ひとり山歩き : 今回は男体山に登山しました。ガスのため景色を楽しむことはできませでしたが、初めての2,000m以上の山に登ることができ大変感動しました。その感想と写真を掲載します。

男体山(2,484.5m)登山

2001年5月29日(火) 曇り
1 行程
自宅(4:40) − 県営駐車場(6:30) − 二荒山神社登拝口(6:40) − 三合目(7:15) − 四合目(7:35/7:45) − 五合目(8:00) − 六合目(8:15/8:25) − 七合目(8:50) − 八合目(9:10) − 頂上(9:55/10:30) − 観音薙(11:20/11:30) − 登拝口(13:10) − 駐車
場(13:25) − 自宅(16:00)
2 登山のきっかけ  富士山に登る前準備!
日本で一番高い富士山にいつか登ってみたいものと、以前から考えていた。しかし閑と金がない、体力に自信がないといった理由で未だチャレンジしていない。昨年の10月にリタイアしたのを契機に衰えた体力を回復させるべく近所のクラブに入会し、筋力トレーニングと水泳に励んだ。そのお陰でスリムになり体力もついてきた。5月上旬のある日、富士山登山のチラシ広告を見かけた。この機会を逃したらもうチャンスはめぐって来ないと一大決心をして富士山登山ツアーに申し込んだ。そこで、恥をかかないように山に慣れておこうと考えた。どうせ登るなら栃木県で最も有名な山ということで男体山を選んだ。これが登山のきっかけである。【右の写真は半月山の展望台で撮影(2000年10月)】

3 自宅 − 登拝口  二荒山神社中宮祠に登山者専用駐車場あり
昨夜雨が降ったので心配していたが、雨はなさそうということで朝早く車で家(栃木県国分寺町)をでる。ドライブは順調であった。車を県営駐車場に停めて、二荒山神社中宮祠に向かう。あとで知ったのだが、中宮祠に登山者用の駐車場があった。
4 登拝口 − 四合目  
神社の受付で500円納めて、神主さんから道順等の説明を受けて登山開始。石階段(左の写真)から登り始め、三合目までは樹林の中を急登する。三合目から四合目は工事用道路の舗装した上を歩くので単調、それでも時々紫や白い花が咲いている。今までの人生で花とか樹木に興味がなかったのでその花の名前を知らないのが残念。四合目登山口の鳥居で休憩。中禅寺湖がやや霞んで見える。天気がよければ絶景だろうに。

5 四合目 − 八合目  ガレ場とガスに不安
四合目から五合目までは樹林の中を急登、工事道路で見かけた紫と白の花が時々見える。五合目の避難小屋で休憩を取っている人に挨拶して追い越す。このあたりからガレ場続く。ガスが時々湧いてくる(右の写真)。初めての経験なので多少心配になる。そのような訳で、足下の景色もよく見えない。見晴らしが良くても景色を楽しむ余裕はあったかな?六合目からは迂回路となっている(昔は直登できたのか)。樹林の中の迂回路とはいえ相変わらず岩場が続く。
6 八合目 − 頂上  
八号目からは道の様子ががらりと変わり緩やかな登りとなる。頂上が近づくと赤褐色の火山瓦礫となる。頂上から下山してくる人が霞んで見える。銅像が見え、奥宮が見え、右を見ると剣が見える。やっと頂上についた。ヤレヤレというのが実感。
7 頂上にて  2000m超の初登頂に感激!
頂上に行ったら、10人くらいの男女のパーティが休憩を取ってい。志津方面から来て、中宮に下山するようだ。頂上に着いて余裕ができ、景色を楽しもうとすれど、遠くは霞んでよく見えない(右の写真)。それでも頂上まで登れたという充実感は残る。程なく、五合目で追い越した人が登頂してきた。それぞれのカメラで記念撮影をする。

8 下山 − 帰宅
頂上にどうやら登れた。一応の目的は達したので、あとは無事に下山することが肝要。膝がガクガクし、岩場がきつい。天気がよければ足下の景色はよかろうに、残念!観音薙で休憩しながらビデオをまわす。中禅寺湖がどうにか写る。登拝口に無事到着。中禅寺湖畔から男体山を見上げると頂上まではっきり見えるのに、山の天気は不可解だ。
下山したら、安堵感からか心身ともに余裕あり、久しぶりに華厳滝によって写真を撮って帰る。

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