ひとり山歩き602(番外編) : 夫婦で大弛峠から金峰山を往復してきました。特に危険箇所はなく、展望を楽しむことが出来ました。
大弛峠から金峰山(2595)
2015年7月22日(水) 晴れ
1 行程
@コースタイム : 自宅(1:05) = 大弛峠(5:10/5:30) − 朝日峠(6:15) − 大ナギ(6:50/6:55) − 朝日岳(7:05/7:10) − 森林限界(8:15) − 金峰山(8:35/9:25) − 朝日岳(10:45/10:50) − 大ナギ(10:55/11:00) − 朝日峠(11:25) − 大弛峠(12:05/12:15) = 鼓川温泉(13:05/13:45) = 自宅(17:55)
Aルートマップ
B写真集

2 自宅 − 大弛峠  遠いなア! 早く圏央道と東北道をつなげてよ
 南アか北アを考えていたが、梅雨が明けたとはいえ二日続きの好天が得られず、計画を延期する。夫婦で高山歩きが楽しめる大弛峠から金峰山を往復することにした。山歩き自体は標高差が小さく比較的楽なのだが、問題は大弛峠までのアクセスである。長野側から林道が悪路なので避けて、遠回りではあるが山梨側からアプローチする。現時点では圏央道が東北道に接続していないので、桶川I北本ICまで一般道で行くことになる(65km)、埼玉県に入ると栃木県の一般道など比較にならないくらい信号に引っかかり嫌になる。 桶川北本IC〜勝沼IC間はスイスイ(高速道110km)。勝沼IC〜大弛峠(40km)は全部舗装してあるので夜明け前の運転でも特に支障はない。トータルで約4時間の運転、これからの山歩きよりはよほど重労働。大弛峠の駐車場には10台駐まっていた。車載温度計12度
3 大弛峠 − 金峰山  高低差が少なくお手軽登山 今日は風がなく気温が高くて暑かった
 大弛峠の長野側駐車場北端から登山道に入る。オオシラビソ林の登山道は明瞭で特に危険箇所もなく、高低差が小さく歩きやすい。朝日峠(鞍部)を越すと左手の枝越しに富士山がチラツキ出す。2528ピークを下って登り返しになると大ナギで展望が広がる。富士山や南アルプスの遠望を楽しんで、約100メートルほどガレ場を歩くと再び樹林に突入する。
 朽ちた標識地点が朝日岳山頂で、すぐ先にベンチが設置してあり、鉄山から金峰山への稜線が目に入る。五丈岩もくっきり見える。富士山、南アルプスと八ヶ岳も展望できる。

左: 大弛峠駐車場(山梨側) 右: 金峰山登山口 (長野側駐車場)  全部で10台駐車


左: 登山道はこのように明瞭(2447手前) 右: 朝日峠


左: 朝日峠を越すと枝越しに富士山がチラチラ 右: 大ナギ手前のコケ


大ナギから 左: 富士山 右: 南アルプス(奥の右端のピークが北岳)


左: 大ナギ(長さ100m程度) 右: 大ナギを過ぎると再び樹林帯


左: 朝日岳山頂 右: 朝日岳から鉄山〜金峰山(五丈岩もかすかに、奥は南アルプス)


朝日岳から 左: 富士山 右: 八ヶ岳(中央のピークが赤岳)
 朝日岳からの下りはガレていて少しばかり注意が必要。朝日岳から約100メートル下って鞍部から登り返しになると鉄山分岐の標識が目に入る。山頂方面に踏跡が付いているが、ほとんどの人は北側の巻き道へと進む。オオシラビソ林が続くが、標高2500あたりでシャクナゲ等の灌木額を突破すると森林限界で展望が広がる(付近を賽の河原というらしい)。

左: 朝日岳直下のガレ場下り 右: 鉄山分岐(山頂は左へ、右の巻き道へ進む)


右: 標高2520あたりの登山道 右: 灌木地帯(ここを抜けると森林限界)


賽の河原から金峰山へ景色を楽しみながら

 森林限界からは展望が広がり目移りするが、山頂での楽しみにとっておきガレ場を登ってゆくと金峰山山頂である。山頂からは360度の大パノラマが広がる。
 金峰山からの展望(ビデオ)



左: 金峰山山頂にて 右: 山頂から五丈岩


左: 瑞牆山 後方は八ヶ岳(左手の最高ピークが赤岳)蓼科山は瑞牆山のやや右上に) 右: 小川山(中央) 浅間山(後方の中央よりいくぶん右)


左: 富士山(ガスが湧いてきた) 右: 奥の中央が甲武信ヶ岳 朝日岳〜鉄山(手前) 右奥に国師ヶ岳と奥北千丈岳

4 復路  
 山頂は風がなく、標高600にしては暑くてたまらない。岩陰で神さんはたっぷり休憩をとったが、氏子(?)は五丈岩まで行ったり写真を撮ったりで、小一時間を山頂で過ごす。大弛峠からの登山者はドンドン登ってくるが、瑞牆山荘方面からは少ないようだ。
 下山途中ですれ違いは多い。年配者も若者と多種多様。夏休みに入ったせいか、子供連れも多い。朝日岳に戻った頃には金峰山はガスで隠れてしまった。最後のすれ違いは朝日峠で11時半、この人達が金峰山に達する頃にはガスは切れているのかも。大弛峠に戻ると、駐車場は満杯。
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