ひとり山歩き223 : 宇都宮の山・多気山〜雲雀鳥屋〜天狗鳥屋〜鞍掛山〜半蔵山を尾根伝いにつないできました。各尾根とも濃淡の差はあるが踏跡があり、更に落葉期で見通しが利いたのでノーミスで歩くことができました。
多気山(376)〜雲雀鳥屋(362)〜天狗鳥屋(365)〜鞍掛山(492)〜半蔵山(502)
2006年1月4日(水) 曇りのち晴れ
1 行程
ルートマップ 
自宅(5:55) = 多気不動尊駐車場(6:50/7:00) − 多気山(7:30/7:40) − 雲雀鳥屋登山口(下野萩の道)(7:55/8:00) − 雲雀鳥屋(8:30/8:40) − 森林公園線出合(9:15) − 天狗鳥屋登山口(赤川ダム)(9:20) − 天狗鳥屋(9:50/10:05) − 鞍掛林道出合(10:30) − 鞍掛山登山口(鳥居)(10:40) − 鞍掛山(11:25/11:30) − 大岩(11:35/11:55) − 鞍掛峠(新里街道)(12:15) − 半蔵山稜線合流点(12:55) − 471ピーク(13:25) − 493ピーク(14:05) − 半蔵山(14:35/14:45) − 林道出合(14:55) − 国道293号出合(畑中)(15:45) − 多気不動尊駐車場(16:35/16:45) = 自宅(18:00)

2 自宅 − 多気不動尊
 今年はスノーシュハイキングとテント泊にチャレンジすることにしている。スノーシュハイキングについては年末に装備をそろえたが、まだ机上(Web)学習の段階で歩行練習はもう少しあとにする。
 孫たちが帰った3日に今年の歩き初めを急遽計画した。年末年始に全く運動をしていないために体が重いので、低山を尾根でつなぐことを考えた。多気山〜雲雀鳥屋〜天狗鳥屋〜鞍掛山〜半蔵山と宇都宮市の低山歩きなら何とかなるだろうと、地形図等をもって多気不動尊に向かう。正月も4日にもなると、不動尊の駐車には車も人も皆無であった。

3 多気山〜雲雀鳥屋〜天狗鳥屋   明瞭な踏跡あり  展望は期待できない
 参拝客を当てにした屋台のならぶ不動尊参道を前方(北)に今日の終点である半蔵山を見ながら進み、駐車場のすぐ先の分岐を左に登る。二分程進むと右手に登山道(七曲がり登山道というらしい)を見る。道標にしたがってこの道を辿り山頂を目指す。植林の中をジグザグに10分ほど登ると、屋根が破損した石祠を見る。更に数分土留めの石階段を登りきると城跡らしい広場(御殿平)にたどり着く。広場には東屋しかないので、素通りして北の山頂に雲雀鳥屋登山口の鳥居と石祠向かう。広場からは自然林の中を北に進むと、一二分で三角点のある多気山山頂に着いた。駐車場から30分の登りであっけなく着いてしまい身体が温まる暇もなかった。展望は南西に二股山と鹿沼方面が樹木の隙間から見える程度。
 明瞭な踏跡を北に下ってゆくと、何箇所かで森林公園への道標を見る。道なりに進むと山頂から約10分で舗装した林道(西多気線)に出合う。森林公園へは舗装道を辿るようだがこれを無視して、林道を横切ってやや薄くなった踏跡を追う。森林公園の道標を見ると、すぐに立派な舗装道(下野萩の道)に出た。道路の対面にはコンクリの階段があり、その上に鳥居が見える。ここが雲雀鳥屋への登山口となる。
 切通の擁壁に設けられた階段を登ると、更に石階段が続きその上には鳥居と三基の石祠と四基の石灯篭が迎えてくれる。石祠の間から尾根に取付くと明瞭な踏跡が尾根上に続いている。植林と自然林の混在で尾根上にはプラスティック杭と赤テープが多い。途中で二つの小ピークを越すがそれぞれの鞍部に作業道が認められた。これらを無視して尾根を進むと登山口から30分で雲雀鳥屋山頂にあっけなく到着。左(西)下に赤川ダムが枝越しに見える程度の展望しか得られない。RK、M、GIA名の小さな山名板がかかっていたが、栃木山紀行のプラスティック板は破損して一部が地面に残っていた。トリム施設 (天狗鳥屋下部)
 山頂から北西に踏跡を追って緩やかに下り、標高350からは鶴ゴルフ場に沿って西北西に尾根を下る。赤テープが点々と続き踏跡も明瞭でルーファンする楽しみが無い。標高が下がるとゴルフ場から人の話し声が聞こえるようになり、尾根上にOBボールを散見する。今日はゴルフ場も空いているだろうから大丈夫と先へ進む。尾根上の小さなコブに登って、南南西に下る尾根を進み始めたら。右(西)にゴルフ練習場があり数人のゴルファが見えた、と思ったら林の中に練習用のゴルフボールがうじゃうじゃ落ちているのが目に付いた。時々ボールの着弾音(!?)が響く。Yoshiさんがヘルメットが必要と書いていたのを思い出した。たまらず尾根を外して東側の谷に逃れる。尾根上は鶴ゴルフ場の施設外と思うのだが・・・谷を下っているうちに童心塚作業道に出合い、これを僅か進むと舗装道(森林公園線?)に飛び出した。
 舗装道を三四分北上すると森林公園の駐車場で、更に一二分進むと右に林道が分かれている。この分岐(赤川ダムの東側)を天狗鳥屋登山口とする。枯れ枝や間伐廃材の多い植林の尾根筋を登ると、やがて勾配は緩やかになり標高270付近で丸太階段が左下から登ってきてベンチが据えてあった。ここから先はトリムコースで、数分トリムコースに沿って進み、コブシ岩の道標を見てコースから離れて北に向きを変えて尾根を進む。標高340ピークから西に僅か下り鞍部からジグザグに急登すると天狗鳥屋山頂に達した。ここも樹林の中で展望はなく辛うじて古賀志山が枝越しに窺える程度。RK、GIA、栃木の山紀行の山名板を見る。
 340ピークに一旦戻り、尾根を緩やかに北に下る。途中で右下に登山口から続く林道の終点を見て更に進むと360ピークで、ここからは前方に鞍掛山と右前方に半蔵山を視認しなが急下降する。明瞭な踏跡が続き危険箇所に遭遇することもなく鞍掛林道に計画通り下山できた。舗装林道を数百メートル東に進み、ジェイセレモゴルフ場の南西端から北西に100メートル戻ったところに鞍掛神社の鳥がある。ここを鞍掛山登山口とする。

4 鞍掛山〜半蔵山  鞍掛山東の大岩から急斜面を直下降  踏跡明瞭でルーファンは比較的容易雲雀鳥屋(中央左)と多気山(右奥)  (大岩から)
 鳥居を潜って小沢の右岸を登ると約10分で右手の岩の下に首欠け双神体を見る。更に2分で鞍掛神社の道標を見て右へ十数メートルの岩窟に神体が祀ってある。登山道に戻って二分ほど登ると分岐で道標を見て左の鞍掛山山頂を目指す。尾根でなく山腹を登るので勾配はきつい。標高390くらいで南が開けて南南東に多気山と雲雀鳥屋更にその左奥に筑波山が望めた。すぐ先から鎖場となり7・80メートル程の急登が続く。尾根上にたどり着くと左・奥の院の道標がある。10メートルほど先に石祠が祀ってある。北東に三四分進み左手にテープ類の多い古賀志山への踏跡を見送ると鞍掛山山頂である。枝越しの日光連山は山頂部がガスの中でその他展望はない。三角点とMOKS2000.11の真新しい山名板を見て、次の大岩に歩を進める。平坦な尾根を5分ほど東に進むと大岩が立ちふさがる。大岩の上からは日光連山、古賀志山と半蔵山への稜線が展望できる。今日の最終目的地の半蔵山まで辿り着けるどうかは、大岩から市境界に沿って急斜面を鞍掛峠まで下りられるかにかかっている肉眼観察と地形図で判断すると直下は急斜面だが、100メートルほど下れば勾配もゆるくなり植林となっているので何とかなると結論付ける。
 危険を感じたら大岩に登り返すと決め、急勾配斜面を樹木に掴まりながら降下する。地形図から見ると等高線は混んでいるが、掴まる樹木が多いので危険を感じることもなく楽に下れた。標高440付近で岩頭に出たので、左の植林の低い尾根筋に向かって位置をずらして浅い谷筋を下る。標高400付近で植林の中に荒れた作業道に出合った。これを辿ってゆくと新里街道の鞍掛峠記念石碑のところに下山できた。そこから100メートルほど西が鞍掛峠で、宇都宮市と今市市の境界に道祖神が祀ってあった。大岩から鞍掛峠への下りも大変なのでここを登る人はいないだろうと思っていたが、家に帰って道路の名称をWebで検索していたら、掲示板でお馴染みの高原山探訪のYoshiさんが2004年11月に軽々とピストンしていた!! 峠の道祖神の正体は男性のシンボルであることもYoshiさんの報告を見て知った。事前に知らなくてよかった!! 知っていたら劣等感で先に進めなかたかも!?
 峠はコンクリの擁壁とな490ピークの巨大石祠っているので、先刻の石碑の方に戻って市境界尾根に取付いた。尾根筋は雑木でシノダケも多いが踏跡は明瞭で、切通上部から数分でフェンスで囲まれた無線中継所に着く。左下から石階段が登ってきている。施設の先には立派な作業道が鞍掛峠から登ってきている。北西にガスでかすんだ日光連山を見ながら尾根を進む。小ピーク(420)から東に下り、鞍部から北に登り返した小ピーク(410)が半蔵山稜線合流点でここからは市境界尾根に分かれて東へ進む。
 半蔵山稜線も明瞭な踏跡が続き、テープ類が多い。枝尾根が派生する小ピークにはテープ類が多く、踏跡も認められる。その傍まで林道が来ていることが地形図で確認できた。この現象は半蔵山まで続いた。明瞭な踏跡やテープ類から判断するとこの尾根を歩く人は多いように感じた。小さなコブをいくつか越すと471ピークに達したが、枝越しに半蔵山が確認できる程度の展望しか得られない。
 471ピークからは南東に下って行くと岩場に達した。岩頭には石祠が南東向きに祀ってあり、展望が開けて筑波山まで見通せた。岩場を右から巻いて通過し、更に緩やかに下った鞍部付近にはスズタケが生えていた。鞍部から登りになるとシノダケが繁茂しているが歩く障害になるほどはない。急斜面を登りきると493ピークで展望はない。登りではルートミスの要因はないが、493ピークからの下りでは小枝を間違って西に下ってしまいそうな嫌らしい地形だ。鬱蒼とした植林の中を下って登り返すと490ピークで、今まで見たこともないような大きな石祠が東向きに祀ってあった。東の尾根には明瞭な踏跡が落内集落方面に続いていた。
 490ピークから北東に下る尾根筋には緑色の草(?)が一面に繁茂していた。鞍部から登り返した480ピークを越すとシノダケが多くなり、作業道に出合ったのでこれを追うと山頂の西端に石祠が祀ってあった。この尾根筋は付近の集落の信仰の対象であったことが推定できる。祠からシノダケの中を10メートルほど進むと半蔵山山頂で四個の石で囲われた三角点と栃木山紀行の山名板を見る。山頂は広葉樹林でシノダケが繁茂している。

5 下山(半蔵山−多気不動尊)  ジョッギングシューズで舗装道歩きも苦にならず
 半蔵山から直下を走る林道までは最短コースを取るべく東に下る。山頂付近はシノダケがうるさかったが、5分も下ると作業道に出合い、これを更に5分ほど下ると林道(名称不明)に下山できた。舗装した立派な林道を南下すること50分で国道293号線に畑中集落で出合う。今度は国道筋を多気不動尊山門目指して南下する。途中で半蔵山(後方に)、雲雀鳥屋、多気山を見ながらの歩きで気がまぎれて歩くのが苦痛には感じなかった。林道に下りたときにジョッギングシューズに履き替えたのも舗装道歩きには助けになった。それでも最後に山門から多気不動尊駐車場まで約50メートルの登りはきつかった。
 明るくなったら登り始めて、暗くなるまでに駐車地に戻るのモットーが年初から守れて今年は幸先よしとしよう。
 
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