ひとり山歩き590 : 栃木百名山の松倉山と鷲子山を尾根通しでつなぐべく、その1として松倉山から鷲子山までのほぼ中間まで歩いてきました。県境尾根の一部は灌木藪が密でした。展望は全く期待できません。
松倉山(345)〜鷲子山(463)(その1)
2015年4月12日(日) 晴れ
1 行程
@コースタイム : 自宅(1:55) = 大木須小跡(オオムラサキ公園)(3:35/3:55) − 松倉山入口(4:05) − 林道終点(4:30) − 観音堂(4:35/4:40) − 松倉山(4:55/5:00) − 県境尾根出合(6:10/6:15) − 県道12号烏山・御前山線切通(7:10/7:15) − 三角点317.4(8:50) − 滝見谷・三賀破線の峠(9:25/9:35) − 道祖(ろく)神・仲島林道出合(10:50/11:05) − 県道274号牧野・大沢線出合(11:35) − 大木須小跡(12:05/12:20) = 自宅(13:40)
Aルートマップ
B写真集(今回はなし)
2 自宅 − 大木須
 残雪歩きにしようか、残り5座となった栃百にするか迷った。これから先は低山歩きには向かなくなるので、松倉山〜鷲子山の間を県境尾根でつないでみることにした。往路は約16kmの尾根歩き、復路は約10kmの舗装道歩きとなる。Yoshiさんが07年2月17日に復路は自転車を利用しているが、往路は7時間弱で歩いている。10年ほど前はYoshiさんと同じコースを歩くときは、最小でも1.3倍を目安にしていたが、今の時点では2倍までかからないとしても1.5倍でも無理な感じがする。Yoshiさんの1.5倍で歩ければ、往路10.5時間、復路(舗装道歩き)2.5時間、計13時間でなんとかなる。一応全コースを歩くつもりだが、実際の歩行時間が1.5倍以上なら、途中で下山し2回に分けることにする。数年前なら意地でも歩き通すのだが、最近はそんな根性はないな、と半分あきらめ気分で家をでる。
 長時間車を安心して駐められる大木須小跡(現在はオオムラサキ公園)をスタートすることにする。好条件が揃えば歩き通すことも考えられるので、その場合も明るいうちに駐車場に戻れるように、早朝から歩き出すことにする。例によって大木須小跡まではカーナビ任せ、途中にオオムラサキ公園の案内標識を何箇所かで見かけてすんなりと到着(トイレあり)。車載温度計2度

3 松倉山へ  林道歩きが長く、コースタイムよりも早くつきすぎた
 ヘッデンを灯し県道274号を南下し、枝道へ進んでいるうちに林道は舗装してあるとガイドブックに書いてあったのを思い出し引き返す。すぐ先で看板を見て舗装林道に入り、民家がなくなると一旦舗装が切れるが、数分で再び舗装道歩きとなる。途中で松倉山登山道なる標識を見たが、暗くて登山道は見えなかった。林道終点は広場状になっていて、ここで登山道を合わせる。登山道は明瞭で歩き易く、20分ほどで長久寺観音堂に到着した。ガイドブックのコースタイムより20分早くつきすぎたので、小さなデジカメでは観音堂はボンヤリとしか写らなかった。
 道なりに進んでゆくと、ドンドン山頂から離れて下り始めた。茂木町甲からの登山道を歩いていることに気付き、尾根筋に登ってみると踏跡があり、これをたどると松倉山の山頂に達した。栃木県内には一等三角点が七ケ所あり、ここはその一点。石祠と木祠があり、山部3Dプレートは健在だった。

左: 松倉山への林道入口にある看板 右: 林道終点 右から登山道を合わせ、左手に進む


左: 林道終点から振り返る 朝焼けは大好き 右: 観音堂(4時35分、ガイドブックのCTより20分早くつきすぎて未だ暗い)


松倉山山頂 左: 一等三角点 右: 山頂の祠
4 県境尾根歩き  低山特有で尾根筋が複雑  一部に灌木藪ちたいがある
 山頂から登りとは反対に北西に踏跡を下ると、往路で通った明瞭な道筋に出合う。往路では暗くて松倉山への取り付きを見逃して遠回りしてしまったのだ。観音堂から尾根通しに県境へ向かうべく、堂の右手より斜面を下り始める。藪が多く尾根筋がはっきりしない、下方には舗装道が見えるので、仕方なしに林道に下りたところ松倉山登山道の標識が目に入った。往路ではこの舗装道を登ってきたのが理解できた。往路を下ってくればなんということはなかったのだが、早朝で暗くて周辺の景色が見えなかったので仕方なしと自分を納得させる。地形図と見比べて、標識の地点から尾根に取り付く。すぐ先で舗装林道(地形図に記載なし)の切通で下りられず林道に戻る。切通地点で再確認して擁壁の末端から尾根に取りつき直す。観音堂からここまでに25分要してしまった。往路では5分程度だったのに、今日はなんだか冴えない一日になりそう。
 尾根上にはごく一部に笹薮があったが、他には藪なし。途中で作業道を追い過ぎて尾根から外れたので復帰する。作業道や踏跡が多いので忠実に尾根上を歩くべし。310級小ピークの県境尾根に到達した。ここまで時間的には出入りがあったがほぼ計画並み(Yoshiさんの1.5倍ペース)。 

左: 県境に向かって尾根に取り付く 右: この切通(右側)で降りられず戻って左側から再取り付き・・・今日は冴えないナア!


320級小ピーク付近 左: 尾根上に藪はほとんどなし 右: 振り返ると松倉山が見えた


左: 県境尾根出合 右: このように藪なしが続いたのだが・・・
 低山特有の尾根筋が複雑で、枝尾根に引き寄せられそうな箇所が二箇所ほどある。地形図を見るよりも周辺を観察し、より高い尾根筋が見えたらそちらへ早めに修正するのが肝要。灌木藪が煩いのは一箇所だけ(三角点261の西側)。県道12号烏山・御前山線の切通に一旦着地。県境尾根出合からは幾分計画よりも遅れだした(YoshiさんのCTに1.5倍掛けでは無理筋)。
 栃木側の切通の末端から県境尾根に取り付く。尾根に取り付くとすぐに灌木藪が待ち受けていた。俄然ペースダウンとなり、藪を漕いでいると、右手に自分よりも高い尾根筋が見えた。300級小ピークから北尾根に引き込まれているのに気付く。枝尾根の右下に作業道が見えたのでこれを利用して軌道を修正する(10分程度のロス)。軌道修正すると右下に大規模農場がちらつき出す。小鞍部に達すると農場は目前で、道路を利用したくなるも、尾根上に復帰する際の労力は無視できないので仕方なしに灌木藪を漕いで進む。檜植林に松が目立つとすぐ先が三角点317でここは藪は皆無。この区間は計画に対して大幅遅れ。この辺から鷲子山まではよほど頑張らねば、スタート地点には明るいうちにもどれないかも、とチラツキはじめる。

県道12号烏山・御前山線切通 左: 茨城県側 右: 栃木県側 写真の右奥から尾根に取り付く


左: 県道12号から取り付くと、灌木藪のオンパレード 右: ルートを間違えて作業道を利用して修正


左: 大規模農場 右: 檜の小枝が煩い(三角点317手前)


左: 三角点317 ここからは藪なくなる 右: 桜を楽しむ余裕も、だが時間的には遅れが目立つ
 三角点317からは植林が多く、藪は殆どない。滝見谷・三賀を結ぶ破線道の峠道がハッキリわかった。今どきはここを通る人はいないだろう。ここでエネルギーを補給。その後も藪はなく桜の花を眺める余裕も、だが時間的には厳しくなる。針葉樹の小籔を少しばかり漕ぐと、茨城側が伐採地となる。前方には送電線も見える。伐採地に沿って下った地点が道祖(ろく)神・仲島を結ぶ林道出合で、栃木側はすぐ先で舗装道になり、茨城側はダートのようだ。県境尾根へは福島東幹線の巡視路が案内してくれる。ここまでにYoshiさんは約4時間、自分は約7時間で係数は約1.8。ここから鷲子山までYoshiさんは約3時間、1.8倍すると5.5時・・・鷲子山到着は16時半頃でそれから舗装度を2時間半、駐車場着は19時で暗くなるのは必至。ここからの下山は計画通り、ヒョとしたらヒョとしてなんて考えたのが愚かだった。最近の自分の歩きからすればここまでが妥当。  

左: 滝見谷・仲島間の破線道を横切る 右: こんな尾根筋が暫くは続く 進むにつれて植林が増えてきた


左: 伐採地(茨城側) 右: 道祖(ろく)神・仲島林道 左が林道ですぐ先で舗装道となる 右は東電の巡視路 期待通りには歩けず今日はここまで、次回はここから尾根歩き再開の予定
  今日は、舗装道歩きに備えて背負ってきたウォーキングシューズに履き替える。一時間の舗装道歩きで大木須小跡(オオムラサキ公園)に戻れた。舗装道歩きは登山靴よりはウォーキングシューズのやはり楽だった。小学校跡には二宮金次郎像や創立百周年記念碑等が残っていた。

左: 左へ進むと退却決定地点へ 右はダート道 右: 県道12号分岐 右の県道274号に進む


左: 大木須小跡=オオムラサキ公園 右: 大木須小学校の門標が残っている
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