ひとり山歩き443(番外編) : 梅雨の中休みを利用して、夫婦で赤城山に登ってきました。酷暑の下界とは異なり、尾根上では風があり涼しい一時を過ごすことができました。予想通りツツジは時期的に遅かったです。
赤城山(黒檜山〜駒ヶ岳)
2011年6月24日(金) 曇り
1 行程  
ルートマップ(GPS)  ウォッちず : 赤城山(黒檜山
自宅(4:00) = 赤城公園ビジターセンター(6:05/6:20) − 黒檜山登山口(6:55) − 黒檜山(8:20/9:00) − 大ダルミ(9:30) − 駒ヶ岳(9:45/9:55) − 駒ヶ岳登山口(10:35) − 覚満淵(10:40/11:00) − ビジターセンター (11:05/11:15) = 富士見ふれあい館(11:50/12:30) = 自宅(14:50)

2 自宅 − 赤城公園ビジターセンター
 6月というのに35度を超える酷暑、電力不足を心配しながら遠慮がちにエアコンをかけてしのぐ。同じ暑いのなら山で汗をかいたほうが健康的。今日は梅雨の中休みで晴れ間も出そうだが、アンダー22サッカーのオリンピック予選(対クエイト)の放送が早朝にあり、長時間コースは無理。夫婦で赤城山に行くことにした。
 できるだけ涼しいうちに山頂に達するべく、サッカー放送終了後に家を出る。往復とも同じ道を通るのも面白くないと、往路は赤城温泉経由の山道を通ったが、カーブが多く辟易する。幸い対向車がないのが救い。赤城公園ビジターセンタ−の駐車場には、平日ということもあって3台しか駐まっていなかった。今日の山行は短時間コースということで、赤城神社に詣でてから黒檜山登山口に向かう。

3 黒檜山  適度の風で爽やか
 いきなり岩のゴツゴツした登山道歩きが続く。最初はトラバース気味に登り、標高1450で尾根上に達する。ここからは大沼が俯瞰できて、赤城神社の朱色が印象的。この先の尾根歩きも露岩帯が連続する。途中で猫岩なる標識があったが、なぜ猫岩というのか理解できなかった。標高1550手前で大沼を俯瞰しながら休んでいると、オールドパワー3人組が追い越して行った。標高1700位になると赤みを帯びた火山礫地帯となり、林床の笹が蜜になる。途中には名残りのシロヤシオが少しばかりで、急登に連れ合いが音を上げ始めたら、主稜線に達してやれやれ。そこから灌木地帯を3分程北進すると黒檜山の山頂である。小広場の山頂からは展望は得られないのでさらに3分北進すると、展望所に達する。ここでザックを下して休憩をとる。
 ここからは西から北東までの展望が楽しめるのだが、残念ながら今日は遠望は利きにくい。男体山、燧ケ岳、至仏山、武尊山、谷川岳が辛うじて判別できるだけ。今日は山も暑いだろうとある程度覚悟はしてきたが、風があるので快適であまり汗もかいていない。

4 黒檜山 − 駒ヶ岳 − 覚満淵  木階段下りが多い ツツジの時期は過ぎていた  
 展望所から山頂に戻り、先刻登ってきた登山道を右下に見送り、南に進むとすぐ先で鳥居と祠があり、御黒檜大神の石碑を見る。そこから2分程で、花見ケ原キャンプ場分岐に達する。ここからは木階段の下りが鞍部まで続き歩き易い。レンゲツツジもすでに時期を過ぎて、ポツポツと名残りの花を見るだけ。浅鞍部で木階段(丸太階段一部)が終わって、低いコブを通過してさらに下った地点が大ダルミで、付近は低い笹原となっている。ここから駒ヶ岳までは木階段をまじえて約50メートルの登りとなる。駒ヶ岳山頂には道標があり、少しばかり展望が得られる。道標のある地点よりも東側の方が幾分高そうで、「駒ヶ岳175」の小さな標識を見て、東に踏跡を進んでみたがすぐに下りになってしまう。道標地点を山頂としているが、妥当であろう。
 駒ヶ岳からは前方に長九郎山と小沼を見ながら木階段を下る。緩やかに50メートルばかり下った地点は樹木が薄く、ここから下山開始となる。鉄階段や木階段を下って行く。ここまでに10人以上とすれ違う。こちら側からは木階段登りが多く、今歩いてきたコース取りの方が楽なような感じがすルのだが。
 下山後、覚満淵に寄ってみたが、レンゲツツジは盛りを過ぎているようなので、北岸から眺めただけで駐車場に戻る。 
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