ひとり山歩き253(番外編) : いつもの単独行に変わって、夫婦で古賀志山に登ってきました。好展望を期待していたのですが、あいにくの空模様で遠望は利きませんでした。
古賀志山(582)
2006年9月15日(木) 曇り
1 行程
ルートマップ  
自宅(8:15) = 赤川ダム駐車場(9:20/9:30) − 北コース登山口(9:45) − 水場(9:55) − 富士見峠(10:25/10:30) − 東稜見晴台(10:45/11:00) − 古賀志山(11:05/11:10) − 御岳山(11:25/11:45) − 赤ダム下山口(鞍部)(12:00) − 南コース登山口(舗装道路出合)(12:20) − 赤川ダム駐車場(12:50/13:05) = 自宅(14:00)

2 自宅 − 赤川ダム
 脚力回復山行の第三弾として女峰山を考えていたが、うまく天気が読めず諦めた。といって山に行かないと折角回復してきた脚力が落ちる。家内の気分転換をかねて近場の古賀志山に行くことにした。古賀志山は鞍掛山から縦走、古賀志山から赤岩山への縦走を経験しているし、夫婦登山ということで安全なルートを設定する。
 東
北コースを登ることにして赤川ダム駐車場を目指す。明るくなってから家を出るのは極めて珍しく、交通事情を知らずに宇都宮市街地経由で32kmに一時間以上かかってしまった。赤川ダム駐車場に着くと、駐車台数は多く、数人が登山口に向かうところであった。

3 赤川ダム − 古賀志山 − 御岳山  常連さんの多い山  展望はよいのだが、今日はガス模様古賀志山と赤川ダム
 赤川ダムに沿って北進し、ダムの北端で左手の釣堀への道を下る。左に管理道路を見送って杉植林の中へ入って行くと、すぐ先が北コース登山口で丸太橋を渡る。水場10分、山頂70分の道標を見て植林の中を沢沿いに緩やかに登って行くと、丁度10分で水場を通過する。谷間の道だからジメジメしているのは仕方ない。小石を敷き詰めたようなところ、根の張赤岩山(正面)  二股山(左奥)  (御岳山から)ったところ、一部には沢の中の歩きもある。途中にベンチがあり先行グループが休憩していた。途中で下山者ともすれ違う。植林から広葉樹林になり、ジグザグ気味に登りつめると鞍掛山から連なる尾根上に着く。ここが富士見峠で、立派な名がついているが展望は全くない。
 ひとコブ越して鞍部から急登すると東稜展望台への分岐に達する。三分ほど平坦な尾根道を東に進むと、岩棚の東稜展望台に達する。展望はよく、ベンチも設置してあり、山仲間が数人楽しそうに談笑していた。天気がよければ男体山から筑波山まで見通せるのだが、残念ながら今日は遠望は利かない。かすかに筑波山〜加波山あたりが見える程度。日光連山はすっかりガスの中。今日は女峰山へ行かなかったのは正解と自分を納得させる。篠井富屋連峰と鞍掛山からの稜線が北側間近に目に付く。
 来た道を戻り、先刻の分岐から二三分の歩きで、アンテナ塔が目に付く古賀志山の山頂に着く。展望は殆どなく、三角点とベンチがあるだけで、大部分の人はここを通過して隣の御岳山に向かってしまう。記念写真を撮って古賀志山を下ると、赤川ダムへの下山道を左に分ける。鞍部から僅か登り返すと、赤い鳥居が目に付く。台座は残っているが、神社本体は残っていない。ここからは岩場が続き、多少の注意が必要。梯子を登って、鎖場を過ぎると御岳山の山頂で石祠を見ながら数メートル進むと好展望の広場に達する。ここでは数名のグループが宴会中。どうやら古賀志山は常連さんが多いようだ。単独行の人も顔見知りが多いらしく親しげに挨拶しているのを見かける。この山頂からは日光連山から高原山までが見通せるのだが、今日はガスで仕方なし。

4 下山
 下山は古賀志山手前の鞍部に戻り、赤川ダムへの道を下る。この登山道は殆どが丸太の土留め階段が敷設してあり、歩き辛いが危険な箇所は皆無。20分ほど植林の中を下ると、舗装道路(正式名称は不明、森林公園の管理道路か)に出合う。道路を横切って先に進むと坊主山との標識があったが、特に興味が持てなかったのでそのまま舗装道を下る。南コースを利用する人は少ないようで、殆どが北コースを登下山に使うようである。中には赤岩山まで縦走する人もいるようだが、岩場もあるので数はどうであろうか。
 管理道路は車が規制されているのか見かけなかった。サイクリングのコースになっているようで、本格的な格好をした若者を二度見かけた。赤川ダムからウォーキングを楽しんでいる人もいるようだ。舗装道を30分ほどノンビリと歩くと赤川ダム駐車場に戻れた。 
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