗かいた後、神社境内で待っている間に体が冷えてきた。予定よりも13分遅れで日の出、雲が適当にあるので、朝焼けがきれいで待った甲斐があった。
 通いなれた(?)太平山へ向かう。今日はまだ散歩がてらのハイカーも見かけない。奥宮に寄って富士浅間神社と太平山山頂に到着。

左: 夜明け直前の太平山神社 右: 同じく 茶店(展望所)から栃木市街地


日の出直前 6時16分と6時21分 雲のために日の出(6時13分)が遅い


やっと雲の切れ間に日の出 6時26分と6時28分 


左: 神社から太平山への登山口 右: 太平山山頂と富士浅間神社
4 太平山 − 電波塔  踏跡は連続 展望は皆無だが、人気のない尾根歩きはこころ休らぐ
 山頂で写真を一枚撮って、すぐに北北西尾根へと歩を進める。予想通り藪はなく踏跡が連続。標高150で地形図記載の破線道に出合い、これを下ると栃木CC南端に到着。

太平山北北西尾根には踏跡連続 左: 標高270付近 右: 標高150で地形図の破線出合


左: 破線を下ると栃木CC 右: 栃木CC南端
 ゴルファの声も聞こえてくるので、コース内をを歩くわけには行かず。日当たり良好で藪の繁茂するコース南端を廻り込むように進み、電波塔北東尾根に取付く。尾根上にはやはり踏跡が連続。自然林から標高280付近で植林となり電波塔に達した。電波塔を見ていた単独行ハイカーが背後から突然奇妙な人間が飛び出して来て驚いた様子。笹薮で北西尾根の取付きが分かり辛い。

波塔北北東尾根にも踏跡 左: 標高170付近 右: 標高280付近で植林になっても


電波塔と北西尾根口の笹薮
 電波塔 − 晃石山 − 大中寺  やはり大部分に踏跡あり  北面の尾根にはなんで踏跡があるの?・・・それはネ、人が通ったから!(なんでかフラメンコの堺すすむさんはそう言ってました)
 笹薮に突入すると、すぐに藪はなくなり踏跡が現れる。この踏跡を追うと、尾根から大きく外れそうで、すぐに尾根に復帰する。磁石を太平台CC南端に合わせて藪っぽいところを下ってゆくと作業道に出合った(帰宅後、GPS軌跡から推測すると、後刻出合う消防救急無線通信アンテナ管理道の下部と推定)。 この作業道を下ると太平台CC南端に達した。ゴルフ場には金網柵に電気柵が併設されているので、近寄れない。 

左: 笹薮を突破すると踏跡現れる 右: この踏跡は尾根からそれるので、尾根へ戻るとしばらくは踏跡なし(標高250付近)


標高180で作業道出合、これを下ると太平台CC 電気柵あり注意!
 日当たりのよい藪地帯を時計回りに回り込んで尾根に取付く。最初は藪もなければ踏跡もない幅広の尾根だったが、標高200を超すと尾根形が明瞭になり、踏跡が現れる。ゴルフ場の回り込み不足で計画よりも東寄りの尾根に取付いてしまったようだ。計画通り晃石山北尾根へと進路変更するべきか迷ったが、北尾根は次の機会にして計画外の隣の尾根を進むことにした。このまま登り詰めれば太平山〜晃石山縦走路に出合うのは間違いないのでノンビリムード。縦走路の手前で消防救急無線アンテナ塔管理道路(舗装なし)に出合い、すぐ先にアンテナが見えている。

左: 太平台CCの南側を回り込んで尾根に取付くも踏跡なし(標高200) 右: 尾根形明瞭になると踏跡現れる(標高260の様子)


左: 消防救急無線アンテナ塔管理道出合 右: すぐ先にアンテナ塔
 アンテナ塔の近くのパラグrシダーテークオフに寄ってみた。前回、1月26日は平日だったが、鳥人で賑わい。死亡事故が発生した(帰宅後知る)。今回は無人でひっそりしていた。その後、晃石山に登るも、春霞と雲で日光連山は見えなかった。すぐに晃石神社に下ってエネルギー補給。

左: パラグライダーテークオフ 今日は鳥人にかけず(1月26日に死亡事故あり) 右: 晃石山山頂 今日は遠望利かず


晃石神社と鏡石(山名由来となったという輝きはない・・・こんな大きな宝石があったらなア 

 久しぶりで清水寺に寄ってみることにした。登山道は、最少は岩っぽいが、下るにつれて土道となり、石畳区間を過ぎると清水寺に達した。十三仏にも寄って、駐車場への舗装道歩き。30分ほど苦痛に耐えるて大中寺中駐車場に戻る。出発時は自分の車だけだったが、駐車場は満杯に近く、12時でも入車が多い。

清水寺と13仏


左: 大中寺参道 右: 駐車場(帰路につく12時でも入車あり)

 太平山〜晃石山北面の尾根筋には踏跡が多いのはなぜだろうか。@北面には太平山神社への道がないので、ゴルフ場が設置される前は尾根筋を辿った?  栃木CC設立S34年、太平台CCS49年 A尾根筋は植林が多いので、林業関係者が通る? B時には、物好きなトレッカーが歩くから? Aが正解に近いかな??


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