ひとり山歩き432 : 学校平から大間々台経由で八海山神社までスノーハイクを楽しんできました。予想以上に新雪が深く先に進むくことはやめにしました。
八海山神社スノーハイク
2011年3月6日(日) 晴れ
1 行程   
ルートマプ(GPS)   ウォッちず : 学校平〜八方ケ平 大間々台〜八海山神社(標高点1539)  
自宅(3:20) = 学校平・山の駅たかはら(4:55/5:05) − 小間々台(5:40) − 大間々台(6:30/6:55) − 釈迦ケ岳登山口(6:10) − 八海山神社(8:25/8:45) − 大間々台(10:00/10:15) − 小間々台(10:55) − 山の駅たかはら(11:20/11:35) = 自宅(13:15)

2 自宅 − 学校平
 大丸温泉から剣ヶ峰を越して朝日岳と三本槍岳への計画を持っているが、天候と自分の都合とがなかなか合致しない。人出が多いので土・日曜日には行きたくないのだが、今日の日曜日を逃すと今週は降雪でチャンスがなくなる。人が登り始める前に剣ヶ峰を越してしまおうと、早朝に家を出ようとしたら、新聞が丁度配達となった。チラッと目を通すと、土曜日(5日)に朝日岳で遭難の記事が目にとまった。今日は捜索活動があるので那須岳はやめて、学校平から八海山神社経由で釈迦ケ岳に行くことに急きょ変更する。
 県道・下塩原矢板線は学校平の手前6kmあたりからは路肩に除雪塊あるも、道路は完全除雪してあり運転に支障は全くなかった。山の駅たかはらの広い駐車場には部分的に薄く雪が残っているが駐車には問題なし。

3 学校平 - 八海山神社  予想よりも雪は深く、大腿の引き攣りで戦意喪失釈迦ケ岳
 過去に何度か山の駅駅たかはらから大間々台方面に歩いているが、今回も往路は林道を通ることにした。林道に入ると予想とは異なり、トレースはなく新雪で踝までの沈みとなる。林道には小間々台からやっとスノーシュトレースが現れ、少しばかり歩きが楽になる。遊歩道入口から道路は南向きになると、トレースは消えてしまった。いつもこのあたりは路面が現れているのだが、今日は数センチ積雪がある。予想よりも30分も遅れてたどり着いた大間々台の駐車場はこれまた完全に雪の中。ここまで歩く途中で今日は釈迦ケ岳は無理と観念、せめて剣ヶ峰から大入道経由で戻れればよし、と考えながらワカンを装着する。
 駐車場から先は前日に付けたと思われる壺足のトレースを追う。壺足のトレースは踝以上の深さがあり、この上にワカンの浅いトレースを着けてゆく。登山口から先も壺足トレースは続き、これをたどって登ってゆく。八海山神社0.8kmの道標のある地点からは勾配が緩み、左手に景色が現れ気分的に楽になるも、最近の運動不足がたたって足取りは重い。八海山神社が近づくと、いつもなら地肌が部分的に現れている個所も完全に雪で埋まっている。前方に見える釈迦ケ岳への稜線が部分的に見えて、左隣り(西側)の塩谷コースのある尾根筋と比較してしまう。計画よりも1時間遅れで、八海山神社に到達したときには早くも内転筋がつってっしまい完全に戦意喪失となる。富士山や浮き筑波を眺めながら疲れを回復させる。

八海山神社と大間々台からの展望


4 復路  ワカンよりも壺足の方が楽だった
 トレースは剣ヶ峰方面にもついているが、どうにも足が進まない。ゆっくりと往路を下ることにした。道標を見て樹林の下りなると、気温上昇と相まってワカンに雪が付着するようになり、内転筋の引き攣りはますますひどくなり休み休みの歩きとなる。登山口まで下ると勾配が緩んでやっと引き攣りから解放された。このあたりを何十回も歩いているという壺足の単独行者に出逢う。学校平から壺足で来たが、トレースが踏みかたまっているので、壺足の方が楽だと教えてもらう。大間々台の駐車場でワカンを脱いで男鹿山塊と那須岳を眺めて疲れを癒す。
 復路は樹林内のトレースを辿る。単独行者の言葉通り溝状のトレースはよく踏まれていて、足の沈みはなく快調。これだけのトレースがあれば暗いうちでも歩ける。今日はルート選定ミス、往路も樹林内を歩けばよかった!! 駐車場に戻ると車は10台ほどあるも、途中で出逢ったのは二人だけ。どこへ行っているのかな? 
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