伊吹山登山

ひとり山歩き６０　：　クラス会の京都旅行の帰りに伊吹山に登ってきました。旅行疲れと好天・低標高による暑さで、とてもハードな山歩きとなりました。

伊吹山（１３７７ｍ）登山
２００２年９月２１日（土）　晴れ

１　行程
彦根（6:30)　－　近江長岡駅（7:23)　－　登山口バス停（7:35/7:40)　－　三宮神社(7:50)　－　三合目(8:45/9:00)　－　五合目(9:20/9:30)　－　山頂(10:45/11:25)　－　五合目(12:15/12:20)　－　三合目(12:35)　－　三宮神社(13:20)　－　バス停(13:30/14:20)　－　近江長岡(14:35/14:39)　－　米原(14:55/15:18)　－　自宅（19:00)

２　彦根　－　登山口　　クラス会の京都旅行の帰りに伊吹山に登る
　今年の５月に大峰山・大台ケ原山登山の帰りに、伊吹山にも登りたかったが、天気がよくなかったので諦めた。クラス会の京都旅行が伊吹山に登る絶好のチャンスと、旅行の帰りに登ることにした。
　１８日～２０日の京都旅行後、彦根市内に泊まり、当日朝の一番電車で近江長岡へ向かう。長岡駅７：２３発の登山口行きバスは私ひとりを乗せて出発する。料金は２９０円で１０分余りの距離。前方に伊吹山を見ながら三宮神社のある登山口に向かう。神社前の駐車場には車が数台停まっていた。駐車料金１０００円の看板を見ながら、その横の登山口に入る。

３　登山口　－　山頂　　蒸し風呂のような暑さにはまいった！　
　樹林の中を急登すること２０分でスキー場のリフト乗場に達する。ここが一合目で、暫くはリフト沿いにゲレンデを急登する。若者グループがゲレンデでダッシュの練習をしているのを横目に黙々と登る。今ごろスキーのトレーニングとも思えない。パラグライダーのトレーニングか？
　登山口から数十メーター先行していた人が休憩しているのを追い抜く。この人とは以後ずっと抜いたり抜かれたり。前方に伊吹山の山容が迫ってくると三合目が近い。この頃になると下山者とぼちぼち出会う。左手の丘に高原ホテルとゴンドラ乗場が見えると、三合目である。広い草原になっていて、キャンプ場もある。予想以上の急登に疲れ、ここで休憩する。
　三合目から更にリフト沿いに草付きを登ると、リフトが切れる。ここが四合目で、潅木の中を緩やかに蛇行しながら登る。天気がよいのと標高が低いので、蒸し風呂に入っているような感じがする。五合目には自動販売機が設置されていたので、１９０円なりで水分補給をする。旅行帰りで充分な水を準備していなかったので助かる。五合目から上を眺めると、登山者が多いのがはっきり確認できる。三合目までは登山者が少ないと思っていたので、予想外であった。三合目までゴンドラに乗ってきたのであろうか。
　以後も各合目ごとに標識が設置されていて、そこはチョットしたスペースがあり、必ず誰かが休憩していた。山頂が段々近づくが、周りは同じ景色が続く。この標識のお陰でどの辺りを登っているかが分る。振り向くと鈴鹿の山々と近江盆地が見えるが、琵琶湖は霞んでいてハッキリしない。
　六合目付近の路傍の白、黄、紫の草花を楽しみながら登っていると、七合目辺りでは岩の多い道となる。この辺りでは登る人下る人で道が混雑している。九合目になるとお花畑続くが、前方の山頂小屋が見えてきて、そちらに目移りがする。
　山頂は平坦で広い。遮るものがないので、３６０度が見渡せる。残念ながら、遠くは霞んでいてよく見えない。琵琶湖が霞んで見えなかったのが残念である。ドライブウエイから登ってきた人、三合目から登ってきた人たちで山頂はごった返していた。　　

４　下山　－　自宅
　バス電車を乗り継いで栃木県まで帰らねばならないので、山頂でユックリもできない。疲れも取れぬうちに下山にかかる。旅行の続きなので、ウォーキングシューズしか履いていない。登る時はそれほどでもなかったが、下りはショックが大きくとても歩き難い。
　五合目くらいまでは、登る人のラッシュ。下のほうまで登山者の列がつながっている。いつも思うことだが、休日の百名山は人が多い。登る人の通らない急勾配の道を選んで先を急ぐ。登山靴でないので、滑りやすく何度か転びそうになる。
　三合目のゴンドラ乗場を過ぎてからは、断然人の数が少なくなり、静かな歩きができるようになる。パラグライダーが何機も飛んでいるのを眺めながら下る。二合目から見ると下のゲレンデはパラグライダーの練習場になっているようである。パラグライダーの発着を横目にリフト乗場のところから樹林の中に入ってゆく。やっと日陰になりホットする。
　バス停で着替えをしてバスを待つうちに、下山者が数人集まってきた。話を聞いていると、９時過ぎのバスで来てゴンドラを利用して登ったようである。
　バスを小一時間待って、たったの１５分で長岡駅に着く。米原へ戻って、新幹線に乗り換える。指定席が取れて一安心。乗り換えもスムースで４時間足らずで帰宅できた。

HOME　　