ひとり山歩き7 : 光徳・山王峠・山王帽子山・太郎山・新薙・裏男体林道・光徳のコースで山歩きをしてきました。久しぶりに天気がよくて、ガスが少なく景色を楽しむことができました。
山王帽子山(2077m)・小太郎山(2328m)太郎山(2367.5m)登山
2001年9月1日(土) 晴れ〜曇り
1 行程
自宅(3:50) − 光徳駐車場(5:35/5:45) − 山王帽子山登山口(6:50/6:55) − 山王帽子山(7:45) − ハガタテ頭(8:30) − 小太郎山(9:15/9:55) − 太郎山(10:15/10:45) − お花畑(10:55) − 新薙(11:10) − 工事道路の太郎山登山口(12:30) − 裏男体林道(12:45) − 光徳駐車場(13:40/13:50) − 自宅(16:05)
2 自宅 − 山王帽子山登山口  山王帽子山登山口に数台駐車可能
太郎山には昨日行くつもりでいたが、天気が悪いので延期した。基本的には土・日曜日は混雑するので避けていたが、天気が回復しそうなので今日出かけることにした。結果的には、天気もよく正解であった。
光徳駐車場に着くと六台駐車していた。支度を整えて出発すると、ハガタテからの登山は危険なのできませんとの看板あり。しかし、どこにも太郎山等の山への案内標識が見当たらない。切込湖・刈込湖の標識に従って進む。5分も進むと山王林道に出てしまった。どうもはっきりしない。この周辺で十数分うろうろする。山王林道をそのまま進むことにした。アスハルト道歩きなら毎日やっているので、快調に進む。駐車場から山王帽子山登山口まで実質的には50分位で着く。登山口の少し下に数台分の駐車場があり、そこに一台駐車していた。登山口に着く直前に追い越して行った車が路肩に駐車して登山準備していた。
3 登山口 −山王帽子山登山道から頭をのぞかせる奥白根山山王帽子山・太郎山の標識  笹でビショビショになる 雨具が必要!
登山口の小さな案内板が笹の中に立ってる。そこを入ってゆく。10mも行かないうちに、湿った笹で下半身ずぶぬれとなる。先週の大真名子山登山の時と同じ。笹道はそうは長く続くまいと雨具を着用せずに進む。10分位進むと笹はだいぶ少なくなたが、処ところで笹が道にはみ出している。その都度冷たい思いをする。反省、雨上がりの笹道は事前に雨具を着用のこと。
山王帽子山までは樹林の中を急登するが、殆ど視界は開けない。それでも時々樹林の合間から奥白根山が頭を出す。
山王帽子山山頂は視界が悪いのでパスする。
4 山王帽子山 − 小太郎山  小太郎山からの展望は抜群! 
相変わらず道金精山の左にかすかに見える武尊山にはみ出した笹に悩まされながら太郎山に向けて急な下りをとる。時々男体山が小真名子山(右)と帝釈山目に飛び込んでくる。下り終わると、その反動で急登となる。少し登るとハガタテの頭に着く。そこにも危険標識が設置されていた。
コメツガの樹林の中の急登を続けると熟年のカップルに追いつく。話してみると、登山口の少し下(前記)に駐車してきたとのこと。ほんのわずかな時間立ち話をして先行する。低樹林帯となって奥白根山が見えたりするとすぐに小太郎山山頂に到着する。
ガスがなく周りの景色が素晴らしい。男体山、大真名子山,小真名子山、帝釈山、奥白根山がクッキリと見える。遠くに目を移すと金精山と奥白根山の間に武尊山(と思われる)まで認められる。
先ほど追い越したカップルが到着した。続いてもう一組。最近の山登りは何時もガスで景色が見えなかったのでたっぷり時間をかけてビデオ、写真を撮る。その間に二組のカップルは太郎山目指して先行した。
5 小太郎山 − 太郎山太郎山山頂にて  痩せ尾根は嫌い!
さて太郎山へ行きましょうと下を見ると、最も嫌いな痩せ尾根がすぐ下に見える。前の組が行ったのだからと奮い立たせ出発。そばに行ってみると思ったほどでない。二ヶ月ほど前に奥白根山で足がすくんだ頃に比べると慣れたせいか恐怖感が少なくなった。痩せ尾根を越えると二組のカップルが続いて下山してきた。これから下ろうとしている新薙への分岐を越えるとすぐに太郎山の頂上に到着した。先ほどの二組を併せて三組が景色を楽しんでいた。登山者の少ない平日に比べやはり賑わいがある。
この頃になると、ガスが湧いてきて周りの景色を小太郎山の時ほど楽しめなくなってきた。
6 太郎山 − 新薙 − 裏男体林道 − 光徳  日光三険「新薙」は難所だが恐怖感はない
下り始めるとすぐに、右下に旧火口のお花畑が見える。噴火口というから荒々しいものと想像していたが、底は平らで中は一面グリーンで中央の道のみが赤茶色をしていた。なんでお花畑というのかな、一年のうちで花がきれいに咲く時期でもあるのかしらなどと思いながら通過する。日光三険・新薙
5分も進むと新薙のガレ場に来た。先週小真名子山の下りのガレ場でひどい目に遭っているので緊張する。しかも日光三険の一つである。実際には、ガレ場は二回ほど横切るだけで、ガレの左側を急降下する。大きな岩や木の根っこに悩まされる難所ではあるが、恐怖感はない。依然として荒れ道ではあるが30分も下ると幾分歩きやすくなる。これから30分の間に三組の登山者と出会う。お互いに疲れているのか、すれ違うときに挨拶するだけ。
この道を歩いていて気が付いたのは、道筋ははっきりしているのに、表示がかなり目に付く。これは道を外れないで歩きなさいという意味か。先週の大真名子山、小真名子山とは大違いであった。
道筋にシャクナゲが目立ち始めるとすぐに工事用道路の太郎山登山口に着く。これから先は駐車場目指してただ歩くだけ。太郎山登山口近辺に三台駐車していた。さっき途中で遭った三組の車か。15分で裏男体林道に合流する。途中で道路上に岩が崩れ落ちている所があったが車の通行には支障ない。毎朝約一時間のウォーキングをしているので、アスファルト道路になると速度が速い。案内書には110分となっているが、55分で駐車場に無事到着する。
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