ひとり山歩き2 : 金精峠ルートは断念して、菅沼・弥陀が池ルートで奥白根山に登頂しました。天気にも恵まれ景色を堪能することができましたので、その感想と写真を掲載します。

奥白根山(2,577.6m)登山

2001年6月18日(月) 快晴
1 行程
自宅(3:20) − 金精トンネルP(5:05/5:15) − 金精峠(5:35) − 金精山直下(6:10) − 金精トンネルP(6:45) − 菅沼駐場(6:50/7:00) − 弥陀が池(8:25/8:40) − 奥白根山(9:50/10:20) − 弥陀が池(10:55) − 菅沼駐車場(12:10/12:20) − 自宅(14:50)
2 自宅 − 菅沼駐車場  金精峠からスタートするも新米のルートではないと撤退!
5月29日(火)、男体山に無事登山できて体力的に自信が持てたので百名山のひとつ奥白根山に挑戦することにした。前日にガイドブックを調べ、金精峠から登るのが高度差が最も少なく、楽そうなのでこのルートを選んで、自宅(栃木県国分寺町)を出発。早朝のため思ったより早く金精トンネンル駐車場についた。
急坂を金精峠まで一気に登り、金精山を目指した。燧ケ岳が見え感激しながら歩を進めるうちに足場が悪くなり、ここは新米が危険を冒すべきでないと引返し菅沼ルートから登ることにした。
3 菅沼 − 弥陀が池 
駐車場に着くとすでに10台位駐車していた。準備はすでに整っているのですぐにスタートする。最初はゆったりした登りであるが、すぐに樹林の中をを急登する。左の写真のような道が続く。途中で男女のパーティを追い越すも、ほかには人に会わず。約一時間半で弥陀が池に着く。弥陀が池に着くと中年のカップルが写真を撮っていたので、シャッターを押してもらう(右の写真)。弥陀が池から頂上までは約300mの登り、頂上付近はきつそうな予感がする。
4 弥陀が池 − 頂上  頂上直下のガレ場で足がすくむ
最初は緩やかな登りだが、段々急な登りになる。金精ルートでの2時間弱の骨折りもあり、バテバテとなる。ビデオ、デジカメ、一眼レフと写真を撮りながら(休み休み)登る。燧ケ岳がくっきり見え、五色沼(右の写真)を見下ろす眺めもよい。頂上までは、池のところで会ったカップルと追い越したり追い越されたりが続く。頂上直下のガレ場は見通しがよすぎて足がすくむ。この辺りになると下山してくるパーティに何組か会う。平然とした顔で挨拶しながら行き交う(実際には、こわごわ)。なんとか頂上に着いたと思ったら頂上の手前であった。ここで写真とビデオを撮ってから頂上に無事到着(ヤレヤレという感じ)。
5 頂上  下りるのが心配で景色も楽しめず
頂上に着くと、三組のカップルが休んでいた。頂上からの眺めは全方位であり、天気もよかったので素晴らしい。素人の悲しさ、奥白根山近辺の地図しか準備していないので、遠方の山の名前がわからない。次に山に登るときは、遠方の山がわかる地図を用意すること。これが今回の一番の反省。それでも、男体山燧ケ岳(左の写真の中央)だけははっきりわかった。ガレ場を下ることばかり気になり、折角の景色も充分堪能できない。我ながら情けない。ほかの人達は場数を踏んでいるので平気なのかと思ったりする。

6下山  度胸がつきました!
カメラや邪魔になるものすべてをリュックに仕舞い込み、意を決して下山開始。ガレ場に差し掛かるとスタート直後に追い越したカップルが登ってきた。挨拶も上の空に、気をつけておりる。不思議にも、登りの時にくらべ恐怖感はずっと少なかった。難所を越えて、ホットする。前を下山したパーティは弥陀が池から五色沼に向かうが、こちらはそんな余裕なし。ひたすら下る。途中で何組かの登山パーティに会う。膝はガクガク、樹林の中ばかりなので気分転換がし難く、思ったより長く感じる。12時過ぎに駐車場に着いたらこれから登山するカップルもいた。
7 菅沼 − 自宅
車の中で軽い食事をとって、帰宅する。金精トンネル駐車場が満車となっていた。今朝は自分の車しかなかったのにと思いながら通過。家に帰ってTVのニュースを見て知ったのだが、金精山で地割れが発見されたらしい。その調査関係者の車が多かったのではと推測する。この頃になると疲労感はぐっと少なくなっている。最近、体を鍛えているお陰か。富士山登山(7月28日)までに登山に再挑戦しようと考えたりしているうちに、無事家に着く。

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