ひとり山歩き5 : 今回はひとり山歩きでなく、ツアに参加して富士山に登りました。富士山は一度は登りたいと思っていましたので、やっと念願がかなったというところです。
富士山(3,776m)登山
2001年7月27・28日 晴れ
1 行程
須走口五合目(14:55) − 六合目(17:35) − 七合目(18:50) − 本七合目(19:50) − 八合五勺(22:00/2:30) (仮眠) − 山頂(4:00/5:20) (下山) − 八合目(6:10) − 七合目(須走口下山道)(7:00) − 砂落とし(8:00) − 須走口五合目(9:10)
2 自宅 − 須走五合目
今回はツアー「霊峰・富士を行くさわやか登山」に参加。バス二台総勢53名の旅であり、いつもと異なり自動車の運転をしないですむのは楽である。東北道−首都高ー中央道ー河口湖(昼食)−富士スバルラインを経由して須走口五合目に到着。
3 須走口五合目 − 六合目  六合目付近で影富士
最初は樹林の中を高山病にかからないようユックリ登る。そのうち段々植物が少なくなり見通しが利くようになる。登りはきついことはないが六合目までがながくて約二時間半要した。途中、山中湖が見えたり、六合目が近づいてくると影富士現れる。
須走口五合目 須走口下山道(砂走り)
六合目間近 影富士(六合目)
4 六合目 − 頂上  混雑で十歩進んでは立ち止まりの繰り返し!
日が暮れるにつれて影富士が段々高くなり、やがては日が暮れて見えなくなる。七合目に着いた時は薄暗くなり、冷えだしたので防寒着を着用する。七合目以降はどんどん暗くなりライトを点灯して進む。暗くなったせいもあり、登りの速度がだいぶ遅くなり十歩位進んでは立ち止まりの状態が続く。
出発前には台風六号接近の可能性があったが、まったくその心配はなく天気はよい。空には星がクッキリと見え、登山者のライトの列が美しい。
10時に今夜仮眠する八合五勺の山小屋(3,340m)に到着、夜食のカレーライスを食べてすぐに仮眠をとる。約三時間の仮眠がとれた。寝るときは冷えるかと思って防寒着を着て寝たが、狭いところに大勢ということもあり、汗ばむほどであった。
翌朝2時半に登山開始、頂上まではあと一時間半の辛抱である。
六合五勺の辺り 七合目間近
八合目付近登山者のライト 頂上を目指す登山者の列
5 頂上にて  ご来光の美しさに感動!
朝4時に頂上着、ご来光まであと40分位、急いで山小屋でもらった弁当を食べる。頂上滞在時間は全部で一時間あまりしかないので、山頂一周などとても無理につき噴火口のあたりをぶらついて写真を撮る。
そろそろご来光の時間、撮影の準備をする。よい場所はご来光を待つ人でいっぱい。なんとか場所も確保でき、撮影もできた。ご来光の美しさは富士山登山の一番の感動。
ご来光を待つ人々 観測所 噴火口
雲海 ご来光直前 ご来光
6 下山  永年の念願がかなう!
下山する人も多いが、これから登山する人のほうが断然多い。八合目での休憩も場所がなく登山道の片隅で取るような状態。それでも登りのときと異なり立ち止まることがないのがよい。砂走りもスイスイ元気よく下る。約4時間で須走口五合目に下りられた。
ツア参加者53名のうち4名の脱落者がでたが、今回は脱落者の数が通常に比べて少ないとのことであった。
念願の富士登山であったが、他の山のように変化もなく面白味もなく感動も湧かない。永年の念願がかなったことでよしとしよう。
八合目 七合目(須走口下山道) 砂走り
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