ひとり山歩き28 : 安蘇の岳ノ山から大鳥屋山を歩いてきました。展望は開けませんが、静かな尾根歩きを楽しむことができました。
岳ノ山〜大鳥屋山山歩き
2002年2月7日(木) 曇り
1 行程
自宅(6:25) − 葛生町営駐車場(7:30/7:40) − 五丈の滝観瀑台(8:00/8:05) − 滝見の松(8:15) − 炭焼き穴(8:40) − 岳ノ山(9:05/9:20) − 624mピーク(9:45) − 大鳥屋山(10:25/10:40) − 町営駐車場(11:20/11:30) − 自宅(12:30)
 
2 自宅 − 駐車場  安蘇の山へ初めて行く
 先週は奥久慈男体山と最近は茨城の山歩きが多かった。安蘇の山へはまだ行ったことがないので、自宅から一番近い岳ノ山と大鳥屋山を選ぶ。見晴しはほとんど期待できないようであるし、天気もあまりよくなそうなので今日は足のトレーニングを主目的とする。
 葛生町へは国分寺町から栃木市経由で地図上最短の道を選んでみた。栃木市からは県道210号線で葛生町に行き、次いで県道200号線で秋山に向かう。県道200号線に入って約12kmで「五丈の滝1.7km」の案内標識を見て左折する。ここから600mで町営駐車場に着く。案内標識がしっかりしているので道に迷うことはない。尚、駐車場にはトイレもあり、10台くらいのスペースがある。
3 駐車場 − 五丈の滝 − 岳ノ山  見るものは五丈の滝だけ 見晴しは期待で五丈の滝(観瀑台から)きない
 駐車場のすぐ傍にある「五丈の滝1.1km」の案内板のとろこを右(西)へ進む。沢沿いの杉林の中を通る林道を歩くこと10分で林道終点の広場にたどり着く。ここには車3台くらいは停められそう。ここからは鬱蒼とした杉林の登山道歩きとなる。
 登山道に入って二三分で左へ折れて丸太の階段を下ると直ぐに五丈の滝観瀑台となる。前方の岩の間から滝が見える落差4〜50mくらいあり、その美しさは県南一を誇るといわれる。今の季節にはあまり映えないが、紅葉の季節には素晴らしい眺めであろう。写真を撮ってもときた道に戻ると、今度は滝見の松にたどり着く。昭和62年3月に観瀑台が整備されるまではここから見下ろす滝が一番と書いてあった。そばの松はかわいそうに完全に枯れている。
 登山道は杉林の中にあり、何回か沢を渡りながら緩やかに登ってゆく。途中から登りは急になり、ところどころで倒木に道を塞がれるが、特別難儀なコースではない。途中、炭焼き窯跡らしきところを通過すると、更に急なジグザグ登りとなる。やがて稜線にたどり着き左(西)へ進むと直ぐに岳ノ山山頂である。
 山頂からは展望は開けない。山頂には石祠と石の不動像があるのみ。どこかのハイキングクラブが作製した小さなプラスチック板の山頂標識が木にぶら下げてあった。
4 岳ノ山 − 大鳥屋山 −駐車場  岩場の急下降以外はノン大鳥屋山頂ビリと歩ける
 岳ノ山から大鳥屋山までは南南東に延びる尾根歩きである。岳ノ山から下って直ぐに岩場の急下降もあるので、ここは注意が必要である。あとは多少のアップダウンがあるが、危険なところなく歩きやすい道である。もう一つ注意を要するのは、624mピークを過ぎてすぐの南から東に折れるポイントを見逃さないことである。案内標識はなかったが赤テープが誘導してくれる。
 尾根歩きであり、624mピークと大鳥屋山の急登を除いてはアップダウンはさほどきつくはない。展望は開けないがノンビリと歩くことができる。案内書には大鳥屋山頂下に展望良好の記号がついているが、桧の幼木が伸びてしまったせいか靄っていたせいか見晴しは得られなかった。
 大鳥屋山頂には小祠と御嶽大明神の石碑があった。ベニヤ板製の山頂と標高を示す札が木にくくり付けられていた。岳ノ山と同様山頂からの展望はない。薄っすらと雪が積もっていたのが印象的であった。
 下山は一旦来た道を戻って鞍部から右へ折れて下る。この分岐にはビニール袋の裏側に方向案内を書いて張ってあった。このコース全体にいえることだが、案内標識は整備されていない。五丈の滝と滝見の松までの懇切丁寧な案内標識とは大違いである。杉あるいは桧の植林の中をどんどん下ると、鞍部の分岐から約15分で林道に出る。右側に沢が流れるこの林道を下ってゆくと林道が合流し駐車場に戻る。 
5 駐車場 − 自宅
 帰りは、県道200号線から国道293号線経由でかえる。県道200号から国道に入って暫くすると道路が白っぽく、なんとなく埃っぽいような気がした。気のせいか?
 昼時でありどこも渋滞はなく順調に帰宅できた。
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