ひとり山歩き606 : 大中寺から太平山〜晃石山〜馬不入山〜大明神山を歩いてきました。暑いさなかの低山歩きは堪えましたが、今回の主目的のローカットトレッキングシューズと曇りの少ないサングラスは良好な結果を得ました。
大中寺から太平山(341)〜晃石山(419)〜馬不入山(345)〜大明神山(274)
2015年9月5日(土) 薄曇り
1 行程
@コースタイム : 自宅(4:45) = 大中寺駐車場(5:25/5:35) − 太平山神社(6:10/6:15) − 太平山(富士浅間神社)(6:25/6:30) − ぐみの木峠(7:20/7:25) − 晃石山(7:20/7:25) − 晃石神社(7:30/7:35) − 桜峠(8:00) − 馬不入山(8:35/8:45) − 長坂峠(9:10) − 大明神山(9:35/9:45) − 下山(三谷)(10:25) − 大中寺駐車場(11:50/12:00)= 自宅(12:40)
Aルートアップ
B写真集
2 自宅 − 大中寺
 天候不順で二日続きの晴れがなく遠征は無理。それどころか一日の晴れ間を探すのも苦労。本日は少なくとも雨はなさそうなので、二つの目的を持って近場の山に出かけることにする。目的の第一は、低山歩き用にローカットのトレッキングシューズを購入したので試してみる。第二の目的は、明るくて曇りにくいサングラスを手に入れたので効果を調べてみる。更には脚力の訛り防止。
 太平山〜晃石山〜馬不入山は過去に二三度、紅葉の季節に歩いている。馬不入山の近くに大明神山なる山があることを最近知ったので、ここまで足を伸ばし見る。いつものように大中寺からスタートすることにする。自宅から20kmで40分で大中寺の広い駐車場に到着。むろん他に車は見当たらない。車載温度計21度
3 太平山 − 晃石山 − 馬不入山  
 大中寺から太平山神社〜太平山〜晃石山〜馬不入山へとよく整備された登山道が続き危険箇所はなし。展望はあまり期待しない方がよい(本日は薄曇りで遠望利かず)。軽装で急ぎ足で歩く人(トレランと散歩)をよく見かける。この尾根筋を歩くなら11月の紅葉の時期が良いだろう。

左: 大中寺山門 右: 大中寺本堂


左: 随神門(栃木市指定有形文化財) 右: 太平山神社


左: 奥宮入口(太平山、晃石方面) 突き当りに展望所(茶店) 右: 太平山神社奥宮


左: 富士浅間神社 右: 太平山山頂(神社のすぐ後)


左: ぐみの木峠(大中寺は左0.8km 晃石山は前方1.6km) 右: パラグライダーテークオフ (右手前は三角点125.0ピーク)


左: 晃石山山頂 右: 晃石神社(手前の石は鏡石)


左: 長い手摺りは桜峠まで続く(長さ約150m) 右: 桜峠 (清水寺は左1.1 村桧神社は右5.2 馬不入山は前方1.3km)


左: 中央のピークは諏訪岳 (桜峠から) 右: 馬不入山山頂(岩船駅は左3.3・・通常の下山コース 今回は右の北西尾根を下る)
4 馬不入山 − 大明神山 − 大中寺  大明神山から三谷方面へは夏場は蜘蛛の巣が多く避けたほうがよい
 通常は南西尾根で下るのだが、本日は馬不入山の西に位置する三角点274.1の大明神山を目指し北西尾根を下る。地形図には破線の記載はないが明瞭な登山道が尾根上に続く。舗装道に下った地点が長坂峠というらしい。小さな木の鳥居と大明神山への小さな標識を見る。明瞭な踏跡は大明神山まで続く(途中で下山者1名とすれ違い)。大明神山というから何か宗教的なものがあるのかと思ったが、それらしきものは何もなし(期待外れ)。三角点の設置してある単なるピークにすぎない。薄曇りで遠望は利かず、諏訪岳を視認。

左: 馬不入山直下から大明神山(三角点274.1) 右: 地形図には記載ないが明瞭な登山道が続く


左: 長坂峠 (大明神山は中央の踏跡へ) 右: 明瞭な道筋が続く

左: 大明神山(三角点274.1) 右: 北側が開けて、諏訪岳が見える
 山頂からほんの僅か下って三谷、岩船方面へと南東から南へと尾根を下ってゆく。明瞭な踏跡があり歩くには支障がないが、今の時期は蜘蛛の巣が多く、顔に蜘蛛の糸が引掛リ不快なことこのうえなし。ストックを身体の前に立てて歩いてもちょっと油断すると顔中が蜘蛛の糸だらけ。蜘蛛の糸を避けるのに夢中で途中の道筋をよくおぼえていないが、落ち葉が腐葉土化している箇所が多かったが歩くには特に問題となるような箇所はない。もう少しで舗装道に下山という地点で道筋が藪で消えてしまった。この程度の藪は通常なら簡単に突破してしまうのだが、顔や口元が蜘蛛の糸で不快なのに更に藪で不快感が増すのは嫌らしい。少しばかり遠回りして舗装道に下山(夏場はこのルートは避けたほうがよい)。
 場合によっては更に岩船山もと準備してきたが、蜘蛛の糸の洗礼を受けて、その気になれず。地図で道筋を調べて下都賀西部広域農道経由で大中寺駐車場に戻る(途中にぶどう園が多いことを知る)。

左: 三谷へ踏跡が続く 蜘蛛の巣が多く、顔は蜘蛛の糸だらけとなる 右: 三毳山 (下都賀西部広域農道出合から)


左: 大中寺参道 右: 大中寺駐車場
5 ロカットトレッキングシューズと曇りにくいサングラス  サングラスの曇り防止はかなり効果ありそう
 @ローカットシューズ:ハイカットに比べて軽く歩きやすい。低山歩きには効果大。自分の技量では岩の多い尾根筋は捻挫防止のために避けたほうが無難だろう。
 A明るくて曇りにくいサングラス:従来使用のサングラスは樹林帯では暗くて地形図が読み辛い。更には汗でレンズが曇って外すことが多い。いろいろ探してみたら、クリアレンズ(可視光線透過率91%)とダークレッドレンズ(45%)の交換可能なサングラスを購入(無論紫外線透過率0.1%以下)。曇り防止にレンズの耳側上部に小さな穴が四つ明けてある。本日はダークレッドで試してみたが、明るさは樹林帯では充分とはいえないが、曇り防止効果は大(一時的に曇っても、レンズの穴から水蒸気が抜けてすぐに曇りが消える)。曇り対策として効果あり。次回はクリアレンズを試してみることにする。
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