ひとり山歩き535 : 奥久慈男体山から月居山そして袋田の滝へと縦走してきました。男体山付近と袋田の滝周辺は紅葉が楽しめました。
奥久慈男体山(653)〜月居山(404)〜袋田の滝
2013年11月14日(木) 快晴
1 行程
@所要時間 : 自宅(3:40) = 西金駅駐車場(5:45/5:55) − 大円地分岐(6:50) − 男体山登山口(6:55) − 健脚・一般コース分岐(7:05) − 男体山(8:40/8:55) − 539ピーク(940) − 第二展望台(11:30/11:45) − 第二展望台・三角点422(後山、鍋転山)(12:00) − 月居山(12:40/12:45) − 月居観音堂(12:55/13:00) − 袋田の滝(13:45/14:10) − 袋田駅(15:00/15:42) = 西金駅(15:52/16:00) = 自宅(18:10)
Aルートマップ 
Bウォッちず : 男体山登山口  男体山  月居山  袋田の滝
C写真集

2 自宅 − 奥久慈男体山登山口
 奥日光の山を計画していたが、急激な冷え込みで冬山装備の準備が間に合わず、慌てて行き先を変更した。08年11月19日(ひとり山歩き337)に奥久慈男体山から尾根伝いに月居山を経由して袋田の滝まで縦走した。その時の生瀬富士の南斜面の紅葉が目に浮かび、もう一度同じコースを辿って見ることにした。西金駅の駐車場を利用することにして、6時頃に歩き始めるべく、新聞に目を通してから家を出た。出発前にカーナビを設定すると途中の地理など知らなくても目的地まで案内してくれるからありがたい。カーナビなるものがなかったら、未明に家を出て明るくなったら歩き始めるなんて芸当はとても無理。途中の道の駅で登山支度を済ませ、ほぼ計画の時刻に西金駅駐車場に到着(車載温度計3度)。
 国道118号を横断して、大円地への舗装道を歩き。西金駅に駐車できない場合は、舗装道を10分程入った地点に数台は置けそうなスペースがある。通勤と思われる車とけっこうすれ違う。途中の紅葉は標高が低いのでパッとしない。大円地分岐で左に下って奥久慈パノラマラインに合流すると、数台分の駐車場とトイレが設置してる。男体山の登山口はそのすぐ先。

3 男体山へ  登山道は明瞭 鎖場多いが樹木に囲まれているので高度感はない
 登山口から舗装道を緩やかに少し下ると、民家が現れその左手へと進む。数分で健脚・一般コース分岐の道標が現れる。前回は一般コースを辿ったので、今回は左の健脚コースへと進む。杉林の土道の登山道を50メートル程登ると、小石や小岩が現れたりするが登山道は明瞭で歩きづらいということはない。標高320で尾根上に達し、北西に進み途中で滝倉分岐の道標を見る。迷いようのない道筋が続くが、道標は袋田の滝まで多すぎるほど目にする。標高400を過ぎると鎖場の連続で、山頂直下の月居山分岐まで続く。鎖場は低い樹木で囲まれているから高度感はない(鎖場は長短合わせて7、8箇所)。
 主稜線に達した地点が月居山分岐で、ここには道標は言うにおよばず東屋の休憩所もある。到着時に先行者が山頂へ向かうところであった。ここから向きを東に変えて数分登ると奥久慈男体山の山頂に達した。山頂部の北側に電波塔、西側に神社がある。山頂からの展望は良いのだが、茨城の山は全く不案内で、日光連山、高原山等に目移りしてしまう。男体山、大真名子山、女峰山はかなり白く、白根山は真っ白。


左: 登山口からみる男体山 中: 登山道入口 右: 健脚・一般コース分岐(左の健脚へ)


左 :最初の鎖場(標高430) 中: 標高450の鎖場 右: 標高580の鎖場


山頂の様子 左: 山名標示 中: 電波塔 右: 神社


山頂から西方面  正面奥に日光連山 やや右に高原山


左: 日光連山(アップで) 右: 山頂直下に見える岩壁

4 男体山 − 月居山 − 袋田の滝  道標がよく整備されている  月居山からは人が多くなる  袋田の滝は人が多く別世界の感じ
 ひとり山歩き337(08年11月19日)で同じコースを歩いているので参照願う。
 登山道は明瞭で、道標もしっかりしているので道に迷うことはないだろう。男体山から袋田の滝までは下りだが、途中でのアップダウンが多いので、思ったよりは労力を有する。男体山や月居山への登山者は多いがこの尾根筋を縦走する人は少ない。途中で単独行の男女各
一名に出逢っただけ。月居山からは数名の登山者に出逢う。月居観音堂から石階段を上り詰めて、袋田探勝路を下って行くと、大勢の観光客と出逢う。
 途中の紅葉は低山ということもあって、思わず立ち止まるような鮮やかさはない。第二展望台第一展望台(三角点422、後山、鍋転山)で展望が楽しめる。日光の高山はかなり白くなっていた。月居山は月居城跡の石碑だけで展望はなし。生瀬滝は展望台あり、袋田滝のトンネルは08年には無料で通行できたのに、今回はエレベーターでの観瀑台も含めて300円(トンネルの通りぬけだけでも300円)。水郡線は一時間に一本だが、14時から15時の間は、間引きで15時42分発まで余裕があったので、観瀑台に行ってみようと300円払って入ってみた。観瀑台へのエレベーターは長い行列。整理のガードマンに問うてもどのくらい待つか不明。観瀑台は諦めて下の観瀑台で我慢。ここからの展望なら、トンネル入口前の吊り橋から見たのとあまり変わらない。
 14時の電車がないことは事前に調べてあったので、ゆっくり歩くつもりでいたが、尾根縦走中に見るような場所もなく、あまり時間調整が利かなかった。そのために袋田駅で40分も待つはめになってしまった。電車は二駅、10分(200円)。西金駅の駐車場には車が数台。ここは無人駅につき、管理はボランティアがしているようだ。 


持方分岐付近の紅葉


道標 左: 539ピーク 中: 白木山分岐 右: 月居山


第二展望台から 正面奥に日光連山


左: 三角点422P(後山、鍋転山) 中: 月居山(2名が下ってゆく) 右: 月居観音の山門と鐘楼


左: 生瀬富士(探勝路から) 右: 生瀬滝(観瀑台から)


左: 探勝路から見る岩壁(名称は?) 右:探勝路から見る袋田の滝上段部


左: 吊橋から見る袋田の滝  右: 観瀑台から見る滝

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