ひとり山歩き13 : 峠の茶屋・峰の茶屋・朝日岳・三本槍岳・折り返し・茶臼岳・峰の茶屋・峠の茶屋ルートで那須岳を歩いてきました。ガスで遠景はききませんでしたが、近隣の山々の紅葉は満喫できました。
那須岳(茶臼岳・朝日岳・三本槍岳)山歩き
2001年10月11日(木) 晴れ
1 行程
自宅(6:40) − 峠の茶屋(8:00/8:25) − 峰の茶屋(8:55/9:05) − 朝日岳(9:40/9:45) − 熊見曽根(10:00) − 北温泉分岐(10:25) − 三本槍岳(10:50/11:20) − 北温泉分岐(11:35) − 熊見曽根(12:00) − 朝日岳肩(12:10) − 峰の茶屋(12:30/12:40) − 茶臼岳(13:15/13:25) − 峰の茶屋(13:45) − 峠の茶屋(14:10/14:20) − 自宅(16:15)
2 自宅 − 峠の茶屋  北関東道で反対方向へ 標識が悪い!
那須岳は紅葉が盛りの頃、ウズウズするが天気予報と都合がうまく折り合わない。11日の天気が悪ければ今週は山へ行けない。10日の夜は一応支度をして就寝する。朝3時に外へ出てみると小雨模様。今日はだめかと諦めもう一眠りする。6時過ぎになると空模様もかなり明るくなったので慌てて準備をやり直し家を出る。通常は山へ行くときは4時頃には家を出るので、なんとなく焦る。
東北道には鹿沼インターから入るべく車を進めると、北関東道の壬生インターの標識が目に付く。北関東道から東北道に入ればと考え、壬生インターのゲートをくぐる。ランプウェイの標識が東京方面と宇都宮方面となっているので宇都宮方面に進む。これが東北道の方向とはどんどん反対に進むではないか。この宇都宮とは宇都宮・上三川インターのことであった。全く標示が悪い。壬生インターの標識を東京・福島としておかねばならないのだ。料金所で嫌味を言ったがどうしようもない。反対車線に乗り換え仕切りなおし。それでも予想の一時間半以内で目的地に到着する。平日なので、峠の茶屋駐車場に停められホットする。
湯本あたりから霧雨となっているのが気がかり。すぐに止むと思われたが,念のため雨具を着用し、スタートする。
3 峠の茶屋 − 朝紅葉(朝日岳から)日岳  幸い雨はあがり、紅葉が素晴らしい! 
出発してすぐ雨があがる。階段の途中で雨具をぬいているグループを横目にそのまま峰の茶屋まで着用して行くことにする。平日でコンディションが良くないのに登る人の行列である。どんどん追い越して登ってゆくと、すぐ後を同じペースで登る人がいる。雨具を脱ぐために峰の茶屋に寄っている間に、この人は朝日岳に向かって進んでいった。
朝日岳に向けて進むにつれ空は晴れて、西側はガスが切れ紅葉がすばらしい。一方東側は下からガスが湧いてくる。振り返ると茶臼岳がガスの間から時々顔をだす。朝日岳肩手前の鎖場は岩が濡れていてすべり易い。二三か所注意深く進むところがあった。進行方向の西側は紅葉が美しいので何度か立ち止まって写真を撮る。峠の茶屋から行列をなして登ってきた人々はどこへいったか。朝日方面へ進んでいる人の数は少ない。朝日岳の肩に着いた時にはテーブルの上に荷物が三個ほどデポーしてあった。
朝日岳の頂上に着くと三人が写真を撮っていた。山頂からはガスのため遠方は見えない。茶臼岳はガスがかっているが間じかにみえる。西側の紅葉は相変わらず素晴らしい。
4 朝日岳 − 茶臼岳(熊見曽根近辺から)三本槍岳  晴れているのだが近隣の山はガスでよく見えない
朝日岳を下る頃になると登ってくる人が増えてきた。熊見曽根と次のピークを越えるとハイマツとクマザサの中の下りになり清水平が見えてくる。清水平の中央部は木三本槍岳(北温泉分岐近辺から)道になっている。左前方に三本槍岳がガスがかって見える。清水平を過ぎるとハイマツ中の登りとなり、すぐに北温泉への分岐点にたどり着く。沢のドロドロ道を下ることになる。足場が悪いのでここで追い越すのが一苦労。悪戦苦闘しているグループを何組か追い越して前へ進む。鞍部に出たら急な登り返しとなり、ここもグチャグチャ道。スパッツも泥だらけに汚れてしまった。
山頂に着くと、三人が休憩していた。そのうちのひとりは峰の茶屋まで後ろを登って来た人であった。地元の人でちょくちょく那須岳には登っているとのことであった。その人の話では今年の紅葉はあまりパットしないとのこと。
空は晴れているのだがガスがかっていて近隣の山は良く見えない。今日は全体に天気は良いのだが、ガスのために遠景を楽しむことができなくて残念だ。紅葉の素晴らしさでよしとしよう。
5 三本槍岳 − 茶臼岳 − 峠の茶屋朝日岳(茶臼岳から)  朝日岳近辺は人だらけ 茶臼岳は思ったより少ない
三本槍岳の山頂では展望が開けないので、昼食を取って茶臼岳を目指して下山する。下山してゆくと前方から登ってくる人がかなり増えているのが分かる。ドロドロ道の沢内ですれ違うのはお互いに一苦労。
熊見曽根までくると前方に朝日岳と茶臼岳がくっきり見える。朝日岳の登り下りは行列になっている。山頂の人まで見えるようになる。峰の茶屋の手前までくると峠の茶屋へ下る人、登ってくる人の行列が見える。平日でこれだから休日はどうなるのだろう?
峰の茶屋のチョット上から朝日岳を眺めると、崩れ落ちた山肌が無気味に見える。紅葉(峠の茶屋駐車場近辺から)朝日岳の肩から山頂までの登りのやさしさからは想像ができない。
茶臼岳に登りはじめるとすぐ気が付くのは岩がゴロゴロしていることである。遠くから見る丸みを帯びた穏やかさは全然見当たらない。朝日岳とは全く逆である。岩の間を登ってゆくと時々蒸気が音を立てて噴出しているのに出くわす。黄色のペンキの標示を追って登るとすぐに頂上である。山頂には思ったほど人はいなかった。あれだけ列をなして登ってきた人はどこへ行ってしまったのか?
山頂ではガスがかって全く展望が開けない。記念写真を撮ってすぐに下山にかかる。折角だから展望は期待できないが、お釜を回って下山することにする。
峰の茶屋からの下りでは、まだ登ってくる人が多い。その中に運動靴の軽装姿が目立つ。那須まで紅葉を見に来てハイキングがてら登ってくるのか。それとも最初から茶臼岳まで登るつもりなのかわからない。非常に手軽に来れるということ。
時々朝日岳の方を首を振ってみながらドンドン追い抜いてゆく。峠の茶屋駐車場が近づくと紅葉が一段と美しい。思わず立ち止まって写真を撮る。ここら辺になると子供連れの家族が目に付く。
6 峠の茶屋 − 自宅
坂道を車で登ったり下ったりしているとたいしたことのないカーブでブレーキをチョコチョコ踏む人が多すぎる。一段シフトを落として運転すれば楽なのに!シフトダウンして運転すると燃費が悪くなると思っているのか、あるいはエンジンの回転数が上がると壊れてしまうとでも思っているのか?ブレーキを踏んだら次にはアクセルを踏まねばならないのだから、結局は燃費を悪くしているのである。安全上もシフトダウンした方がよい。エンジンが壊れることなど絶対にない。
比較的早い時刻だったのでラッシュにかからず順調に帰宅できた。さア次はどこにするか。
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